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カテゴリ:舞台&役者
「キレイ」~神様と待ち合わせした女~ Bunkamuraシアターコクーン
7/17(日)14:00開演 2階E列5番 【作・演出】松尾スズキ 【出演】鈴木蘭々 高岡早紀 阿部サダヲ 片桐はいり 橋本じゅん 宮藤官九郎 大浦龍宇一 松尾スズキ 秋山奈津子 岡本健一 他 【ストーリー】(チラシより) 100年の長きに渡り、民族紛争を続ける”もうひとつの日本”。 その戦乱の中、幼い頃から地下室で監禁されていた少女が、10年ぶりに地上に出る。 彼女は自らを”ケガレ”と名乗り、戦場でしたたかに生きるカネコ一家や、 奇妙な友情を結ぶことになる社長令嬢など、様々な出会いから、 生きることを学び逞しく成長していく。 そこには、そのけなげな姿を見守る未来の自分がいた。 過去と現在、そして未来が交錯するなか、ケガレは全力で忘れたはずの忌まわしい 地下室の記憶と向き合うことになり・・・。 ************************************** 前日に、はしゃぎすぎたしアタマ使ったりでこの日は正直言ってかなりのんびりした(というか、やはり疲れていたらしい・爆)観劇に。 もちろんひいきの役者はいるんだけれど、前日に比べれば多少落ち着いて観られるはず・・・だったんだけれど。 終わってみれば、いつものミーハーモード全開(爆爆)。 主役の交代で懸念された鈴木蘭々は、意外に好演といっては失礼かな。 思ったより歌えるしかわいいし(^^)。 松尾さんはいかにも怪しげだし、荒川さんは別の意味でおいしかったし。何せ「神様」でもあったんだもん。思い出しちゃうでしょ『弥冶さん・喜多さん』をさ(笑)。 そして期待通りだったのが阿部サダヲちゃんと秋山奈津子さん。このふたり、もうもう思いっきりラブリーでキュートで最高!!! 出てくるだけで場をさらうというか、目で追ってしまうのよね。 特に秋山さんて、『SHIROH』での貫禄ある姐御から一転して20歳のお嬢様なのに、全く違和感無いだもん。そのふり幅たるやたいしたもので。好きだなぁ・・・天海さんとは違うタイプだけれど、どちらも一生ついていきたくなるお人だわ。 橋本じゅんさんは・・・この人ならではの生命力がうまく出ていたなと(笑)。あのつぶらな瞳で「賞味期限がぁーーー」って泣かれて懇願されると胸がきゅんきゅんするわ。 そしてクドカン。実は生で舞台を観るのは初めて。役のせいもあるんだろうけれど、やたらかっこいいのよーーー!!アレーーー?この人こんなにスラリとしたおっとこ前な人だったっけ?こんなに良く通る耳心地のいい声だったっけ?てなもんで。どうもね、脚本家としてのイメージが強すぎて、どっか猫背でボソボソインタビュー受けてる無精ひげの印象があったせいだと思うんだけれど。いやぁやられますな。同行の友人が終わってから彼のことばかり何度も褒める褒める褒める(爆爆爆)。持ってかれたな。うはは。 掘り出し物ーーって思ったのは大浦さん。なんつーか、端正な2枚目のイメージがやはりこの人にはあったんだけれど、ワイルドなジョニー・デップ風のいでたちと声が意外にはまっていてよかったわ。 最後に語るのは同じく初見の岡本くん。 やーーーーーんかっこかわいいのぉぉぉぉぉーーーーーーー!!! なんつーかもう、それこそこの人には雑誌等で”アンニュイ”な人って。そう思っていたけど舞台は違うのね。思いっきり2枚目なんだけど、アタマいいんだけれどゲイ(爆)。ステキだったー。迷い無く一直線にオトコにキスする登場シーン、最高にときめいたわん。無茶ばっかり、文句ばっかり言ってるけど(ってか、そんな登場人物ばかりなんだけどさ・笑) 『いいよいいよあんたがそーいうならさ』 なんて甘々な姉さんに私はなりたかった。 ジャニーズバンザイ!←意味不明に混乱(笑) なんつーか、アレだな。 構えてみたり、過剰な期待を持ちすぎることも無く、肩の力を抜いて観る舞台ってのもいいもんだな。友人もブログでそんなようなこと書いていたけど実感。うん。 上演時間長すぎると思ったけれど(休憩入れて3時間40分)、そんなに感じさせなかったもんな。 コレ1本で、昨日の2本より長いのにさ(大笑)。 すっかりご機嫌になって、いいオトコたちいっぱい観て、当分このまたたび効果は続きそうだ。 韓流スターも悪かないけど、日本のオトコもかなりのもんだぞ、みなのしゅう(何者)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 21, 2005 09:26:23 PM
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