アウト・ドアめし

2015/09/16(水)05:10

ユーラシア大陸を駆け巡る馬頭琴の音色

音楽(404)

テンゲルでは、モンゴル体験ができる。その1つが、馬頭琴のコンサートである。毎晩、開かれる。親子連れの家族が、大きなパオに集まって、演奏がスタートする。演奏者はムングンさん。アユルザナ ムングン(Ayurzana MUNGUN) 1982年3月31日生まれ モリン・フール(馬頭琴)奏者 学歴 1999年「モンゴル国立音楽短期大学馬頭琴学科」卒業 2005年「モンゴル国立芸術大学馬頭琴学科」卒業 職歴 2000年「大空のメロディ」メンバー(現役) 受賞 2002年「モンゴル馬頭琴コンクール」入賞 2本の弦で曲を表現する。リズムは走る馬だし、馬のいななきや息遣いも表現される。素人レベルの演奏ではない。チ・ボラグさんの曲を2曲演奏されていた。 チ・ボラグさんは内モンゴルの方だ。 演奏が終わって、写真タイムとなる。家族連れがムングンさんと写真を撮る。うちは、空くんが眠りに落ちたので、妻と子供たちはゲルに戻った。 質問タイムとなる。まず、高等学校の音楽の先生が、調弦について質問される。B♭とFの4度差になっている。2本ある弦は、向かって左が高い。1弦が低く2弦が高い。 モンゴルの馬頭琴が、東の中国へいくと二胡になり、西にいくとドタール ドゥーサになると考えていた。ユーラシア大陸では2弦楽器がエリア毎に変化していると思っていた。ラグ麺 初台タリム 楽器ドタール 帽子他 その辺をムングンさんに質問したがあまり知らないとのこと。 それにしても、音楽専門用語の混じる質問を訳すテンゲル 藤村さんの通訳レベルはすごい。日常会話レベルではないと思う。 音楽がきっかけで非日常な音楽世界が開いた感覚がある。質問した高校の先生は、打楽器の専門家でした。 ホーミーの唸り声がふたコブらくだのいななきにも聞こえるのだがどうだろうか。先日、ウイグル育ちの内モンゴルの方と話した。道路が悪いので、馬に乗るのことが当たり前だったそうだ。自分はまだ、馬に乗ったことがない。 モンゴル平原には、日本と違う風が吹いていそうだ。

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