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最近めっきり春らしくなってきたジュネーブ。
昼間の公園には年金暮らしの老人が日向ぼっこ。 4時以降は子供たちが現れて、暗くなる8時まで、入れ替わり立ち代り元気に遊んでいます。 あっという間に暖かくなるので、植物も忙しいこと。 連翹(レンギョウ)の木は先週までは枯れ枝だったのに、今週はそこかしこで黄色い花が満開となり、春を告げています。 そう思えば、ソウルでも春を告げる花は連翹でした。 韓国名はケナリです。 ソウルのケナリは枝がしなる「チョウセンレンギョウ(日本名)」ですが、ジュネーブの連翹は枝が真っ直ぐ上に伸びる「シナレンギョウ(日本名)」のようです。 連翹のほかにも、アカシア、蝋梅、サンシュユ、雪柳、桜など、ジュネーブでは何故か東アジア原産の樹木が数多く見られます。 連翹が春を告げたからと言っても、朝方はまだ冷えるので、冬のコートが要ります。 ところが、昼間は風が無ければ日の光が強く暑いので、半袖で丁度良いくらい。 そして、夕方には、毎日のように雨。 この時期のジュネーブの雨は劇的で、足の速い黒雲があっという間に空を覆うと、にわかに風が出て、シェードがバタバタいい、大粒の雨が激しく降りはじめます。 しかし、黒雲が通っていないところは晴れていて明るく、7階の我が家から見ると、ジュネーブの町に雨と晴れの線がくっきりできていることも。 激しい雨は、強い風にあおられて、波打つように降り、雷も珍しくありません。ジュネーブにも「春雷」があるんだと驚きます。 そして、上がるのも劇的。 降っている間も雲は移動を続け、30分も降れば、再び日の光がさします。 日の光がさしながらも、黒雲が残していった激しい雨が暫く降るので、さんさんと照るお日様の下は土砂降り。狐の嫁入りというにはあまりに激しく、そのくせ綺麗に虹まで見え、このおかしな天気に子供たちは大喜びです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月05日 03時29分09秒
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