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ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

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2007年07月23日
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カテゴリ:近隣国への旅

 ということで、サハラ砂漠ですが・・・。

 砂漠ツアーは実は1週間とか二泊三日などのテント宿泊ツアーもあり、そういうツアーに参加すればサハラを思う存分堪能できると思いますが、子連れではムリです。

 我々はドゥーズからサハラの入り口まで行く程度にしておきます。

 ドゥーズには、ツーリスティックゾーンの外れに、砂漠へ行くためのラクダとカレーシュ(馬車)乗り場があります。

 

カレーシュ
これがカレーシュ。ちなみにタクシー代わりにも使えます。


 我が家は勿論ラクダですが、お子さんが小さい場合はカレーシュの方がいいかも。
 ラクダは乗り心地は馬に似ていますが、馬より位置は高く、乗り降り時は前足、後ろ足の順でひざを折って座るため、「ガックン!」と、かなり背中が傾きます。心して乗っていないと転がり落ちる危険があります。
 小学生3~4年生のお子さんでは1人乗りはムリかもしれません(親子二人乗り可)。

 さて、ラクダに乗るには案内人と交渉になります。
 事前に手配の旅行代理店で価格を聞きましたが、1時間で15TD程度だそうです(言い値20TD)。30分、1時間、2時間など、好きなツアー時間を選べます。

 ここは公認案内人のみですし、見ていると、客といくらで契約したか親方に報告して、客からもらった金はすべて親方に渡す方式の様でした。
 言い値も滅茶苦茶な高値ではないし、すぐに15TDに下がりました。

 因みに、入り口の建物の中でキャラバン風の衣服を貸してもらえます。雰囲気を味わいたい方はどうぞ。

 この辺りの1時間コースでは、周りにラクダに乗った観光客がワンサカいますが、それでも、そこから始まり、はるか遠くまで果てしなく続くサハラ砂漠には、とても感動します。

 本当に見えるのは砂だけ。青い空に、薄いベージュの砂漠、そこにできる青みがかったグレーの影。
 言葉では表せないほど綺麗です。

ドゥーズ砂漠



 砂漠というと、静寂のイメージがありますが、実際には風の音が喧しいくらいに鳴り続けています。
 絶え間なく風があるので、あの風紋ができるのですね。案内人によれば、今見えている砂の丘はすべて、明日にはないとのこと。どんどん動いているのです。

 風と一緒に砂も吹き付けているのですが、痛くはありません。

 サハラの砂は、ものすごく細かく白く、目や口に入ってもゴロゴロしない程なのです。
 とってもきれいです。もってかえりた~い!
 サハラへ行く予定の方、サハラの砂を持ち帰る小瓶は必須です!!

 砂漠でラクダから降りて、子ども達は走り回っていましたが、案内人によると、この辺りでは歩いて砂に埋まるのはくるぶしくらいだけれど、奥の方の赤い砂のサハラでは、もっと砂が細かくて、歩くとひざ近くまで埋まってしまうとか。
(ちょっと怖いかも・・・(^^;))。

 案内人が、ルートを少し外れて、くぼ地に止まりました。

 くぼ地には小さなデザートローズがいくつも落ちています。
 まれに降る雨で、砂の中の成分が結晶化して、こんなバラの花のような形になるのです。

デザートローズ
サハラで拾ってきたデザートローズ



 ということで、1時間で頼んだのに、ラクダライドはたっぷり1時間半。
子ども達もとても満足した砂漠ラクダツアーでした。

●インフォメーション
・フランス語のガイドが主流ですが、英語のできるガイドもいますので「パレ アングレ?(英語話しますか?)」と聞いて案内人を探しましょう。
・チュニジアではあまりボラれることはありませんが、事前にホテルや旅行代理店に目安価格を聞いておくと安心です。
・砂漠でラクダに乗るときは、長袖長ズボンがいいと思います。ただ、帽子は風で飛ばされるかもしれません。
・照り返しが強いので、大人は勿論、できれば子供もサングラスを。
・コーラ売りや、ベドウィン風の服装の馬乗りが寄ってきます。飲み物も、写真撮影なども勿論無料ではありません。
・ラクダの乗り降りは必ず案内人の指示に従います。






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最終更新日  2007年07月23日 22時08分01秒
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