げんきはうす

2005/09/15(木)18:21

立ち読みしました。

今日は、車でげんを直接学校に送っていって、 療育センターに行く予定だったので、帰らず、学校の近辺をうろうろ。 本屋さんで立ち読みをちょっとしました。 この本。自閉症の親はちょっとどきりとしますよね。 でも、松風園に通園しているとき、先生達に 「反社会的行動をしないように」 と注意されました。 いい事と悪い事が分別できない子どもに 社会のルールを教えて、 反社会的行動=犯罪を起こさないようにするのは本当に大変な事です。 例えば、人のものをとらないようにするには まず、うちのげんの場合、給食が大好きで よく、ひとの給食に手をだしていました。 だから、トレイの中は自分の物。 他の人のトレイの中は人の物。 と教えるのに本当に何年もかかりました。 お店でも、大変なことを承知で、よく買い物をさせました。 レジで「ピッ」としてもらったら、自分の物。 だから、未だにフリマのシステムは理解できないようです。(^_^;) この、本に出てくるレッサーパンダの帽子をかぶった男の子。 高等養護学校を卒業していて、 自閉症でも軽度。知的障害はなかったようです。 げんの通学している養護は試験はないらしい。 しかし、この高等養護学校というのはちゃんと 試験があって、かなり、知的に高いとのこと。 しかし、知的に高いことと、社会性があることとは 全く違うと言う事。 逆にいうと、知的に重くても社会性は身に付くということ。 ただし、かなり根気はいります。 そして、実際外に出ることも多々あるので 他の人に迷惑をかけることもかなりあります。 私は、げんの障害を言い訳にはしていないつもり。 でも、げんが他の人に危害を加えたら まず、謝って、この子はこういう障害なんです。と言いたい。 しかし、実際、朝の電車の中では 「そんなこと説明してもらっても・・・」 と言う感じの方がほとんど。 だから、ひたすら謝るのみである。 あの「マラソン」の映画のように 電車の中で痴漢を間違われるシーンなんて とても他人事には思えない。 障害を持って生まれたら外に出ないほうがいいですか? 障害を持った子どもを産んだら、 すべての責任は親が取らなくてはいけませんか? なんだか今日1日、考えてしまいました。

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