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カテゴリ:観劇の感想
☆エイチエムピー・シアターカンパニー 『アラビアの夜』 作:ローランド・シンメルプフェニヒ 演出:笠井友仁 3月18〜20日 於:インディペンデントシアター1st 事前情報では、‘『アラビアの夜』というドイツ発の演劇’とだけ聞いていた。アラジンのような衣装を纏った役者さん達が登場するのかと思いきや… 舞台はとあるマンション。登場人物は管理人の男、同居している二人の女、その彼氏と、向かいのマンションに住む男。 お話は、9階から上の部屋で水が止まってしまった為、8階の部屋を管理人が訪れる。そこへ荷物を抱えたアラビア人の女が帰ってくる、というくだりから始まるのだが…台詞のやり取りがない!初めて体験する演劇。う〜ん面白い!とても芸術っぽい! 物語はマンションの階を行ったり来たり、そして過去の異国や砂漠へ飛びながら、朗読劇のようにも、ラジオドラマのようにも感じる不思議な世界を繰り広げる。あとで知ったのだが『語りの演劇』という作風らしい。 食い入るように観ていたが、単調なリズムに途中からちょっと飽きて来た。まだまだ芸術的な難しい芝居はニガテなようだ(^^;; 今回の公演は、アラビアチームとナイトチームによる、異なった演出の2本建てとなっている。因みに私が見たのはナイトチームの方であるが、もう一つの作品も気になる。ものすご〜く気になる。同じ脚本が、演出によってどんな風に変わるのか?もし、またこの作品の上演があれば、是非是非見てみたいと思う。 by かなた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.21 23:22:14
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