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カテゴリ:半生
漢詩つながりで
当時の同じ医局から派遣された僕ら師弟の状態を漢詩に託します。 以下は 兄である曹丕に兄弟の文字を使わずに兄弟の題材の詩を読め それも7歩以内に。できなければ処刑する。 と言われて、弟曹植が作ったという漢詩と言われています。 七歩の詩 曹植 煮豆持作羹 漉叔以爲汁 豆在釜下燃 豆在釜中泣 本是同根生 相煎何太急 豆を煮て豆乳を作り 豆をこ(漉)して汁にする 豆がらは釜の下で燃え 豆は釜の中に在って泣く 「もとは同じ根から生まれた間がら なぜそれほどひどく煮詰めるのかと」 曹丕はこの詩を聞いて、曹植の処刑をとりやめたと聞いています。 曹丕・曹植ともにすばらしい才能の持ち主でした。 でも才能の種類はお互い異なっていたのでしょう。 それを曹丕が受け入れていたら、 曹植の運命も少し変わっていたかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.26 21:10:29
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