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トメ吉0208

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DVD『キング・オブ・ポルノ』

ツタヤでビデオを物色していたら、「キング オブ ポルノ」というタイトルが貸し出されていた。ちょっと見てみるとミッチェルブラザースの伝記映画という内容だった。「幻覚の共和国」という本の著者で、ガンでなくなった金坂健二さんのお宅を数年前に訪ねた時に、そのミッチェルブラザースの劇場の写真と劇場の中で行われていたアート系、ヒッピー系のイベントの写真を見せてもらった。いつもはポルノ映画をやっているんだが、こういったアート系のパフォーマンスもやっているので有名なところだという内容の話をしてもらった。

そういう場所として有名で、そういうことをやる人として有名なミッチェルブラザースを紹介してもらったのである。
 で、ビデオを借りてみてみると、まさしくその60、70年代カルチャーとして。ミッチェルブラザースの映画であった。それだけではない。映像を見ると覚えがある。サンフランシスコのオファレルストリートにいまだ存在する劇場なのである。売春婦のたまり場でオファレルのあたりは危ない。なのであまり行かない。でも、オーファレルにあったポルノシアターこそ金坂さんの言うミッチェルブラザースだったとはと映画を見ながら気がついた。サンフランシスコはあなどれない。ハイトを少し歩けば、ジミ・ヘンドリックスが住んでいた家とかジャニス・ジョプリンが住んでいたという家がある。でもぼくはそういうことには興味がないので、行ったことがない。昔住んでいたところに行ってもね、あんまり意味ないちゅーか。だが、いつもチョロチョロ見てるところに歴史がひそんでいるのだなとわかると、もっともっといろんな歴史が街の中にあったのね、という気がしてきた。そういえば、ジャック・ケルアックの小説「地下街の人ぴと」があんまりひどいので、途中でやめてしまったのではあったが、あの中にでてくるノースビーチは、いつもコーヒー飲みに行ってるノースビーチなので、舞台を空想しつつ読んでいました。エドワード・ブルックスという黒人カメラマンは、ビート世代で、シティライツブックスのローレンスさんなんかとも親しい人物だが、住んでいるところは二十世紀の初めにできたという百年以上たつアパートで、ビートが流行った五十年代なんて、ちょうど、そういう人種たちが借りていたという感じのところだった。でも、そういう歴史は映画とか本などにならないと普通誰もかえりみないものだったりする。日常だけは流れているのだけれど。






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Last updated  2007.08.02 19:44:20



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