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鶏インフルエンザがジュネーブ市内でも見つかりました。
2~3日前、レマン湖の桟橋でカモが17匹も死んでいて、その1匹からウイルスが見つかったそうです。ウチからだとレマン湖の対岸ですが、それでも同じ市内なので、距離にしたら5~6キロ。結構近いです。 ジュネーブから100キロのリヨンの養鶏場で、先週見つかっていたので、渡り鳥の飛来地で、白鳥もカモもワンサカいるレマン湖まで来るのも時間の問題だと思っていましたが、案外早くやってきました。 さて・・・。 こちらの鶏肉は、日本とは比べ物にならないくらい高価です。何せソテー用鶏胸肉2枚(薄切りでサイズも小さく、たぶん量では日本の1枚分あるかないか)で、500円くらいしても当たり前。うかうか鶏肉料理もできません(^^;)。 実はこちらの鶏肉は、ブロイラーではないものが主流。 大型スーパーの鶏肉コーナーには、銘柄ごとに、写真や産地、生産者が印刷された鶏肉がズラッと並んでいます。実際銘柄が違えば皮の色も違うし、平均的な大きさも違います。 要するに、日本の地鶏に当たるものが普通の鶏肉として売られているわけで、まあ、高いのも仕方ないのかも知れません。 鶏の羽の色は濃い茶色や黒。そういえばこちらでは卵も赤が主流です。白い卵は一般的ではありません。いわゆる日本の白い鶏、白色レグホンはあまり飼育されていないようです。 銘柄鶏はブロイラーと比べると、皮が薄く、肉がやや赤っぽい色をしています。食べてみると確かに地鶏に似ていて、肉に締りがあり噛むと旨みがあります。ただ、筋の部分がとても固く、肉自体に歯ごたえがあるので、美味しいことは美味しいですが、ローストにしたら、子供には「堅い」とやや不評(^^;)。から揚げや煮物にすればオッケーなんですが(笑) ところでこちらにブロイラーは全くないかというと、一応あります。大体部位に別けられた冷凍品が多く、別の棚に2Kgくらいの袋詰めで、いかにも安物っぽくぞんざいに置かれていたり・・・(^^;)。 でもあまり皆さん買っていません。やはり銘柄鶏の生肉、それも部位に解体されていない丸のままのものが人気です。 そういうことで、地鶏として元気に太陽の下で飼われている鶏達は、当然野鳥との接触を完全に絶つことはできません(野鳥の方から鶏のエサを食べに寄ってくるから)。 鶏インフルエンザにかかるのは地鶏の宿命ともいえます。 ところで、リヨンで先週鶏インフルエンザが出て、鶏肉の値段が下がったのかというと、やや下がったものの、「安~い!」と思うほどは下がっていません。 しかし、レストランの子供メニュー「鶏肉のステーキ」は、さりげなく「ステーキアッシュ(牛ハンバーグ)」に代えられているし、「今日の定食」も、メインは豚や牛。昨日行った大型スーパーでもいつも賑わっている鶏肉コーナーは閑散として人がいませんでした。 火を通せば関係ないのですが、火を通すまでは生肉を台所で扱うことになるので、気分的には使う気がうせます。 我が家も今週は鶏肉料理の予定は変更して、ロースト用仔牛と豚のソーセージを買って来ました。 日本と違って、鶏肉も他の肉もあんんまり価格が変わらないので、家計に打撃! とならない点はラッキーです(^=^;)。 ということで、今晩は仔牛のロースト、明日はラクレット(チーズ料理)なり。 木曜日は魚も買いにいかなきゃね(^^;)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月28日 17時24分41秒
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