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Nov 25, 2011
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カテゴリ:身体・食事
今読んでいるんだけれども
開かないことが多いのでコピペしますmm


失われた栄養素
いのちの鎖
スティーブ・ニュージェント著
堺 晶子 ジョーンズ由紀子 訳

過酷な食の現実=失われた栄養素!
これまでどうしても解けなかった健康というパズルを解く最後の暗号
現代人が本当の健康を失ってから続いてきた果てしない彷徨がいま終わろうとしている!
健康を手にする最後の暗号
糖鎖と糖質栄養素
それは細胞間の情報伝達を正しく滞りなく行いながら生命再生のカギを握る無類の栄養素
この本であなたの体に革命が起こる!

この本が糖質栄養素の?に答えます
糖質栄養素とはいったい何なのか?
体にはなぜ糖質栄養素が必要なのか?
それにはどういうはたらきがあるのか?
それは何から作られているのか?
どれくらいの期間摂ればいいのか?
どれくらいの量を摂ればいいのか?
そうするとなぜ健康になれるのか?
はじめに
「糖質栄養素」は、細胞間のコミュニケーションを司る「糖鎖」の生成に深くかかわる栄養素として、近年、世界中で注目が高まっています。
 この本はその糖質栄養素に関する重要なポイントをわかりやすくまとめたものです。日本語に翻訳されたこの本(原著)は改定第2版で、栄養に関する多くの最新情報や理解を助けるための図版なども盛り込まれています。
 私はこの本に、現代人の食生活から消えてしまった栄養素のことを詳しく書きました。あなたは、自分が毎日食べているものの実体を知ってショックを受けるかもしれません。あなたの毎日の食事に関する私の指摘は、たしかにショッキングなものでしょうが、同時にあなたはこの本をとおして、ある種の栄養素が自分の健康にかかせない役割を果たすことを知るでしょう。

 この本は人類にとってもっとも新しく、しかも重要な発見である「糖質栄養素」のことを正しく理解していただくことが目的ですが、その前提として、私たちの現在の食事とその栄養価値、栄養補助食品、さらに農業、オーガニック食品、そしてあまり知られていない栄養補助食品製造の品質管理の問題点など、いくつか重要な点についても説明しています。

 私たちはいま、人類が長い歴史をとおして作りだした「酸化した土地」の上に生きています。特別なサポートがない限り、その酸化の程度は私たちの体がそれに耐えられる限界を超えています。素晴らしい、"有機マシーン"としての人間の肉体は、このような毒された土地の上ではなく、もっと自然な手つかずの土の上で生きるように設計されています。私たちの体は本来、ナマの新鮮な食べものや、栄養価の高い土壌で自然に育った食物から、すべての機能に必要な栄養素を摂り込むようにデザインされているのです。
 もし私たちが手つかずのままの地球に住み、必要な栄養素をすべて新鮮ななまの自然な食物から得ていたら、私たちの体は自らを健やかに守り、修復し、そして再生できていたでしょう。これは疑いのない事実です。そこでは、私たちは病気知らずの生活を送り、驚くほど長い寿命を楽しめたはずです。
 もしそうだったら、人は栄養を補助する必要などなく、私がこの本を書くこともなかったでしょう。
 残念ながら、私たちがいま住んでいるのは「エデンの花園」ではありません。史上かってないほど汚れた21世紀の地球に住んでいる私たちが食べものから得られる栄養は、史上かってないほど貧しいものになっています。
 いま、人に栄養の補助など必要ないと考えるのは、無知でバカげたことです。
 あなたが摂取している食物に関する現実を知り、そのうえで最良の健康を維持したいと望むなら、栄養補助食品は必須のものであり、けっして贅沢品ではないのです。この本をとおして、あなたはそのことを、はっきりと知るでしょう。

いのちの鎖 目次

第1章 食物の栄養素を育てる土壌が枯れてしまった
第2章 いのちの鎖ー生命の暗号としての糖鎖と細胞
第3章 ガンに勝つためにも糖質栄養素は欠かせない
第4章 博士の提言ー糖質栄養補助食品をどう摂るか

いのちの鎖

第1章 食物の栄養素を育てる土壌が枯れてしまった

医師も栄養士も知らない深刻な事態が!
 はじめに、私たちが食べる穀物、野菜、果物を育む土壌について考えてみましょう。
 結論を言えば、土壌の栄養分ははなはだしく枯渇しています。その原因としていろいろなことが挙げられますが、おもな原因は、現代の農業を支配している大規模共同農場という手法です。
 何千年もの間、農夫たちは、土地を長年にわたって使い続けるためには、土壌の"循環"が必須であることを知っていました。しかし現代の農業は利益や効率が優先され、ほとんどの共同農場で、本来なされるべき土壌のメンテナンスが行われていません。
 そこではせいぜい3つの要素(窒素、リン酸、カリウム)と、わずかなカルシウムが土壌に加えられているだけです。それによってカロリーと水と繊維質に富む植物は育ちますが、そこには私たちに必要な栄養素がまったく欠けています。
 この状態はわずか60年ほどの間に起こっていることですが、年々悪化しています。「新鮮な農作物を食べましょう」という声がよく聞かれますが、だまされてはいけません。土壌に必要な栄養素がなければ、あなたが食べる植物がいくら新鮮でも、そこには必要な栄養素は含まれていないのです!
 不幸なことに多くの農産物が、私たちに必要な栄養素が欠落した土壌で育っています。
 どうしてそういうことが起きるのか、あなたは疑問に思うかもしれません。
 植物を育てるためだけなら、必要となるのはNPK(窒素、リン酸、カリウム)ですが、私たちの健康のためにはもっと他の多くの栄養素が必要です。多くの土壌は微量ミネラルがないか、あったとしても不足しています。そして近い将来、この状況が改善される希望はほとんどありません。
 これら微量ミネラルはミリグラムというよりはマイクログラム単位で必要とされます。つまり必要なのはほんの微量です。しかしここでカギとなるのは、これが"必須"だということです。
 現在、多くの近代国家で死因の1位ないし2位が心臓病ですが、微量(ミクロ)ミネラルは心臓の健康にきわめて重要です。セレンは健全な心臓機能のカギを握るものですが、ほとんどの人は(そしてほとんどの医者も)心臓の健康に対するビタミンEと電解質ミネラル(カリウム、マグネシウム、カルシウムそしてナトリウム)の重要性しか認識していません。しかしいかなるビタミンEも、パートナーあるいは共同因子としてのセレンがなければ役に立たないのです。
 土壌からセレンが激減しているアメリカでは、とくに栄養補助が不可欠ですが、近年、同じことがイギリスやヨーロッパの至るところで報告されています。オーストラリアとニュージーランドだけは依然として農場の土壌に十分なセレンがあるとされていますが、これも一部の地域に限られ、いまやこれらの国でさえセレンが不足している地域があるといわれます。
 適切なローテーションを無視した農作が行われると、土壌はどんどん荒れてしまいます。欧米の土壌の質がオーストラリアやニュージーランドと比べてきわめて悪い第一の理由がそれですが、河川の氾濫源あるいは火山の裾野にある農場を除いては、いずれどの国でも、食物を育てるために必要な成分が土壌から消えてしまうでしょう。






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Last updated  Nov 25, 2011 11:02:27 PM
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