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テーマ:原発について考える(375)
カテゴリ:てんごくの おきゃくさま
■放射能(放射性毒物)は、寿命がつきるまで放射線を出しつづけます。 放射線はどんなにわずかでも、かならず害があります。放射線に傷つけられた遺伝子は、そのまま子や孫に伝わります。ですから、できるだけあびない方がよいのですが、反対に現在、労働者の規制が大幅にゆるめられようとしています。たとえば、緊急時には無制限に被ばくしてもよい‥などです。すでに、原発内では若い人たちも、おおぜい被ばくしています。労働者の規制をゆるめることは、原発周辺の住民、そして日本に住む人全体の規制緩和へつながることになりかねません。
原発からは、死の灰やプルトニウムのほかに、放射能をおびたゴミのつまったドラム缶がたくさんでます。日本には、すでに40万本がたまっているといわれます。日本政府は、これらのドラム缶を、東京の南東900kmの地点、マリアナ諸島近くの海にまず1万本を試験投棄し、その後、1年間に10万本単位ですてていこうと計画をたてています。けれども、日本の投棄計画に猛反対しているのは南太平洋諸国の人たちばかりではありません。 1983年2月、ロンドンで 『有害物質の海洋投棄規制に関する条約』 についての締結国会議が開かれ、≪放射性物質の海洋投棄は、今後、科学的に検討し、その期間中は中止する≫という決議が、圧倒的多数で可決されました。それに対し、日本政府は 『投棄計画を変更しない』 と 言明しています。 『土の声・民の声』 号外 署名運動ニュース No.29 参考
死の灰の海洋投棄は、ロンドン条約によって、全面的に禁止されています。日本政府は、死の灰をガラス固化して、約1000mの地下にすてる計画をたて、北海道の下川鉱山や、宮城県の細倉鉱山などで、投棄試験をはじめています。日本には安定した岩盤はきわめて少なく、とくに鉱山のあるような所は、地層も複雑で、岩質が軟弱化しています。坑内湧水もあり、放射能の崩壊熱や圧力で、ガラスからとけだした毒物が、地下水にしみこむことは確実です。また、ドラム缶の投棄試験も全国の鉱山跡などで、こっそりされているということです。 1000年ぶりにおこった新潟地震や、今まで、おこったためしがなかった場所に、初めておこった日本海中部地震などの例のように、日本では、いつ、どこに直下型の大地震がおこるかわかりません。500~1000年も、絶対に外にもれないようにしておかなければならない毒物を、地中へ処分することは危険きわまりません。 『開発と公害』 第15・16号 参考
福井県敦賀市の高木市長は、『原発を誘致して、電源三法の金で、50億円の運動公園、14億円の公営地方卸売市場、20億円のゴミ焼却場、道路、学校の給食センター‥さらに、24~25億円かかる女子短大は、関電、動燃、日本原燃などにお願いしよう‥と、全くタナボタ式の町づくりができる‥50年後、100年後にカタワがうまれるやら、みんな白血病になるやら、保障の限りではないが‥』と、講演しています。 『わかさ通信』 第34号 参考 ■カタワ‥障がい者の人権を無視した差別用語です。
≪クリーンな原子力、原子力発電はコスト安≫ と さかんにいわれますが、原発からできる大量の放射性毒物についての処理方法は未解明。そのための費用はほとんど計算されていません。現在、電力はあまっています。まだ使える発電所をあまり使わないで、どんどん原発をつくり、莫大な量の毒物を子孫におしつけていく――今、私たちは、とりかえしのつかないことをしています。
三人の子どもたちも、7才、4才10か月、3才となりました。毎日、より安全なものを食べさせたい、と 気をつけていても、原発からできる大量の放射能のことを考えると、気が重くなります。何世代か後の子どもたちはどうなるのだろうか? その頃、自分は生きていないのだから、どうでもよいことではないか!とは、とても思えないのです。食べもののことは身近に考えられても、原発は関係ない、と思われがちです。けれども、子どもたちから未来を奪ってしまうかもしれない放射能‥‥もっともっと、みんなで考えていこうではありませんか!? ≪ お し ま い ≫ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月27日 12時34分22秒
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