逮捕までのいきさつはメディアなどで詳しく報道されています。
逮捕にいたるまでは白いワゴン車が線上に上がっていましたが、容疑者が乗っていたのは黒いの軽ワゴン車でした。
いろいろな報道の中で、指紋の決めてとともに軽ワゴン車の捜索結果などから容疑にいたる証拠が収集されたものと思われます。
まず、車の決め手は防犯カメラなどによる分析と聞き込みから容疑者が線上に浮かび、徹底した捜査を行なったものでしょう。
指紋については、鉄柵からのものは証拠になるのは弱いのです。誰でも触れることができるからです。
ランドセルからの指紋は決め手になります。さらに、軽乗用車の車内捜索です。被害者を車に乗せたとすれば、毛髪などが散乱しますし、被害者の指紋が検出されるでしょう。
また、発見になっていない雨傘が容疑者の自宅か車内で見つかれば、直接的な証拠の一つとなります。
今回の取調べも任意性が大変重要になります。重要参考人として任意の調べは、強制捜査などの懸念がありますので、慎重な調べだったと思います。
容疑者は捜査の段階で認めても、公判で否認することが多々あります。
情に流されず、一つひとつ証拠の収集を行ない証拠によっての取調べ、公判維持が求められます。
容疑者が逮捕されて本当に良かったですね。ご両親ご家族の皆さんもやっとほっとされたことでしょう。珠生さんのご冥福をお祈りいたします。