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ねこにまたたび

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げじねこ

げじねこ

March 29, 2007
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カテゴリ:舞台&役者

『HEDWIG AND ANGRY INCH』 2007年3月27日 19時開演 

  ZEPP NAGOYA  1階E列センターブロック


作:ジョン・キャメロン・ミッチェル
作詞・作曲:スティーブン・トラスク

キャスト:ヘドウィグ  山本耕史
     イツァーク  中村 中

ストーリー(プログラムより)
 1960年代、少年ハンセルは旧東ドイツに生まれた。
 彼の夢は自由の国アメリカに渡り、ロックスターになること。
 そしてもうひとつ。少年時代に母親から聞かされた、
 魅惑的な「愛の起源」の物語。
 そこに登場する自分の“カタワレ”を見つけることも、
 胸に秘めた大きな目的だった。
 そんなある日、「壁」のそばで一人のアメリカ兵と出逢う。
 アメリカ兵との結婚を選んだハンセルに待ち構えていたのは、
 渡米のための“性転換手術”。
 だがハンセルの股間には、手術ミスのため
 「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。
 母の名・ヘドウィグを名乗り、渡米を果たすもあっという間の離婚。
 どん底生活の中、彼女のロックへの情熱が再び甦る。
 それは彼女に新しい運命、
 少年トミーとの出アをもたらすのだが・・・。
 ヘドウィグは自分の魂である歌を取り戻せるのか。
 しして、彼女が捜し求めていた
 “カタワレ(=愛)”を見つけることは・・・?




     *************** 


ストーリーは一応知っていた。
映画は2/3、いや3/4かな?までは観た。
ベビーシッターしながらトミーと出合い、微妙なバンド(笑)で歌ってる辺まで。 
なので、開演前に歌詞カード慌ててしっかり確認しておいたよ。


ZEPP NAGOYAは初めて。
結構広い。
席は5列目のほぼセンター。
しかも、ラッキーなことに目の前の2席が空席で(もったいないーーー!)
視界良好なことこの上なし!
おかげで何度も目線がこちらに(*^^*)。
そりゃあんなにいい席が開いてれば目立つわな(^^;)。

音も良かったよ。足元からズンズン伝わるBeatがすごく心地よかったから♪
ROCKなリズムでガンガンやってる曲の時なんて、
なんつーのかな?咽喉元までBeatがせり上がってきて
拳とともにいっしょに立ち上がって歌い叫びたくなってしまったもん。
なので、この舞台に馴れた前方のお客さんが率先して立ってくれた曲とかは
気持ちがノッテいたのでうれしかったなー。
まぁ純粋な意味でのライブではないので、
私自身の動きそのものは控えめにしてましたが(笑)



さて。
舞台そのものは全く初見。
なので、ネタバレみてはいたけれど、
あんまりピンときてなくてどんな風に進行するのか楽しみだったんだ。

登場の仕方がかっこよかったー♪
イツアーク@中村さんがヘドウィグ@山本くんを紹介すると、客席扉から登場!
私、知らなかったものだからうっとりしつつ、
でも噂どおり『でかっっっ!!!化粧濃いーーー!!!色っぽいーーー!!!』
などと脳内が大騒ぎしていたら、通路歩きながら客席を艶然と見渡す視線が、
視線がーーーーーーーーー!!!(@@)
こっちにガツン!と来まして。
その瞬間からはい、もう持っていかれましたね(*^^*)。
まだ何もしゃべってないし歌ってないのに、易いな私(笑)。


えっと、正直に告白します。
曲は映画一回だけでしたがそれでもめちゃ気に入ってましたが曲名が覚えられない。
もちろん歌詞だって英語だからなおさらさ←あたりまえか
なので、意味は予習のおかげでさらっとわかったけれど、
コレ本当に予備知識ないと苦しいな・・・・・と。
それでもセリフ部分だけでも充分伝わるナニカがあったし、
それを伝える力がヘドにあったのが凄かったな。

でね、出演者が二人とバンドのメンバーだけでしょ?
ほとんど大部分の時間、ヘドに目が釘付けではあったんだけれど、
イツァーク役の中村さんが想像以上にかわいらしくて、
何役もこなしてたけど思ったより違和感なかったし、歌もうまくてよかったのよ。
なので一回しかないんだからとヘドに囚われつつもイツァークも気になるし、
バンドだってちょっとはみたいし(ほんのちょっとね)。
んで忙しく視線動かしてまたヘドに戻る・・・と、
一度何だか知らないけれど、うん、絶対目が合ったんだよ。
しかもガンミされたような??
意味は・・・『どこ観てんだよ!俺を観ろ!!』
もとい、『どこ観てんのよ!アタシを観なさいってば!!』

ひぃぃぃぃごごごごごめんなさいーーーー(爆)。
うれしい誤算?でありやした。
やーーーやっぱコレは前が空席で、舞台からも逆にその空席が目だってたからとおもうのよ。

・・・やっぱりもっとダイエットしとくんだった美容院行くんだった←そっちかよ

そんなハプニングもあって、途中からはもうヘド98%(100%じゃないの・笑)

そのヘド。
本当に最初はまずデカーーーーーーーーだったんだけれど。
化粧濃いーーーーーーーーーーーーーーだったんだけれど。
いつのまにかそんなことどうでもよくなっていっちゃって。
彼女の話に引き込まれ、
百面相(笑)に笑わされ、
突き出した真っ赤な唇、
予想外にくねくねする腰つき、
ありえない長さの脚線美と小さなお尻とちょっぴり膨らんだ股間(だって気になるよ真正面だったもん)、
ありえない色白ななめらかな肌とキレイな逆三角形のたくましい上半身にクラクラしつつ、
時にパワフルに、時に切ない歌声に思いっきりやられてしまって。

いつのまにかそこに存在するのはただただヘドその人。
山本君であることを本当に忘れさせてくれたんだ。

これってすごいよ。
本来煩悩のカタマリの私が、
舞台を堪能しながらもアタマのどこかちっちゃな片隅で
必ずミーハーだったり冷静だったりするんだけれど、
それを意識させなかったんだもん。
そんな舞台、そうそう何度もあるもんじゃないよ。


そんなこんなで、冷静にストーリーを追えない私ではあるんだけれど、
それでも終盤、ウィッグを取り去った姿に胸が痛くてねぇ(涙)。
トミーになって(?)歌った曲はもう、呆然と見つめていただけ。
そして最後の最後。
上手のドアを開けて洩れてきた光の方を見つめた横顔。
その目は何を見ていたのだろう。
諦め?
切望?
絶望?
まだ愛していた?
・・・そのすべてを一瞬の横顔の表情に、瞳にやどして去っていったヘド。


あの表情が忘れられない。
あの表情のためだけでもいい、もう一度逢いたいと強烈に思った。





余韻に浸っているうちに泣き出しそうと思ったら、
うるるんっときたところでカーテンコール。

山本君。
スに戻るの早すぎるんでないかい?

『本日はありがとうございました。
名古屋の後、福岡・東京とまだ続きます。
ついて・・・これるひとだけ来てください』


おいっっっ(爆爆)。

次のカーテンコールでは

『ありがとうございました。
このあとおいしいもの食べて明日に備えます(がんばります、だったかも)』

一応中村さんにもマイク向けるけど彼女は『ありがとうございました』だけね(笑)。

最後は

『ありがとうございました』

を二人が交互に言っておしまい♪



アタシャ、今まで観た山本君出演の舞台の中で一番気に入って、
一番気持ち持っていかれちまったってのに、
その本人があっさり笑わせるなよもう。


ロビーに出て速攻感想&お礼のコメント書いてからZEPPを後にした。
興奮は・・・もちろんおさまることを知らず。
本当に泣きそうになって、うるうるしてるくせに妙に笑いだしたくもあり。
そんな感情が交互に津波のように押し寄せてプチパニック(笑)。
同行の友人の腕にすがりつつ、そんな自分の気持ちを一生懸命一方的に話す話す話す。

大迷惑だな(爆)。

あーーーでも本当にいい舞台だったんだよ。
ミュージカルでここまで気持ち持っていかれたのは「SHIROH」以来かも。
映画見直す時間がまだ取れないもどかしさを感じつつ、
でもそこにいるのはジョンであって山本へドではないのよね。
ジョンのヘドもすごく好きで、声も何もかも好きになっていたけれど、
それ以上に山本ヘド、愛しちゃったみたいだ。
山本ヘドのCD欲しいなぁ。
欲張り言えるならDVD欲しいなぁ。
もちろん感想にソレを書いておいたよ。

実現しますように。のんのん。










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最終更新日  March 29, 2007 10:14:36 PM
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