ジュネーブ0.01％以下の快楽

[スイスうるるん滞在記] カテゴリの記事

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• 月曜日の夜はあいのり

  １週間の中で、唯一、ぜったい欠かさずみる番組。それは、フジテレビの「あいのり」(･o･)ﾉ ﾊｰｲ!!修士論文を執筆中の最後の半年間は、テレビを一切禁止していたが、唯一、週一回のあいのりだけは、例外扱いをしていた。どんなに時間が空いたとしても、月曜日の夜にはバイトはいれなかったし、今でも絶対に残業はしない。好きなライブに行っても、あいのりの時間までには帰宅する。友達とも約束を入れない。あいのりを見た後には、かならずあいのりのWEBをチェックしなおす。「今週のあらすじ」が、だ～っと書かれているので、翌週、あいのりを見る前に、一度見返したりする。というくらい、もかはあいのりが大好きだ。(･o･)ﾉ ﾊｰｲ!!あいのりに参加したいと何度思ったことか。。。（今でも思ってるけど）恋愛バラエティ番組と称し、4人の男性と3人の女性が、ワゴン車に乗って、各国を貧乏旅行をする。その過程で、自己を見つめなおし、友情が芽生え、恋愛が芽生え、みごと恋愛が成就したら、カップルになって帰国する。いろんな人間像が描かれているところももちろんおもしろい。恋愛渦中の心の動き、嫉妬、愛憎、恋しい、楽しい、うれしい、そんな気持ちもとてもなじみがあるもの。なによりも、いろんな国々への「貧乏」旅行ってのがいいのかもしれない。庶民的だし、旅行の貧乏度合いからは、もかも旅をしているような錯覚もまた楽しいからだ。そして、おいしかおいしくないかは、わかなんないけど、これまた、現地のフレッシュな料理とそれを食べた反応が直に見えるってとこかもしれない。なんだかんだいっても、人生、食が一番ですから～♪　モカの場合。でも、実際のところ、あいのりは、ただの恋愛バラエティにとどまらなくなっている。食文化をはじめとして、人種差別の現場へ訪れることもあるし、環境問題、家族の問題・・・参加しているメンバーももかとは違う世界で生きてきている人。いろんな価値観を持った人間の、内省的日記に垣間見られる各々の思考のバラエティ。地球上のどこかで、毎日いろんな問題が起こり続けている。その現場へ目を向けるチャンスを提示してくれる。そして、映像の編集テクがまた参考になる。モカ、ラテにとって、映像編集技術は、興味のあるもので、仕事や趣味でも使ったりするし、編集者のユニークな突っ込みどころが、気に入っている。最近は、ラテも一緒にあいのりをみている。そして、ラテもはまってきた。さらに、今週のあいのりは、なんとヨーロッパのオーストリアに突入したのだ。オーストリアといえば、ウィーン！ウィーンといえば！そ～　もか、らて、昨年のクリスマスはウィーンだった。そして、はまってしまったシュニッツェル（薄っぺらぺらカツ）を毎日食べた日々。ラテは、旅の二日目から体調を壊して、ずーーっとホテルで寝ていたけど。→ウィーンにてリベンジ失敗ウィーンに突入したピンクのあいのりワゴン車をみて、モカ、ラテ、ハイタッチ♪して喜んだ。しかも～なんとなんと、あいのりのワゴン車が進んでいる地図を見てみると、ハンガリーから、オーストリアに入り、さらにそこから西に向かっているではないか！オーストリアの西！って、もしやもしや、次はスイス～♪?かなり心が躍ってきた、モカとラテ。スイスでの貧乏旅行っていったいいくら？いったいどんな？ｷｬｯｰ (^ω^*))((*^ω^) ｷｬｯｰ・・・と、期待させておいて、いきなりドイツ方面に行ったりして(=;ェ;=) ｼｸｼｸ今週のあいのりは、オーストリアに入国したばかりだから、しばらくオーストリアが続くのだろう。次のあいのりの行き先が気になる、モカラテ。実際のピンクのラブワゴン車は、放映よりももっともっと先に行っている。だから、もし次がスイスなら、すでにスイスに入国しているころだろう。以前、モカの友人が南米でラブワゴンに遭遇したことがある。ということで、スイス在住の皆様、どなたかスイスでピンクのワゴンを発見していませんか？ﾖﾛｼｸﾖﾛｼｸ

  2006年03月15日

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• ウィーンにてリベンジ失敗

  寒空の長い暗闇を抜けるとそこは．．．ウィーンだった。(￣￣￣￣□￣￣￣￣)ﾁｯ・・・残念。本当は雪国を期待して、夜行列車の窓のカーテンを開いたのに。ジュネーブから15時間かけて、東方、ウィーンに到着したクリスマスイブの朝。一面の銀世界はなかったけど、それでも十分寒い。そして「こんなに寒いのをがまんしているに雪景色が見れない」ことに憤りを覚えた。南の島で育ったもかにとっては、未だに、真っ白な雪景色はやっぱり憧れなのだ。そして、先日のパリ4泊5日の旅をモカの吐き下しで潰したモカラテ。これから始まる4泊5日の旅に、リベンジを心に誓っていた。前日、電車に乗る前までモカのお腹は少しくだり気味だった。ちょっと気になっていたけど、ウィーンに着いた朝、もうお腹は元気になっていた。ゴロゴロもしてない。(´▽｀)はぁぁ・・♪ステキ～♪よかったぁ、これでパリ旅行の雪辱を果たせるね～♪ラテ♪に報告・・・と・・・事実は小説より生成りとは、こういうことも言えるのだろうか。ベッドから顔を出したラテの顔が心なしか、曇ってる。もか「ラテ？気分悪いの？」らて「う、う～ん。いや・・・なんか喉が変な感じが…するようなしないような。」あら。ラテ・・・。そしてとにかく、電車はウィーン駅に到着した。ホテルに到着し、部屋の扉を開けると、もか、呆然。ん？部屋のなかに部屋がある・・・って、これがうわさのスイートルームってやつ?!w(￣o￣)w ｵｵｰ!すいーとるーむ。初めての宿泊。部屋の中にドアが付いた部屋がある。キッチンがある。リビングルームがある。かっこいいいいいい。すげーーーーー。ところで、数年前に知った衝撃の事実だが、スイートルームって「SWEET　ROOM」だと思っていたのはモカだけではないことを願いたい・・・(* v v)。 ﾊｽﾞｶｼそれはさておき、夜はクリスマスディナーで親戚宅へ集合することになっている。それまでにクリスマスギフトを買い求めて、ホテルでラッピング大会をしなければいけないらしい。センター街まで歩いていく。その道すがら、もかの視線はずっと高いほうに釘付けになっていた。ウィーンの町並みはバロックの建物が所狭しと並んでいる。重々しい外観には、丁寧に人物のデザインが施されている。この街の景色は古いまま時間が止まってしまったように感じる。ジュネーブでは感じることができないこの感覚。まさに「ついにヨーロッパに来た」という圧迫のある景色だ。そして、、、上を見続けていたもかの首は疲れた(;-_-) =3 ﾌｩそんななか、途中の美術館でトイレに駆け込んだラテが顔を歪めて帰ってきた。ラテ「下痢だ・・・」あら・・・お腹のゴロゴロはどうやらラテにうつったらしい。まぁ、モカ用の下痢止めを持ってきたから、なんとかなるでしょう。そんな気持ちでラテを見守った。そして、ラテは・・・「でも大丈夫。v(･_･) ﾌﾞｲｯ」と笑った。実は、ラテにはどうしても今潰れるわけにはいかない大きな理由があった。ウィーンの伝統料理シュニッツェル。ラテの大好物。ようするに、薄っぺらいトンカツなのだが。これがめちゃうまいらしい。実は、ラテ、これを目当てに、毎年ウィーンに来ている模様。「モカと一緒に食べたい」という2年越しの思いがラテを支えていたようだ。そして、無事クリスマスギフトを確保して、シュニッツェルとやらを食べに行った。なんとみなさん行列を作っている。ほほー。なるほど。これは食うておかねば。並び続けて並び続けて、ついに席に案内された。そして、ついに！シュニッツェルとやらが目の前に置かれた。ｗ(￣△￣;)ｗおおっ!なんと、皿からはみ出てる。皿はまるで見えない。皿の、2回りも3回りも大きなぺらぺらトンカツ。んで・・・おいしーー！(T▽T)!うますぎるよこのシュニッツェル～る～る～♪モカが喜び、ラテは満足。そして、この日からもかは毎日、毎日シュニッツェルを食べ続けた。かつてのラテ少年が、ウィーンで毎日食べて周りの人を呆れさせたように・・・。シュニッツェルを食したラテは、その顔に血の気が戻った。食事の後、ホテルで束の間の休息。夕方、親戚宅へ向かった。ウィーン郊外にたたずむログハウス。あったかい暖炉が絵本で見たクリスマスのイメージを彷彿させる。ここがラテ家族が毎年帰ってくるクリスマスの本拠地だ。到着したら、みんなもかのことを知っていた。いや、、、約一名、モカをみて手を合わせ、深々とお辞儀をするラテのいとこがいる。どうやらインド人と間違えているようだ・・・ラテも戸惑ったけど、とりあえず彼には彼がやりたいようにさせることにした。その結果、その日も翌日も、彼はモカに対して手を合わせ、深々とお辞儀をすることになった。いつか、もかがインド人ではないことに気が付いた日、彼は衝撃を受けるかもしれない。。。とにかく、みんなもかに逢えることを心待ちにしていてくれたらしい。クリスマスギフトまで用意されていた。ぐふふ♪ウィーンといえば・・・の、名物中の名物。世界に誇るホテルサッハーの「サッハトルテ」を丸々一個とホテルディナーのレシピ集をラテモカへといただいた。うほほほ♪と、、、大喜びしたいところだが。実は非常に気まずい。もか。クリスマスディナーが済み、みんなでキャンドルを灯す。クリスマスギフトを目の前にして、心躍りつつも、みんなでクリスマスソングを大合唱した。そんななか、もか、(p.-)(ρ.-)(p.-)(ρ.-)ねむねむ。寝ちゃダメ！そういいつつ、足をつねったりしてみたけど、ゆらゆらゆれるキャンドルとメロディが疲労に心地よく、ついに、みんなが歌っている最中に寝てしまった・・・そして、次にハタと目が覚めたときは、部屋に電気がついており、もかの足元にもかへのプレゼントを配り終えたところだった。もか、さいて～・・・歌も歌わずに、プレゼントが配られた瞬間に目覚めるなんて。かっこ悪い・・・ていうか、気まずい・・・ありがとうを言うチャンスも逃してしまった・・・そして、そのまま半分寝たままラテに引っ張られて帰宅についた。きっとみんなももかがプレゼントに大喜びをすることを期待したかもしれないのに。（してないかもしれないけど）そして、帰宅したホテルで翌朝待っていたのは、扁桃腺がパンパンに腫れたラテだった。どうやらシュニッツェルを食したことでラテのウィーン滞在の目的は果たされたようであった。ここからラテの体調急降下。熱がでるラテ。とにかく、クリスマス当日なので、また昨夜のログハウスへ行く。しかし、もうラテはぐったりしている。なんとか、ランチは済ませたものの。久しぶりの従兄弟や姪っ子たちとの再会なのに、ラテは動きたくない。そして、熱はどんどん上がる。扁桃腺はどんどん腫れる。喉の両脇から腫れてきたので、ラテは呼吸をするも辛くなっていた。夕方ホテルに帰宅したら、ついにお医者さんを呼んだ。ラテ、ウィーン二日目にてダウン。先日のパリ旅行に引き続き、ウィーンにて、ラテは最終日までホテルのベッドでおやすみすることになった。。。モカラテ、またしても旅行を潰してしまった・・・。ラテ･････(￣。￣ )ﾎﾞｿ...「でも、シュニッツェルまではなんとかセーフだったからとにかくよかった・・・」・・・ラテ。もかは、そんなあんたが、大好きだ。

  2005年12月30日

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• 最高のクリスマスプレゼントは・・・

  １９日深夜、ジュネーブ到着。のモカとラテ。はぁぁぁぁ。１５日のお昼にパリ入りし、遠距離終了の記念旅行、４泊５日のパリ旅行だったのに、３日目のお昼に食べたラザニアにあたって、吐き下し、パリの大半をトイレとベッドで過ごした。本日、ジュネーブに来て5日目。胃の調子は戻ったけれど、腸は相変わらず不調。昨日まではエライ下痢だったけど、今日はどうかな。ヨーロッパの薬はモカにはあわないらしい。一昨日は、そろそろ元気になったかと思い、友人宅への夕食のご招待にラテといってきたが、、、食後に撃沈。友人のベッドで朝を迎えました。もか、さいてーーー。精魂込めて夕食を作ってくれた友よ、料理は本当においしかった。撃沈したのは料理のせいではないことを、声を大にして伝えたい！・・・もう遅いかも。ぐぅぅぅ。ちなみに、今回の「遠距離終了記念　パリ4泊5日の旅」はラテのプレゼント。なのに、、、またもや、もか、さいてーーー。まぁ、しかし。お腹がゲロゲロしてても、昨夜は、ラテ家家族でクリスマスディナーラテん家のシェフはすご腕。毎晩のように気合の入った食事を作ってくれる。外で食べに行くよりも、お家にいたほうが確実においしいものにありつけるこの幸せ。てなことで、クリスマスディナーに登場した鳥の丸焼きもいい感じ。すご腕シェフが、料理に熱を入れている最中、他の家族は家のあちこちで隠れてごそごそやっている。モカは、ロフトに上がりこんで、、、ラテは自分の机で、、、ラテ母は、自分の部屋で、、、ぐふ。そう、クリスマスプレゼントのラッピング大会だ。そして、ラッピングができたものから順番に、ツリーの下に並べた。あらまぁ、たくさんのクリスマスプレゼントが並んだけれど、なにやら、リボンやらラッピングペーパーやらがみんなおそろいだ。そりゃそうだ、家の中にあるリボンやラッピングペーパーを使ってますからみなさん。でも、なんだかわくわくするね。どれが誰のかなぁ。どれがなにかなぁ。じーっとみつめたら卑しそうだから、時々、チラリとツリーの下のプレゼントたちに目をやるモカ。むふふん。たのし。用意が整ったら、さぁ、ワインを注いで、クリスマスディナーが始まる。もか、初めてフォアグラを食す。続いて、ほろほろ鳥の丸焼きが登場。それに、焼きりんご。デザートは、カシスのアイスクリームケーキだ。甘酸っぱい。でも、ブラックジェリービーンズの味がする・・・そして・・・本日、二つ目のパーティへ。今度は、お食事の場所を移動する。ディナーを食したデーブル席から、クリスマスツリーのある、ソファールームへ。部屋の電気を消して、クリスマスツリーにキャンドルをともす。みな、ソファーにゆったりと腰掛ける。そして、、、まるまる太ったシャンパン登場！あは。四月を思い出すなぁ。あの時は、モカラテのバースデーディナー。今回のクリスマスディナーよりも鮮烈な思い出がある。あのバースデーディナーの後も、こうして、ソファーに腰掛けてシャンパンが登場した。あのときは、もかの論文合格の祝い。そして、今回はラテの論文合格の祝い。ちょうど昨日、ラテの論文冊子が仕上がったばかりだ。10日前に論文の口頭審査を受けたラテは、満点で審査を通過したらしい。いやぁ、めでたい、めでたい。これで、今年は、モカ、ラテ、二人そろって、晴れて、学位ゲット。いやぁ、ここまでの道のり。正直言って長かったよ。二人とも、自分のふがいなさにいっぱいいっぱいイライラしたし、難しい論文、大量の論文を読み続けることにも嫌気がさしてたし、学位はもう捨てようかと何度も思ったし、時間に追われて、締め切りに追われて、何度も昼よる逆転生活だったし、泣き崩れたし。「もう、しばらくは研究や論文から離れようね。もう論文には触りたくない！　」ってなとこで、モカ、ラテ意見が合致♪長い学生生活も一時休戦です。・・・一時休戦？そうね、、、一時休戦かも。なんだかんだ言って、いつか二人とも戻ってくるのかなぁこの世界。今は考えたくないけどさ。今は別のことがしたけどさ。そして、ラテが論文合格を高らかに報告してシャンパンが開け放たれた。グラスに注いで、乾杯。感無量じゃ。そして～シャンパンに酔いしれながら、クリスマスツリーの下のプレゼント達が次々と配られる。わお～もか、いっぱいもらっちゃったよ～。予想外にいっぱいいっぱいもらっちゃったよ～。yupanquiのCD（スペイン語）×2枚映画のDVD（フランス語）×３枚オペラDVD（ドイツ語）×１枚服アクセサリー・・・・。えーっと。外国語が多すぎますけど、もし。どないせぇっちゅーの。今日はこのクリスマスディナーの前にもすでにいっぱいもらってる。でも、なんだかんだいって、やっぱりプレゼントってうれしいね。でも、やっぱり一番うれしいクリスマスプレゼントはラテの論文合格の知らせなのかもしれないな。がんばったラテを心から尊敬します。こうして、夜は更けていった・・・そして23日今夜、モカ、ラテ、ラテ母の三人はウィーンへ向かいます。ラテご両親の本家のあるウィーンにはクリスマス休暇に親戚一同が集結する。ラテパパは、、、あほなことに、二日前に道路の穴に足を突っ込んで足の靭帯損傷。ウィーン行きをキャンセルすることに決めた。さて、困った。モカの今回のスイス訪問は、ラテ家への婚約の挨拶が目的だ。まずはじめにラテ親に挨拶を。。。と思っていたが、いまだにチャンスを確保していない。なんかねー、実際に「挨拶を」となると、モカもラテもどうきりだしていいのかタイミングがつかめない。もかの実家での挨拶は、うまくいったけど、今は、ラテ自身もなんとなく照れくさいらしく、切り出せないのだ。さ、どうなる、モカラテ。無事、挨拶を済ませることができるのだろうか。そして、ラテ家にとってのハッピークリスマスプレゼントになってくれるといいんだけど。なによりも、みなみなさま、先日は、裏から表から、たくさんのたくさんの本当に暖かいお祝いのメッセージをありがとうございます。もかもラテもメッセージを一つひとつを何度も読み返して、喜びにあふれております。今後とも、かわいがってくださいますようよろしくお願いします。いつも応援してくださる楽天の友へメリークリスマス2005　ジュネーブから愛を込めて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もか　らて　　　　　　　

  2005年12月23日

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• スイスから沖縄へ：帰国もまたドラマ

  先日、ジュネーブ上陸時には、空港で預けた荷物が出てこないというプチハプニング もあったが、なんだかんだと、約一ヶ月の滞在期間を終了し、4月下旬に帰国の途に就いた。思えば、このブログ、ジュネーブ滞在中はモカとラテのラブラブ情報局になるかと思いきや、未だにラテが一度も登場していないという、、、なんてこったい。しかも、ここでラテの名前を初めて目にする方も多いかと思う。すまなんだ。しかも、、、モカって誰？と思っている人もいるかと思う・・・ダブルであいすまなんだ。簡単に言えば、モカとは、σ(￣。￣) ｵｲﾗのこと。ラテとは、モカがジュネーブに行く最大の理由となっている片割れ君だ。そのうち改めてブログに登場することになると思う。ヽ(ﾟ▽､ﾟ)ﾉ ｳﾍﾍﾍさて、先日、2週間ほどブログの更新が留まっていた。実はこの間にモカはジュネーブから帰国していた。帰国して、淋しくて淋しくてブログが更新できなかったとか？―――いや、そうじゃない。帰国して、部屋の電話回線が未納のためぶち切られていたとか？―――いやいや、そうじゃない。実はジュネーブから、ロンドン経由、東京経由、そして羽田経由で、沖縄の石垣島・与那国島に飛んでいた。話は、帰国日のジュネーブに戻る。この日、モカは朝からトランクの上に座ったり、押したりしながら、なかなか閉まらないトランクにイライラしていた。閉めようとすると、必ずリエット缶が落ちてきたり、挟まったりする。リエットは大好きだけど、このときばかりは、もう置いて帰ろうか！とさえ思った。だってよぉ、早くトランクさえ閉まってくれれば、飛行機の出発時間までラテと(..)(･.)(: )(¨)( :)(.･)(..)ｺﾞﾛｺﾞﾛできるわけだし。そして、大奮闘中のモカを知ってか知らずか、ラテは自分の部屋でパソコンをパチパチしてた。ま、淋しいんだろうなぁ。帰る手伝いなんかしたくないんだろうな。とりあえず、飛行機の出発時間の3時間前にはトランクが閉まった。ということで、一度空港に荷物を預けに行く。前夜、自宅の前でみつけた空港用のカートにトランクを載せて、二人で空港へ向かった。カートは、たぶん近所の誰かが空港からそのまま帰宅して、家の前に捨てたんだと思う。モカも、到着した日は同じように空港から荷物を載せたカートをゴロゴロ押して家まで歩いてきて、カートはその辺に捨てた。そしたらいつのまにか無くなっていた。空港で荷物を預けて、チェックインを済ませたら、出発まであと1時間半ほどあった。とりあえず、1度帰宅することにした。空港から自宅までは、歩いて10分はかからない。これから取り残されて淋しいラテと最後の(..)(･.)(: )(¨)( :)(.･)(..)ｺﾞﾛｺﾞﾛした。(..)(･.)(: )(¨)( :)(.･)(..)ｺﾞﾛｺﾞﾛしながら、涙のストックはいっぱい使っておいた。さて、出発時間まであと40分。再び空港へむかって歩き出した。今回初めて見送られる立場。笑ってｼﾞｬｧﾅｰ (ｷ▼O▼)/~~~~ってやった。モカもラテもがんばった。笑顔で見送るエネルギーって結構なものだ。そして、ついに飛行機はジュネーブを飛び立ってしまった。約2時間後、ロンドン・ヒースロー空港へ到着。しかし、ちょっとしたトラブル発生のため、東京行きの乗り継ぎ時間がほとんどない。あわただしく、東京行きターミナルへ駆け込む。飛行機の中は人がいっぱいだった。モカの隣はナイジェリア人の男性だった。東京で大学院博士課程を卒業したばかりで、オーストラリアに就職が決まったばかりだという。オーストラリアに行く前に、ちょっくらナイジェリアに帰省してきたところらしい。12時間のフライトでしばらくおしゃべりをした。ようやく成田に到着すると、到着ロビーまで二人で歩いた。途中でホワイトボードになにやら張り紙がされている。で、、、なんでだよ、モカとそのナイジェリア人の名前が書かれている。成田空港に呼び出しをくらった。で、用件は？なぜか、うちら二人とも、手違いによって預けた荷物がまだヒースローだという。あら、ありがたい。ってことは、きっと明日あたり自宅に送ってくれるのね～今日持って帰らなくていいのね～、あの重たいヤツ。どうせ成田から自宅に送るつもりだったから、ラッキ～。で、申し訳なさそうなブリティッシュエアが明日荷物を宅配してくれることになった。(￣皿￣)うしししし♪しかし、問題はナイジェリア人男性。彼は今、オーストラリアに向かう途中ときたもんだ。当然、オーストラリアには住まいもまだ無い。いろいろ、ピーチクパーチク係員と話していたが、そこでモカは彼とバイバイした。結局荷物はどうなったんだろうか。。。残念ながら続きはしらない。成田から自宅までは3時間ほどかかる。安い電車を乗り継いで帰ろうとするからこうなる。成田エクスプレス、、、高いしさ。しかし、この3時間のあいだも世の中の時間は流れていた。成田からの長旅を終え、ちょうど自宅に入ったとき携帯が鳴った。背中の荷物を降ろしながら、応答した。もしもし？――　おばあちゃんが亡くなった。今年93歳のおばあちゃんがたった今亡くなった。共働きの両親に代わってずっとモカを育ててくれた大好きなおばあちゃん。最近、調子がよかったから、え？ほんとに死んじゃったの？ってな具合だったんだけど、電話を受けてまず思ったことは、――　よかった。間に合った・・・ということだった。調子がよくても、93歳。いつか、どうにかなっても不思議ではない年齢だから。それから、すぐネットを開いて羽田空港のフライトをチェック。さっき背中からおろしたてのリュックの中身を整理しなおし、翌日の荷物の宅配についてブリティッシュ・エアに電話したり、成田空港へ電話したり。喪服を調達しに行ったり、仕事先へ顔を出したりして、もっとも都合のよいフライトで、沖縄・石垣島へ飛んだ。東京は、単に沖縄行きのフライトをチェックしに帰っただけとなった。哀しいことに、ちょうどJALのバースデー割引が適用される期間なのに、28日前までに予約をしなければいけないらしく、使えず。欧州帰り、職無し、一文無しのモカ、予定外の帰省により往復13万円が飛んだ～。ばあちゃん・・・この時期に呼ぶなら呼ぶと言ってくれ～でも、ばあちゃん、モカがスイスから戻ってくるの、待っててくれたのかな。今なら、職無しだから、身軽に沖縄まで飛んでいける。なんだかんだいって、最高のタイミングだった。石垣島の空港で、関西、九州、関東、沖縄本島、諸々から、時間差攻撃で、次第に集まってくるいとこやおじさんおばさんたちと久々の対面を果たした。みんな、モカがスイスからギリギリセーフで舞い戻ったことを、喜んでくれた。ところで、なぜ地元に集合ではなく、隣の石垣島に集合するのか。それは、小さな地元、与那国島には火葬場がないから、石垣島で火葬をするしかないのだ。与那国島では基本的に未だに土葬を行っている。小さいころからクリスチャンだったおばあちゃんは、真っ白なカサブランカがひしめきあう教会でとっても綺麗な告別式をした。そして、ピンクの服を着て微笑むばあちゃん。告別式の30分後。赤や黄色や紫や、色とりどりの花で溢れる棺が、釜の中へ入った。たくさん、たくさん、涙が溢れて止まらなかった。モカよりも小さなおばあちゃん。おんぶして、抱っこして、引っ張りまわして、いたずらして、、、。歌もいっぱい教えてくれたし、英語も教えてくれた。かわいい、かわいいばあちゃんだった。やさしいばあちゃんだった。火葬場からお骨と供に空港へ直行し、ばあちゃんと一緒に過ごした与那国島へモカも一緒に帰宅した。腕にまとわりつく湿った空気と真っ赤なデイゴの花が、与那国島に夏をぶちまけていた。照りつける陽射しを浴びながら、真っ白で包まれたばあちゃんをぎゅっと抱きしめてみた。

  2005年04月29日

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• ジュネーブ生活の醍醐味

  先月、卒業式を終えてすぐスイスへ飛んできたσ(￣。￣) ｵｲﾗ。現在、学生でもない、仕事人でもないσ(￣。￣) ｵｲﾗは、ジュネーブで何をしているのか。ちょいと振り返ってみる。ここジュネーブでは、何度かエセ学生生活を堪能してみた。しかし、ジュネーブ大学へ通う目的の大半は、教室に侵入することではない。ジュネーブ大学の図書館は憩いの場だった。毎日、学生として、労働者として時間に追われ続けていた東京では、なかなかゆっくりとした時間は確保できなかった。仕事をしなければ、生活ができない。しかし、仕事を優先し続けると、自分の研究に割り当てる時間が減り、先に進めることができない。学生であることと労働者であることのバランスを保つことはいつも葛藤だった。仕事も学生も、時間が足りない。でも疲れたから休みたい。でも休んでいる暇は無い。休んでいる暇があったら、学業を先に進めなければ！仕事を終えなければ！友達と遊びに行くことも諦めた。買いたいもの、欲しいものもたくさんたくさん諦めた。金銭的な葛藤、時間の葛藤、・・・たくさんあった。体が起きている時間は、ほとんど仕事か大学関連の所用をこなす。自分の時間なんてなかった。ところが、ここジュネーブでは、自分の時間がたくさんある。大学の論文はもう終わったし、仕事には通えないから。ジュネーブ大学文学部の図書館には、日本文学書籍が揃っている。川端康成全集、三島由紀夫全集＊＊＊＊全集＊＊＊＊全集・・・揃っている揃っている。しかも、誰も読んでいないらしく書籍はとても綺麗。(*^m^*) ﾑﾌｯ開いた形跡もないし、折り目もついていない。自分の研究関連の論文に目を通すのが精一杯だった学生生活を脱出し、ようやく知的余暇を過ごすことができる。と思った。実際には、余暇を過ごしている暇はなかなかなかったけど。ということで、読書室通いは次回のジュネーブ滞在の楽しみとなったが。☆(*^o^)乂(^-^*)☆ ﾔｯﾀﾈ!!図書館の活用方、もう一つは、作業場としての空間である。大学院時代にはゆとりを持って挑めなかった細かな作業をこなす。ひさしぶりにペンを握って直筆の手紙。履歴書の作成。ビジネスカードの作成。紙と鉛筆さえあればどこでもできる（はず）の仕事、諸々。。。黙々と作業をこなす。といいつつ、ほとんどできあがらなかったけど。意外と忙しかったスイス滞在。実は、ジュネーブ大学の図書館は、市民に開かれている図書館だ。月ごとに受付でパスワードを申請すれば、持参したパソコンでインターネットが利用できる。無線LANも完備されているので、便利だ。パソコンに無線LANが内蔵されていない場合は、LANケーブルを持っていってみましょう。差込口があったので、使えるはず。ということで、ジュネーブでは主に大学近辺をうろついていました。ちなみに、教育機関への侵入はある意味σ(￣。￣) ｵｲﾗの趣味。日本にいるときももちろん、以前、海外でインターンシップをしていたときも、仕事の休みをもらい、近くの小学校や高校で一緒に授業を受けさせてもらったことがある。いや～実に興味深い。特に、海外の義務教育機関などはね。_(^^;)ゞということで、少々ジュネーブ滞在を振り返ってみた。ジュネーブですることがな～いY(>_

  2005年04月11日

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• もぐり大学生vol.3-近代文学史編

  個人的に好評につき、さらに謳歌してみる。ジュネーブ大学エセ大学生活vol.3vol.1とvol.2は以下参照潜り込みvol.1日本語古典文学講義潜り込みvol.2子どもの言語習得講義実は、今回のもぐりvol.3は、かなり馴染みやすいクラスだった。さて～、いつものようにジュネーブ大学の階段をのぼる。～～┌(*￣)┘┌(*￣￣)┘┌(*￣ ￣)┘┌(*￣‥￣*)┘ｽﾞﾝｯもぐり記vol.2で、コメントをいただいたとおり、優雅にのぼってみる。。。か、どうかはしらないが、とりあえず、ゆっくりのぼってみる。４階まで無事到着した～今回は、あまり酔わなかった。廊下の奥の扉へ直進する。ドアを開く。おお、１５人ほどの生徒が座っていた。今回は今までのなかで一番にぎやかなクラスだ。そして、、、またしてもちょっと遅刻か？すでに中央のテーブルの周りの席は空いてなかった。。。壁側にもいくつか椅子がおいてある。ちっこいテーブルがくっついている椅子。それに席を取る。教室を見回すと、見たことのある顔がチラホラ。もぐり大学生vol.1の「日本語古典文学」講義の時のクラスメンバーが何人かいた。ちょっぴり「ホッと一安心」＆「またコイツきやがったって思われているかな？の微妙な緊張感」が、同時に脳裏を交錯した。まいっか。ま、大丈夫だろう。いつもどうどうと侵入するようにみせかけるけど、本当は緊張感だってついてまわる。今日こそ先生に怒られやしないだろうか。ついに、生徒にいやな顔をされやしないだろうか。でも、何気に、そんな緊張感をも楽しんでいる自分がいる。(￣m￣* )ﾑﾌｯ♪だって、σ(￣。￣) ｵｲﾗ、ココではガイジ～ン。わかりませ～ん、しりませ～ん。なんか不具合が合ったらおしえてっちょ。スリルありあり。“ｏ(*￣o￣)ｏ”ｳｷｳｷ♪一番前の席で先生が机に腰掛けて、左脚を椅子に乗っけている。随分ラフな恰好だ。しゃべり口調もキラキラしてて調子よくしゃべるオトコだ。軽快だ。これなら、眠くならないだろう。講義開始後まもなく、先生が本日の資料を配ろうとした。その直前、先生、生徒の人数を数えてみる。「１，２，３・・・あれ、資料が足りないなぁ」…(￣｡￣;)ﾌﾞﾂﾌﾞﾂひぇぇ・・・ひょっとしてひょっとしてσ(￣。￣) ｵｲﾗのせい？ひとまずココは黙って下をうつむく。何も聞こえなかったことにする。かくして、資料が足りない人は隣の人と一緒にみることになった。本講座：近代文学史回ってきたハンドアウトの最初の一行はこう始まった。「二年の留学中ただ一度ロンドン塔を見物したことがある。」La tour de Londres：夏目漱石の「倫敦塔」（ロンドン塔）だ。「倫敦塔」の仏語訳バージョンはすでに世の中に出回っているが、本講座の先生は、その訳が気に入らない。原作のニュアンスがちゃんと伝えられていないからだ。てことで、本講座のハンドアウトは、先生がオリジナルで日本語訳を付け足した倫敦塔仏日バイリンガルバージョンだった。この先生、すごい。なにがすごいって、ハンドアウトは２枚なのに、最初の５行を説明するだけで１時間が終わった。。。(＠ﾟДﾟ＠;)あら・・・?よくしゃべる。こういうのって、知識が豊富というのだろうか。(￣m￣* )ﾑﾌｯ♪(￣m￣* )ﾑﾌｯ♪でも、この先生ってとりわけ夏目漱石が専門ということでもないらしい。うわさによると、どちらかというと森鴎外派。しかし、ハンドアウトは、仏語と日本語のバイリンガルバージョンである。日本語を数行読んで、そのあと、仏語を読む。しかも、かなり現代語に近い。（近代文学なのでね^^）非常に耳なじみのいい講義だ。普通っぽい日本語が聞こえる。むふふ、なかなか良い。(..)(^^)(^。^)(*^o^)(^Ｏ^)嬉ｰｰｰ!!途中で、先生が、参考資料にと、とある一冊の本をまわし読みさせた。生徒が一人ひとり手にとってページを開く。σ(￣。￣) ｵｲﾗにも回ってきたので、本を開く。仏語で書かれた日本文学についての論文集だった。ところどころに日本語がちりばめられている。「さくら」の歌詞が書かれている。赤い靴はいてた女の子♪ナンタラカンタらの歌詞が書かれている。「美空ひばり」の生い立ちが書かれている。本はみんなに回さなきゃいけないのに、ついつい、日本語につられて本を独占して見入ってしまう。やっぱりフラ語嵐にさらされると、ほんのちょっとの日本語だって読みたくなるようだ。２０分くらい本をキープして、ふと我に返り、次の人へ本を回した。夏目漱石は、「坊ちゃん」くらいしか読んだことがなかった。といっても、もう内容はほとんど憶えていない。こうやって、仏語バージョンと対比して日本文学を眺めてみると、わりとおもしろそうに感じた。もう少し、日本文学に触れてみるのもいいかなぁと思った。

  2005年04月07日

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• ジュネーブ大学侵入記パート2

  先日、ジュネーブ大学の日本語古典文学のクラスの無事侵入できたのに気をよくして、次なる講義に潜り込んでみた。前回の日本語古典文学ゼミ侵入記録さて～、外は晴れた。絶好の潜り込み日和。うふ♪(*￣ー￣)ｖ午後、ジュネーブ大学到着。時計を見る。よし、なんとか、授業には間に合いそうな時間だ。あと3分。でもって、やっぱり螺旋の階段をくるくるくると四階まで駆け上がる。( ×m×)ｵｴｪ...ヤッパリ…ﾊｷｿｳ欧州風（風といってもここはまさに欧州なのだが）の古い建物の階段は、幅が狭くてちょいと暗い。そして、上にある目的地が見えない。天井を見つめながら上に駆け上ればいいのか、はたまた、足元を見つめながら駆け上がればいいのか、どうしたら階段酔いをせずにすむのかわからない。今のところ模索中。一応、階段愛用中のジュネーブ大学の学生に聞いてみたところ、やっぱり同じように階段で酔っていた。対策無しか・・・(　┰_┰) ｼｸｼｸさて、今回は遅刻することなく、クラスへの到着は授業開始前だった。ということで教室の扉が開いていた。そのまま、ずずずずずず～っとさりげなく侵入。本日のクラス、侵入時点で生徒が４名。う、、、また少人数。もしかして、ココの大学は大体こんな感じで授業をするのだろうか。ウチの大学では、100名、200名で講義を受ける授業ってのはざらにあった。ま、就寝中の生徒は多かったし、先生も好きなことをタラタラしゃべってるだけってのはよくあるパターンだった。ま、大学院での授業は常にゼミ形式だったので、こういう形式も慣れっこではある。ただし、やっぱり侵入する身としては、先生と生徒が顔つき合わせるような授業がイキナリ展開されると、ちょっと引け腰になってしまう。とはいうものの、イキナリ侵入された方の先生＆生徒だって、気になっていたのかもしれない。実際に訊いてないので、心境はわからぬが。さて、教室内ではあらかじめ着席している生徒と先生が少しおしゃべりをしていた。教室にテケテケと入ると、一瞬皆の視線を浴びた、、、かもしれないが、しらない。ま、そんな視線には気がつかなかった事にする。何事も無かったかのように、ひとまず席に就く。この瞬間はちょっとドキドキする。もしかして、この席って誰も座っている様子は無いけど、なにげに、ここは〇〇君の席っていう暗黙の了解みたいなものが存在しているんじゃないかって。でも、キョロキョロしてたら教室間違えたただの留学生か何かと思われたりするかもしれないし、ココはひとまず堂々と席確保。(￣m￣* )ﾑﾌｯ♪どうやら授業開始には間に合った。席に就いたら先生がすぐ定位置にやってきた。で・・・ぎょえ～～～先生の定位置ってそこなん？！？！？！？！？！？どうやら、一番先生に近い席を陣取ってしまったらしい。(/≧◇≦＼)ｱﾁｬｰ!!かくして2時間のゼミが始まった。先生がハンドアウトを持ってきて、「ほいっ」と渡した。1枚とって次に回した。むふむふ、なになに。本日のハンドアウトは英語。講義は仏語。日本語、、、無し。(ﾟ◇ﾟ)~ガーン当たり前だ・・・。一応ここはジュネーブ大学。そして、おいらはただの侵入者。甘ったれるな。本講座：言語学－子どもの言語習得：主語省略について言語には、主語を明確にしなければいけないものと、必ずしも主語を明確にしなくてもよい言語がある。例えばフランス語は、主語を明確にする必要がある言語であり、イタリア語は必ずしも主語が必要ではない言語である。すなわち、イタリア語は主語の省略が可能である。しかし、主語省略が不可能なフランス語においても子どもは省略してしまう。だが、言語発達の過程において、フランス語では主語省略をしてはいけないということを、自然と身につけるようになる。あるいは、イタリア語においては、主語省略が可能であるということを身につけるようになる。とのことだった。すごいぞ子ども。ブラボー。そして、あっというまに講義時間は修了した。先生にニコっと微笑んでおいて、そそくさと教室を後にした。先生の目に付かないように、、、などという前回の配慮とは異なり、実はアオザイなんか着ていったから、随分と挑発的になったもんだ。。。σ(￣。￣) ｵｲﾗ。お世話になりました。そのまま意気揚々と帰宅して、鼻歌響かせながら、登校前に洗濯機に投げ入れた洗濯物を干した。

  2005年04月06日

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• 凝りもせず大学生になってみる（またぁ？）

  ついに成功。ジュネーブ大学のゼミに潜り込み。スイスにきて二日後、ゼミに侵入すべく、大学に忍び込んだが、ちょうどイースター休暇に入ってしまい、あえなく却下。そして、先週まで休講が続いていた。で、今週から大学再会～(*￣∇￣*)ｴﾍﾍ日本でこれでもか！っていうくらい、学生生活をサバイバルしたのに、それでも飽き足らず、他人の大学に潜り込む。"く(""0"")>なんてこった!!"いや～、でもでも、やっぱり馴染みのない土地に行くのなら、学校に潜り込むべしd(^-^) ﾃﾞｼｮ?。各々の国の教育制度ってオリジナリティ富むし、だいたい、自分の専門分野ってやっぱり海外に出ても興味がある。で、おいらの専門分野って？そりゃやっぱり、、、「学生」ってことですかね。ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ f ￣．￣*)さて、講義室へ行く道すがら、芝生のひろ～い中庭には、太陽光線を浴びつつ、学生が(..)(･.)(: )(¨)( :)(.･)(..)ｺﾞﾛｺﾞﾛたむろっている。昼寝日和。ウチの大学もそんな感じだった。ランチタイムには、芝生に転がる学生はたくさんいた。なつかしい。でもちょっと違うのは、学生さんたち寝転がりながら、絡まりながら、ちゅ。ちゅ。ちゅ。~~~-y(　 -)^^) ブチュッって・・・うひょ～ええじゃないの、ええじゃないの。学生さんたち、放し飼い～(*ﾉﾉ)ｷｬｯ(*ﾉ▽ﾉ)ｷｬｯ(*ﾉ▽ﾟ)ゝﾁﾗｯ(*ﾉ▽ﾉ)ｷｬｯ(*ﾉﾉ)ｷｬｯ・・・と、そんな、ちゅっちゅっヤローを横目に、建物の中へと忍び込む。それにしても古い建物だ。さすが欧州。とでも言っておこうか。螺旋の階段をくるくるくると、4階まで上ってみたけど。。。( ×m×)ｵｴｪ...ﾊｷｿｳ　目が回った。で、ドキドキしながら教室のドアを開ける。あ。。。以外と人数が少ない。７～8人くらい。ううぅぅぅ、このまま忍び込んでも平気なのか・・・しかし、ドアから顔を突っ込んでしまっているので、後には引けず、そのまま入り込む。学外生（生？）かつ、、、実は、遅刻してた。すでに始まっている講義に、ドキドキとわくわくで静かに席に就く。一応、心なしか先生の視線からは外れるような席に陣取る。どうせ、もう見られてバレバレだけど。さて、ふと見渡すと、黒板には「江談抄」と書かれている。耳に飛び込んでくる先生の講義は、「%$%)FJKJGH+ かくありて-(?'()%=DJKD BHDSP*係り結びナンタラカンタラ・・・　」ウケル(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!フランス語と日本語古典文法が入り混じってる。ジュネーブ大学の日本語古典文学のゼミだ。ゼミっつーか、授業なんだろうけど、少人数なので、机を囲んでゼミっぽい。周りの学生の視線もおもしろかった。コイツ何者？ってな感じで・・・失礼いたした。ｺﾞﾒﾝ ＼(__ )三( __)／ ｺﾞﾒﾝしかし、まあ、随分と高度なお勉強をしている。手元の『本日のプリント』は、日本語の古典の資料、そのまま。古語の説明も日本語。漢文もレ点とか、一、二点とかついているけど、送り仮名とかはついていない。うひょ～、なんかなつかしい。先生も、ぺらぺらと日本語古語を読んでいく。次々と訳していく。時々、漢字の読み方間違えるけど、でも、スバラシイ。ブラボー。普通、そんなに古語よめましぇ～んって。そう、つまりこの先生は普通じゃなかった・・・　(ﾉ>｡☆)ﾉ ｷｬｯこのブログ読んでたらどうしよ。かくして、休憩を挟んで3時間半も居座ってしまった・・・いや、本当は、なんかタイミング逃して、教室を抜けるに抜けられなくなったとも言うが。で、結論。おもしろかった。さぁて、次は何の授業に忍び込もうか～((((((〃￣З￣)ﾉ ｳﾋﾋﾋﾋ♪

  2005年04月04日

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• ジュネーブに春の訪れ

  ４月1日。今年は「春先の低温」の影響を受けてか、日本全国が待ち焦がれている桜の開花に遅れが見られる模様。注：地元沖縄は毎年1月には咲いちまうので時期はずれも甚だしい。4月1日のジュネーブは晴れた。ここのところ数日、曇ったり雨降ったりして肌寒い日が続いていたのに。いや、エイプリルフールだからというわけではなく、本当にぽかぽかと陽気だった。こんなに太陽の機嫌がいい日は光合成をするに限る。「太陽に膝を当てると、子どもは強くなるから！」と、小学校では教え込まれた。そして、小学校は、冬でも長ズボンが禁止だった。・ ・・ウサンクサイけど、みんな、まんまとその気にさせられていたあの頃。あ～、オトナってやだな。長ズボンを履いていた先生達が憎らしかったあの頃。 “o(＞ω＜ )o”ﾔﾀﾞﾔﾀﾞ!!“o( ＞ω＜)o” 本当に寒かったYo!なんてことを、思い出す。ということで、お昼ご飯は外で食べることにした。ランチは、たっぷりの長ネギ（太ネギ？）をオーブンで焦げ目がつくほど焼いたキッシュ。昨夜は、夕食にキッシュを焼いた。（そしてティラミスもつくったけど。）オーブンから取り出したばかりの焼きたてホコホコキッシュ！ヽ(*’0’*)ﾂ ﾜｧｵｫ!!アチアチ冷ましながら食べるキッシュも絶品だが、一日たったキッシュもこれまたおいしい！ということで、夕食に半分だけ食べて、もう半分はわざわざ今日のランチのためにとっておいたキッシュ！(*/∇＼*)ｷｬキッシュをバッグに詰める。冷蔵庫で発見したコーラをバッグに詰める。さらに、奥から発掘したブルーベリーとチェリーのヨーグルトをバッグに詰める。ジャケットを着て外に出た。まず、家の向かい側の公園に入った。チンピラがいた。～～～～～(ﾉ≧ρ≦)ﾉいやじゃぁぁぁぁ雰囲気ぶち壊されたくないので、そのまま、公園を突き抜けることにした。公園の隣のビルの裏手に回ると・・・あら？ひょっとしてこれって、桜？？？？？なんと、芝生の広場の真ん中に、桜の木がどしっと構え、枝も満開の桜でたわわにしなっている。だ～れもいない。風が吹くたびに桜の花びらが青空に舞う。うわぁぁぁ、今年はお花見は無しだと思っていたのに、まさか、スイスでお花見ができるなんて。しかも・・・広場、貸し切り！そして、大満開。W((￣￣0￣￣))wﾜｵｯ!!さっそく、芝生に転がってキッシュを頬張った。焦げたネギが、昨夜食べたときよりももっともっと甘くなっていた。ｷｬｯｰ (^ω^*))((*^ω^) ｷｬｯｰ東京に出てきた最初の春に、初めてソメイヨシノをみた日を思い出した。沖縄・八重山の島々で1月に咲く濃い桃色のカンヒサクラとは違った。大きな桜の木から真っ白な桜吹雪が舞い踊る様を飽きることなく何時間も見つめていられた。柔らかな風が頬をかすめる東京とは異なり、海からの突風が吹きぬける島では、気がつけばサクラは落ちている。舞ったりなんかしない。これが日本の春なのか。社会科の教科書で見た日本の春なのか。そこで初めて教科書に描かれている日本が、ストンと胸に落ちた。綺麗だった。アオゾラと甘いキッシュとサクラ。公園でたむろっていたチンピラ達よ、ありがとう。

  2005年04月02日

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• 時差ぼけの後遺症

  身体がスイスタイムに慣れるのに1週間ほどかかった。もともと日本では、なるべくリズムを崩さない生活を心がけていたので、（日本の）夜中時間に起きなきゃいけなかったり、（日本の）朝時間に寝なきゃいけなかったりするのは、すごく酷だった。スイスに到着した日の日本とスイスは時差8時間。到着から数日後には、サマータイムにより時差7時間。ありがたいサマータイム。サマータイムに切り替わったおかげで、少し楽にスイスタイムに移行することができた。でも、時差ぼけで悪影響を及ぼすもの。まずは、睡眠時間。寝ている頭を無理やり起さなきゃいけないし、無理やり寝かさなきゃいけない。脳みそ虐待の日々が続いた。次に、食事時間。（日本時間では）寝ている（はずの）お腹に食事を入れなければいけない。これは、数日ほどですぐ慣れるけど、到着したての頃は、（日本の）明け方4時、5時の時間帯に、夕食に、子羊の丸焼きを食べたりしなきゃいけない。胃虐待の日々が続いた。ま、しかしだ、海外で睡眠時間と食事時間に狂いが生じるだろうということは、あらかじめ覚悟していたことだ。そんなこんなもあるから、海外への飛行機の旅では、機内で何度か食事の時間があったり、睡眠時間があったりする。飛行機の中で、すでに睡眠時間と食事時間をめちゃくちゃにしてあげようという魂胆だろう。ありがたや。(ｰｰ;)汗が、、、甘かった。実は、もう一つ、狂ってしまっていたものがあった。スイスへ来てから数日後。頭の中でも、食事時間と睡眠時間、それに適応することばかりを考えて、ほかの事はすっかり忘れていたところ、気がつくと、お腹がポンポコリンになっていた。、、、便秘だ。もともと便秘っこだったため、修士論文執筆中の最後の1年間は、イキナリ体調壊して寝込んだりしないためにも、意識的に便秘の改善に取り組んでいた。といっても、なんのことはない、単にいつも同じ時間にトイレで座り込みをするだけ。そして、そのうち、だんだん習慣がつくようになっていた。そう、この身についてしまった快適な習慣が命取りだった。以前の体質のままだったら、1週間や2週間ほったらかしでも、なにも気にならなかった。（それはそれで、どうやら問題らしいのだが。。。）なのに！今は、ポンポコした腹部が気になる。なら、とにかく、もよおすのを待ってみるか。ｳ･･ ｳﾝ(._.;)ところが、スイスにいると、日本で座り込みをしていた時間は、ちょうど睡眠時間になる。寝てしまっているから、いつのまにか、排出のタイミングを逃して、翌朝目が覚める頃には、もよおさなくなっているのだ。うううう。苦しい。そのうち、どうにかなってくれるかなぁ。‥…━━ *　　m(ﾟ▽ﾟ* ) ﾎｼﾆﾈｶﾞｲｦ･･･今回、日本発スイスへの旅は、12時間の飛行+2時間の飛行だった。飛行時間、みんな何をしている？寝る？起きつづける？今回は、起き続けてみた。到着は19時30分だったから、すぐに睡眠時間に突入できるように。でも、、、あんまり成功だったとは思えない。次回策を考えなければ。ああ、だるさで1週間が潰れた。助けて(Ｔ▽Ｔ)尸~~SOS!!

  2005年03月26日

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• お買い物は近所のフランスで

  スイスは物価が、たっかい！。。。とよく聞きます。でも、migros(ミグロ：スイスのSEIYU)に売ってたイチゴは安かったけど。ケバブやさんのケバブは、たっぷり肉が入ってて一個1000円。いいじゃな～い。渋谷のケバブの屋台なんて、肉が4切れくらいで、あとはキャベツの山盛り。あれで500円なんだから。スイスのケバブは随分と良心的だよ。スイスのケバブを、渋谷で売ったら、3000円くらいで売ってもいいんじゃないの？って、思うくらい、スイスのケバブは、羊が詰まってて重かった。。。一口で食いつこうとしたら、、、顎が外れそうになった。"/(;-_-) ｲﾃﾃ･･･でも、やっぱり世間一般には、物価高いスイスのようで、（あまり、深刻に考えないので実感はないが、スイス人がそうだというから、そういうことにします。）お買い物は国境を越えてフランスへ行きます。と言ったら、えっらい手間掛かっているようだけど、なにげに、ジュネーブのお家からフランスって、車で5分。パスポートをポッケに忍ばせて、国境を通過～。国境の「France」という看板をすり抜けると、そこは、「France」だった・・・つけど、別に、何も変わらないけど。天気も同じだし、看板もジュネーブと同じでフラ語だし。でも、食料品を買い漁る。気が遠くなるほどの、チーズの山がずらずらずら～～～っと陳列。芸術の域に達するほどの、多種類のワインのボトルがずらずらずら～～～っと陳列。おもわずぽか～んと口が半開きになるほどの、チョコレートのカラフルなパッケージがずらずらずら～～～っと陳列。あの、よくアニメに出てくる穴がボツボツ空いたチーズを見つけて、思わず拍手する。パチ☆＼＼￣ー￣)(￣ー￣//☆パチ ちなみに、地元・与那国島も国境に接していた。実家のキッチンから、国境がみえる。海を挟んで向こうに見える陸は、台湾だった。海に浮かぶ国境は毎日見ていた。（いや、、、本当は国境なんぞ浮かんでないけどさ）戦後、台湾との闇貿易が盛んだった。つまり、国境を越えて島総出でお買い物をしていた時代があった。小学校のとき社会科の授業で習っただけだけなんだけど・・・。な～んてこと考えてたら、与那国島で生まれ育った者にとっては、ジュネーブから近所のフランスへのお買い物なんて、戦後時代へのタイムスリップみたいだ。

  2005年03月25日

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• ジュネーブ界隈散歩道

  国連機関が集結するジュネーブは、テレビや新聞でみかけるような名称の建物がたくさんある。WHO（世界保健機構）とか、UNICEF（ユニセフ）とか、WTO（世界貿易機構）とか、ミーハーなので、それらの建物の前を通ったり、案内板をみたりすると、、「我　世界の中心にあり！」などと、思ってしまう。(//∇//(//∇//(//∇//) ﾃﾚﾃﾚそんなこんなの、国際色豊かなジュネーブ。そんなジュネーブの魅力は、なんと言っても　「食！」ジュネーブで何が楽しみって、そりゃ、もうもう食すること。おかげさまで、街を歩けば、やれ、レバノン料理だ、やれ、トルコ料理だ、やれ、エリトリア料理だのだのだので、グルメ街！この上なし。ケバブだってレバノン系、トルコ系、〇〇系・・・いろいろあり。街中の看板には、「ベトナム、タイ、中国。。。。寿司」って。。。ん？なんで、寿司？時々不思議な店もあるけど、ま、それもよしとする。肉だって、牛や豚はもちろん、羊～ヤギ～ウサギ～馬～ああああ、食べたい！食べたい！おいしいかもしれないし。あ、でも、ヤギは沖縄時代に食べてはいた。小学校で飼育していたヤギは、1年に1度の運動会の日、大人たちの打ち上げ用につぶされて、運動会の片づけの後に、運動場で食べられていた。・・・かわいそうだった。ま、それはさておき。知らないものを口に入れてみるのはこの上なくたまらない。もしかしたら、「今まで気がつかなかったとてつもなくおいしいもの」に、出会うかもしれない。そう思うと食わずにはいられないのだ。なにせ、チーズ嫌いが、チーズフォンデュにはまるくらいだから、世の中捨てたものじゃない。嫌い嫌い、言ってたんじゃ、損しちまう。食ってみてダメなら、ちがう食べ方をしてみる。それでもダメなら、その時はその時。とにかく頭の中は、常に「さて～、次のご飯の時間は何を食べようかな～」こればっかり。でも、人生は食！食べるために生きているのだから。ちなみに、、、実はものすごく偏食家です。。。

  2005年03月24日

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• チーズフォンデュ

  チーズフォンデュを食した。そう、あれだ。あれのことだ。パンを手でちぎって、細長～いフォークに突き刺し、鍋でトロトロにとろけているチーズをたっぷり絡めて、ひたすらほおばるスイスの代表的な料理のことだ。昨年、東京で行われた友人の結婚式の披露宴で、野菜や肉を突き刺した串にチーズを絡めた、「チーズフォンデュ」なるものをブッフェスタイルで手にしたことがある。しかし、スイスのチーズフォンデュは、まさに「チーズ」を食することがメイン。　　　(ﾟﾛﾟ;)ｴｪｯ!?よって、チーズを絡めるためのマッシュルームとか、一口大のブロック肉とか、そんなものは待てど暮らせど、食卓には登場しない。っていうかさ、一回の食事って結構重要ジャン。それが夕食なら、なおさら大事ジャン。おいしいものたくさん食べたいジャン。なのに、、、ただひたすらチーズだけを食べ続ける料理ってなんなの？！どう考えても手抜き料理としか思えん！それに、チーズなんて、大嫌いだし、チーズフォンデュの店も、脱いだばかりの靴下の臭いがするし、わざわざ、何度も、店に来て金払ってって、そこまでして食べたいとは思わんよ。どう考えてもやっぱり手抜き料理でしょうが！てのが、チーズフォンデュに対する見解。正直な意見。。。だった。でも、人間、都合がいいときにはコロッと変われるものでさ。昨夜食ったばかりのチーズフォンデュが、また食べたいと思い始めている。。。うまいんだなぁこれが。チーズフォンデュを初めて食べたのは、2004年の1月。約1年前のことだ。片割れ君が来日してた時、材料をもってきて、作ってくれた。「おまえをチーズ好きにしてやる～」そういって、作ってくれた。「冗談じゃねーよ」って思ってたけど、、、まんまとはまってしまった。昨夜、チーズフォンデュを食べに行ったときは、やっぱり、靴箱の前で食事をしているような臭いがしたけど、でも、おいしかった。ただひたすらチーズを食べるだけの「手抜き」っぽい料理だけど、でも、おいしかった。もう文句は言わないことにした。で、、、懲りずにまたあさってチーズフォンデュを食べに行くことになった・・・なんてこった。アンチチーズフォンデュ崩壊だ。

  2005年03月23日

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