アウト・ドアめし

2015/08/09(日)07:05

チャー Cha rock free ロック自由 60コンサート 続く転がる石へ

音楽(404)

チャーのフリーコンサート情報がフェイスブックに上がったのは金曜日だったと思う。http://zicca-records.net/rockfree/行こうか、どうしようかと思っていたところで、日曜日にちょうど子供たちが、母方の親戚のうちに遊びに行くことになっていた。「おとうさんはついてこなくていい。」とも言われたのでその日は、自由にしようと思っていた。その矢先である。日曜礼拝が終わり、代々木八幡のカフェでコーヒーを飲んでいたところ、スマホに「残席あり」の情報がUPされている。時計を見ると3時すぎである。チャーのアルバムは最初のFree Spiritに感動し、1994年のFree Spiritは聴き込んでいた。その日比谷野音のフリーライブである。 迷わず、電車に乗って会場へ向かう。代々木公園から、千代田線で、霞ヶ関まで11分である。東京に住むメリットはアクセスの良さである。 スマホで、日比谷野音を検索すると、霞ヶ関のC4が近い。到着すると人の動きから、ライブのワクワク感の流れに紛れ込む感じがする。日差しを予測して、コンビニでハンカチと2リットルの水を買う。 会場に着くと、確かにまだ、チケットに余裕があるようで席番号が印字された、ROCK FREEのてるてる坊主のチケットを手に入れる。席の隣のおかあさんは、1979年の最初のフリースピリッツにも来ていたという無頼のチャー好きで、「6月の武道館は行かれました?」と話が弾む。ダメもとで、日比谷に来たら、残席があるとのことで、慌てて会場に来たそうだ。痴呆母の介護食を準備して、慌てて会場に駆けつけたという。そういう年頃の方が大勢来ているし、長髪のおじさんたちもビール片手にタバコをふかして後ろの方で立ち見している。 演奏が始まり、気がついたのが、チャーの演奏が、その場対応力の連続で繰り出される、リフやコードワークで、佐橋佳幸さんとのやり取りでわかるのは、演奏した内容を記譜できるくらい覚えていることだ。大きくなった龍之介くんに、「なんかやれよ」と言って、ジミヘンのリトルウィングが始まり、しっかり合わせていく。このライブがその場で音が生まれる場所であり、そのワクワク感と楽しんでるギターフレーズ感がすごく心地よい。バホの石田さんが7月8日に亡くなられた。追悼を込めた曲「happens」も演奏される。13歳のイワモトアキラくんや龍之介くんなど、次の世代にスピリットを繋げている。このブログを書きながら、過去の映像を見ていた。PINK CLOUDの武道館解散ライブのあと、すぐジョニー・ルイス・チャー日比谷野音を開催している。チャーにとって、武道館に続く野音は特別なけじめの付け方なのかもしれない。終わらない音楽ロードはまだまだ続く。高齢化社会を迎える日本でのかっこいいギターおやじとして、まだまだそのサウンドを繰り広げてほしい。 あと、前半終了後、30分の休憩があり、その間、コンビニにビールを買いに行ったが、後半の演奏が始まってから会場に戻ったのだが、休日の霞ヶ関のビル街に爆音が鳴り響いているのがすごかった。なんか、ワクワクしてくる。

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