テーマ:車に関するお話(10103)
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親父の思い出…
7年前に他界したおいらの親父は自動車板金工でした。 車&バイク好きで若い頃は相当ブイブイ言わせていたらしい そんな親父がおいらが小学4年の頃、異常にボンネットが長~いオープンカーに乗って家に帰ってきたのを覚えている。 親父の愛読書「CAR GRAPHIC」を暇つぶしに読んでいたおいらは一目で「ジャガーEタイプ」だと分かった。 深~いグリーンの車体、そして長いボンネット、当然本でしか見たことの無い車を親父が乗ってきた事に驚いたし尊敬した、V12気筒の滑らかなアイドリング音、吹かした時のV12の雄たけびは今でも覚えている。 小さな町工場の親父がなぜそんな高級車に乗っていたのか? 親父に聞いてみると、なんでもその車はとあるヤクザ屋さんの親分の車らしくて、その頃組同士の抗争でドンパチあったらしい、田舎の街では超目立つ外車でしかもオープンなのでその親分は身の危険を感じたらしい、 で、親父の工場にしばらく預けておくことにしたのを親父は乗ってきたと言うことだった。 幼少のおいらはすごい車に乗って帰ってきた親父に尊敬したのだけれど、大人になってよくよく考えてみれば、お客さんの車を勝手に乗り回している親父は相当アウトローですよね(笑) それから後、たまに親父の工場に遊びに行っていたけど、しばらくそのジャガーはありました。 ホコリをかぶって真っ白になって数年あったけど、いつの間にか無くなってたな~… 子供心に「放りっぱなしの車なんだから、親父がもらってあげたらいいのに」なんて思っていたけど、そんなおいしい話はあるわけないし。 そんな親父の血を受け継いだおいらはもちろん車&バイク好き! 今は軽トラしか乗れないけれど、そろそろワクワクする車に乗りたいな! ジャガーEタイプ ご存知ない方はこちらのページへ *************************************************** 旬のみかん&濃厚NYチーズバーずっしり540gに紅茶のオマケつき お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.25 01:25:04
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