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カテゴリ:眼差し
梅雨の季節は、これだから--- 朝、快晴になると思われた天気も午後から崩れ出し、 以後ずっと雨、いまも雨。 ウェブニュースをチェックしていたら、 この長雨で、また県内の数箇所が地すべりとがけ崩れ。 この3日間、ニュースを見ていなかったので、 台風4号の影響による大雨でこうした地すべりが当県内で発生していたことを、 知らないでいました---- これは、当県北部にある本吉町の近くの海岸道路上です。 以前から地元の方たちからがけ崩れ防止策を陳情されていた箇所だそうですが、 財政難のため予算が計上されなかったそうです。 放置されていたのですね-- けが人が出なくて幸いでした。 結局、道路の復旧工事が行われることになり、 がけ崩れが立証されたので、 その防止策も講じられることになりそうですが----、 先週も、県南部で、 この長雨のせいで地すべりが起こり、 主要道路もこのような(↑)状態になったばかりでした。 こうした箇所は、 きっと全国いたる地域にあるのでしょう。 もう耳にタコの「無駄な公共事業はしない」「必要な公共事業はやる(べきだ)」論は、 どの政党も同じ意見なれど、そもそも「本当に必要な公共事業」って、何なのか。 こうした雨季の長雨のたび、毎回毎回各地で発生するがけ崩れや地すべり。 それらによって寸断されたら困る主要道路の回復工事を毎回繰り返すくらいなら、 集あるいは、集中豪雨で容量を簡単に超えてしまう排水管で町や道路が川と化すことを思えば、最初からがけ崩れ防止や地滑り防止策を講じる工事や排水管の容量をどーんと増やす工事を国の事業として計画していただきたいものです。 地震災害時と違って、 そうした災害は毎回発生しいつどのようなときに発生するかもわかりきっているのだから---その道路が損壊したり破壊されてライフラインが止まってしまうような大事な基幹道路なら、そこの工事費や整備費用に防災費用も別途設けて、国の防災土木公共事業として10年なり20年なり30年計画なりでライフラインを守るための主幹事業を完成させて欲しい。 必要なダムの工事だの干拓工事もあるだろうけれど、 人の命やライフラインに関わることの方がより「必要な公共事業」じゃないかしら。 それなら、きっと誰も反対しないですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 25, 2007 06:39:00 AM
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