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ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

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2006年01月18日
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 今日はジュネーブの日本代表部で立食の新年名刺交換会がありました。

 年末には天皇誕生日のレセプションがありましたが、そちらは主に外人のお客さんを招待する会で、こういっては何ですが、料理も外人さん受けする様、寿司ならアボガド巻きが出てきたり・・・と、洋、和、エスニックミックスで味もスイス風うすあじでイマイチ(^^;)。

 しかし、今回は主に日本人のお客さんを呼んでいる会なので、料理はほぼ和食で統一され、お正月ということでおせち料理、雑煮、お寿司が振舞われました。
 ソウルの時の名刺交換会は料理がもっと豪華でしたが、ソウルとジュネーブでは人件費が3倍くらい違うし、寿司やコンニャク、干ししいたけの価格も倍以上違いそうなので、同じ予算ならソウルの方が豪華に決まっていますね(^^;)。

 寿司は日本のものに比べるとイマイチでしたが、おせち料理の煮しめが絶品。干ししいたけの含め煮とピリ辛コンニャクが特においしかったです。大使の料理人ががんばってるだけあります。

 日本の大使付きの料理人は、大使が選んで日本から2人まで連れてこられるそうです。
 今回の大使料理人の和食担当は、吉兆の料理人らしいです。世界でも公費で料理人を連れて行っているので有名な国は、日本、中国、フランス。別に大使が贅沢をしているというわけではなく、これには理由があります。それは、ズバリ、「料理が外交上の武器になる」からです。

 要するに、うまい日本料理を出すことで評判になれば、日本代表部や大使が客を招待したときの出席率が上がるのです。
 いや、本当ですって(笑)。
 現に、今ジュネーブで最もおいしい日本料理が食べられるのは大使公邸の晩餐で、最も美味な中国料理を食べられるのは、中国大使館だとの評判は、在ジュネーブ3ヶ月の私の耳にも既に入ってきています。

 日本食は世界中にありますが、どこの国でも高価。下手すると高価なのにおいしくない。その点大使のご招待ならタダだし、味も保障つき。例えば他国の招待とバッティングした場合、日本食が出される日本大使のご招待の方に行きたいな~。と思うのは、自然の道理。日本人だけではなく外国人のお客さんもそうらしいです。

 しかしまあ、いくら吉兆といっても(そりゃ勿論すごくおいしいけど)、和食はウチでも作れるし、ジュネーブの日本料理店は高いけど味はまあまあ(行ったのは招待で1回きり。だって凄く高いから。カツどんに2500円は出さんでしょう(^^;))。
 となると、私が是非是非招待されたいのは、中国大使館の晩餐(多くの在ジュネーブ日本人がそう思っているという噂もある(^^;))。
 旦那に「なんか中国にコネないの?」と聞いてみましたが、「あったらとっくに行ってるよ」との返事でした。

 ああ、招待されたら雹が降ろうが、槍が降ろうが出向くのに~!!
 おいしい中華への道は遠そうです。






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最終更新日  2006年01月18日 06時47分43秒



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