先週の土曜日、フェルネの朝市でウナギ(anguille)を見つけました。
実は、日本に流通している中国産の養殖ウナギは、ヨーロッパウナギの稚魚を輸入し育てたもの。
乱獲して数が減り、この前EUから輸出規制がかけられて、日本のウナギ需要に対し、供給が間に合わない!という事態になる恐れがあり、ニュースにもなりましたのでご存知の方も多いと思います。
なので、このウナギ、日本で売っているものと同じなんです。
(因みに、蛇のようにでかいcongreは、ウナギ目アナゴ科。あまりにも巨大ですが(^^;)あっちはアナゴの仲間です。)
で、後先考えずに買ってしまいました(笑)
さてさて。
ウナギ・・・・。
どうやってさばくんだろう?(知らないのに買うチャレンジャーな私)
わからないのでネットでさばき方を調べると、自分でさばいてる人結構いるじゃん!!
にわかに自信(笑)。
因みにウナギのさばき方、タレは、こちらを参照しました。
では早速チャレンジャー!!
ウナギを固定。プロの用にまな板に突き刺すのは憚られたので(^^;)、暖炉用のマキに目打ちし、顔だけ固定して旦那にマキを持ってもらう。
ウナギは身崩れしにくいので切れる包丁でゆっくりすると案外簡単。
開いたら背骨を首から切り離し首からシッポの方に向って骨を削ぐように切る。
白焼きにする。
ウチは魚グリルがないので焼き魚はいつもオーブンのコンベクションの最高温度で。
油が落ちる落ちる・・・。
白焼きができたらタレ。タレは酒&味醂&砂糖&醤油に、白焼きにしたウナギの背骨と頭を入れて。
砂糖のアクを取りながら、少しトロリとするまで煮詰める。
タレをぬって焼いて仕上げ(関西風)。
関東風は蒸さないといけないので、簡単な関西風に。
途中でタレを何度か塗る。
出来上がり。
味は・・・いいけど、食感が日本で焼いて売ってる関西風ウナギとはちょっと違う様な・・・?
関西風は皮を真っ黒になるくらい焼くんですが、コンベクションではそれは無理でした。
なので、皮の部分が厚くてゴムの様。
なので、違和感があります(-_-;)。
上火だけにして皮からガンガン焼いたらいいかも・・・。
またはBBQ機械で焼くか・・・。
でもこんな皮が厚めのウナギ・・・これ、どっかで食べたことあるぞ・・・。
と思ったら、韓国のお店で食べるウナギがこんな感じでした。
韓国風に、唐辛子をきかせたピタレで、サンチュに巻いて食べるとおいしいかも・・・。
ということで、まだまだ研究の余地のあるウナギの蒲焼でした。