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カテゴリ:真理・シルバーバーチの霊訓
79-l [17-zi] (臓器移植が許されないとすれば手術はできなくなるのでは)
- しかし、もしも臓器移植が許されないとすれば、手術はできなくなります。 人間には自由意志があります。操り人形ではありません。十字路で右へ曲がるか左へ曲がるかは自分で決められます。選択は自由です。もしも神が人間を操り人形にした方がよいとお考えになっていれば、皆さんは操り人形になっていたはずです。 しかし皆さんも私が"無限の創造活動"と呼んでいるものに参加するだけの力を秘めているのです。が同時にそれを邪魔し、妨害し、遅らせることもできます。ただし、変更させることはできません。 『シルバー・バーチの霊訓 (11)』(近藤千雄訳) 潮文社、1988、p. 81 79-m [58-zf] (摂理は完全であり自由意志も摂理の中に組み込まれている) 摂理は完全であり、自動的に作動します。誰一人それから逃れられる人はいません。自由意志も摂理の中に組み込まれております。その働きは一定の進化の段階まで到達すると分かるようになります。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、pp.62-63 ***** 79-n (人間のすべてには一定範囲内の自由意志が授けられている) 大霊は人間のすべてに一定範囲内の自由意志を授けてくださっています。あなたは操り人形ではないということです。知性があり、理性があり、判断力・決断力・反省力を有し、自分の意見を主張し、人生体験によって叡智を身につけていくことができます。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 86 79-o[62-i ] (知識にはそれをどう生かすかという責任が伴う) 知識には責任が伴うというのが私の一貫したテーマです。知識による恩恵を受けたからには、こんどはそれをいかに生かすかという責任が必ず生じます。そこにあなたの自由意志による選択が問われます。それがあなた自身の責任の尺度となるのであり、これだけは他の誰一人として代わってあげるわけにはいきません。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 86 ***** 79-p [74-x] (あなた次第でものごとは善にも悪にもなる) ものごとは善にもなり悪にもなります。そこにあなたの選択権、自由意志、決断力、判断力を使用する要素があるわけです。それは大霊があなたに与えた神性の一つです。言い変えれば、あなたは神の操り人形ではないということです。その判断・決断に際して背後霊は、あなたが正しい選択をするよう精一杯の努力をします。しかし時には大切な教訓を学ばせるために思い通りにさせることもあります。が、その裏にはあなたがきっと無傷で立ち直り貴重な叡智を身につけてくれるとの確信があります。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、pp. 86-87 ***** 79-q [58-zi] (自由意志は使い道を誤ると償いをしなければならない) 自由意志は神からの授かりものです。しかしその使い道を誤るとそれなりの償いをしなければなりません。摂理にのっとった生活をすれば恩恵を刈り取ります。逆らった生き方をすればそれ相当のものを刈り取ります。前者は平和と幸福と豊かさをもたらし、後者は悲劇と戦争と流血と混乱をもたらします。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 88 ***** 79-r [50-q] (大霊の神性の種子が人間の一人一人に植え込まれている) 大霊の神性の種子が人間の一人一人に植え込まれています。それは畑に植えた種子と同じく、生長に必要な養分を与えれば必ず芽を出し、大きく育ち、やがてその美事な花を咲かせ実を結びます。あなた方は一人一人が庭師です。内部の神性が首尾よく芽を出すかどうか、あるいはいつ芽を出すかは、各自の努力次第です。そこには自由意志というものが許されております。暗闇に閉じ込め、発育に必要な光を当てなければ、大霊の顕現する機会はありません。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 88 ***** 79-s (人の行為は何事においても動機がその価値を決める) 何事も動機がその価値を決めます。慈善事業に気前よく大金を寄付する億万長者は、その行為によって少しも霊性は伸びません。反対に、これは絶対に意義があると信じて無い金をはたいて援助する人は、その動機ゆえに霊性が伸びます。苦しむ人を見て止むに止まれぬ気持ちになるのは霊的属性の一つです。愛・情愛・友愛・同情・哀れみ・親切心・奉仕の精神は霊の属性です。それらを表現している時あなたは霊的自我を表現していることになります。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、pp. 94-95 ***** 79-t (なるべく多くの人にとって益になることを動機として判断せよ) 決断を下さなければならない事態に立ち至った時は、それが特定の少数の人ではなく、全部の人、あるいはなるべく多くの人にとって益になることを動機として判断しなさい。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 99 ***** 79-u[58-zw] (人生はすべて法則によって支配されている) 人生はすべて法則によって支配されております。天命・宿命・運命----こうした問題は何世紀にもわたって思想家の頭を悩ませてまいりました。では真相はと言えば、法則の内側にもまた別の次元の法則が働いているということです。宇宙には何人にも動かしがたい基本的法則がまず存在します。そして、それとは別に、自由意志を行使できる法則もあります。ただし、自由意志による行為が原因となってそれ相当の結果が生じます。それは絶対に避けるこけとはできないということです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 212 ***** 79-v[77-y] (戦争への参加・不参加の是非判断には動機が優先される) 動機が何であるか----これが最後の試練です。魂の奥の静かな、そして小さな声が反発するがゆえに戦争に参加することを拒否する人間と、これが国家への奉公なのだという考えから、つまり一種の奉仕的精神から敵を殺す覚悟と同時にイザとなれば我が身を犠牲にする覚悟をもって戦場へおもむく人間とは、私たちの世界から見て上下の差はありません。動機がもっとも優先的に考慮されるからです。 『シルバー・バーチの霊訓 (12)』(近藤千雄訳編) 潮文社、1988、p. 223 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 5, 2011 05:15:53 AM
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