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カテゴリ:真理・シルバーバーチの霊訓
18-zx (永遠の魂を傷つけるほどの事態は決して起こり得ない)
いかなる事態に立ち至ろうと、それはあなたにとっての挑戦課題として受け止めなさい。魂はその根源において神性を帯びているがゆえに、その挑戦を真正面から受け止め克服し一段と強力になって行くだけの力を秘めております。いかなる事態も歓迎し、決して悲観的になったりグチをこぼしたりしてはいけません。あなたほどの霊的知識をそなえた方ならば、毎朝の訪れを内的な喜びをもって迎えることができてしかるべきです。永遠の魂を傷つけるほどの事態は決して起こり得ないからです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p.170 ***** 18-zy (魂の偉大さは試練と洗練の過程をへずしては達成されない) 偉大な霊ほど困難な地上生活を耐え忍ばねばなりません。魂の偉大さは試練と洗練の過程をへずしては達成されません。つまり霊性の強度が見せかけのものでないことを、その美と光輝と雄大さの中で示せるようでないといけないのです。困難は魂にとって薬です。身体にとっても薬になることがあります。内部の潜在力を表面に呼び出すための挑戦課題です。かくしてその人は成長し発達し開眼して神性が発揮されるようになります。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、pp.170-171 ***** 18-zz (挫折もまた人生の一コマでそれはそれで意義がある) 挫折もまた人生の一コマです。抑止と照合の作用を抜きにした人生はありえません。思いきり前進できる時期があるかと思えば、進もうにも進めない時期があります。それはそれで意義があるのです。摂理は完ぺきで、必ず作用し、各自がそれ相当のものを受けるようになっているのです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p.172 ***** 18-zza (暴風が荒れ狂ったあとには必ず春の新しい生命が誕生する) 暴風が荒れ狂ったあとに必ず春の新しい生命が誕生します。見渡すかぎり雪に被われ荒涼としている時は、春の新鮮さを窺い知ることはできません。しかし、春はかならず訪れます。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 174 ***** 18-zzb[56-u] (問題を一つ一つ片づけていく中で新たな力を獲得していく) 悩みの種が尽きることはありません。だからこそ地上に来ているのです。すなわち問題を一つ一つ片づけていく中で、新たな力、より大きな発展を獲得していくのです。次から次へと生じる問題を挑戦課題として受け止め、一つ一つ処理していくことです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p.182 ***** 18-zzc (困難を克服していく中で未開発の能力が引き出される) 人生でもっとも貴重なものは入手がもっとも困難なものです。困難でなかったら貴重とは言えません。もしも霊の褒賞が安易に手に入るものであれば価値はないことになります。ですから、困難を歓迎するのです。しり込みしてはなりません。それを逆手にとって支配下におさめ、それを克服していく努力の中で、あなたの未開発の能力が引き出されるのです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p.184 ***** 18-zzd[65-k] (時には思い切り涙を流すことも大切である) 時には思い切り涙を流すことも大切です。感情を発散させることになり、すっきりとして気分が和らぎます。意地を張って感情を押し込めたままにしておくよりも、涙とともにその感情を流し出した方がよいことがあるものです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p.184 ***** 18-zzc[1-y] (解決できない問題というのは絶対に生じない) 暗黒の勢力と既得権にあぐらをかいている宗教界との戦いのほかに、もう一つ、人間の心"心配の念"という敵との戦いもあります。無知から生じる無用の心配の念が無数の人間の心に巣くっております。心配というのは想像の世界にしか存在しないものです。実在しないということです。それで私は心配の念を棄てなさいと繰り返し申し上げるのです。解決できない問題というのは絶対に生じません。重すぎて背負えないほどの荷は与えられません。常に明るく確信に満ちた雰囲気の中で生活していれば、必ずや援助し導いてくれる勢力を呼び寄せます。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p.190 ***** 18-zzd[13-zzc] (霊的進化は先へ進めは進むほど孤独で寂しいもの) 霊の宝は楽々と手に入るものではありません。もしそうであったら価値はないことになります。何の努力もせずに勝利を得たとしたら、その勝利は本当の勝利といえるでしょうか。何の苦労もせずに頂上を征服したら、それが征服といえるでしょうか。霊的進化というものは先へ進めは進むほど孤独で寂しいものとなっていくものです。なぜなら、それは前人未踏の地を行きつつ後の者のために道しるべを残していくことだからです。そこに霊的進化の真髄があります。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p.196-197 ***** 18-zze[13-zzd] (気楽な人生を送っていては魂の力は発揮されない) 人間の生活に過ちはつきものです。その過ちを改めることによって魂が成長するのです。苦難や障害に立ち向かった者が、気楽な人生を送っている者よりも大きく力強く成長していくということは、それこそ真の意味での『ご利益』と言わねばなりません。何もかもうまく行き、日向ばかりを歩み、何一つ思い煩うことのない人生を送っていては、魂の力は発揮されません。何かに挑戦し、苦しみ、神の全計画の一部であるところの地上という名の戦場において、魂の兵器庫を開き神の武器を持ち出すこと、それが悟りを開くということです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p.201 ***** 18-zzf[16-zu] (魂が目覚めるまではしばしば悲しみや病気が伴う) 心霊治療家になしうることは、病気の期間を縮めるか、治してしまうか、あるいは、もっと大切なこととして、真理に目覚める用意のできた魂に感動的な体験を与えることです。悪事とか懲罰の問題を超えたものがそこにあります。魂そのものの成長に関わる問題です。魂が目覚めるまでは往々にして悲しみや病気がお伴をすることになります。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 211 ***** 18-zzg[13-zzh] (試練と困難の影響は各自の霊的進化の程度による) いかなる人間にもかならず試練と困難、いわゆる人生の悩みが訪れます。いつも日向ばかりを歩いて蔭を知らないという人は一人もいません。ただその人生の難問がどの程度の影響を及ぼすかは、各自の霊的進化の程度に掛かっております。ある人には何でもないことが、あなたには大変に思える場合があります。反対に、ある人には大変に思えることが、あなたには些細なことに思えることもあります。各自が自分なりの運命を切り開いて行くのです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 213 ***** 18-zzh (悲哀と苦痛は人類の永年の伴侶である) 人間は無数のことに苦しみ、悲哀と苦痛を味わわねばなりません。これは人類の永年の伴侶なのです。遠い昔、どうみても何一つ苦労はなかったであろうと思われる昔からです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、pp. 213-214 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 2, 2011 04:04:43 AM
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