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ねこにまたたび

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げじねこ

げじねこ

August 20, 2008
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カテゴリ:劇団☆新感線

宮殿が現れる。
国王を讃える歌を歌うのは宮廷兵のロック@冠くん←ロックってまんまじゃん(笑)
一目見ておぉーーと思ったのは、「メタルマクベス」のときより精悍な表情だったこと。
ってか痩せたよね?メタマクではオモロイにーちゃんっぽかったけど、今度は硬派な雰囲気・表情で歌い上げるのもかっこいい。
んーーーやっぱうまいなぁ。あたりまえだけれどさウィンク

そしていつのまにこんなところに、の異国風(アジアンテイスト)の衣装を身に纏ったお竜も歌い舞う。
それにしてもスリムだなぁ。ウェストなんて、まじ私の半分しかないんじゃ?ってなくらいくびれてますがな。はぁ~しょんぼり
冒頭の歌とは違う無国籍なリズムで、やっぱりここでもダンサーたちが力強く、でもなまめかしくっていいのん。
そして舞台中央奥の壇上に控えるは・・・クガイ王@北大路欣也サマぽっ
ただ座っているだけなのに、それだけで圧倒される。まさに威風堂々。

すっくと立ち上がり、前にゆったりと歩いてくるけど、確かに思わずははーーと跪いてしまいそうになるオーラがビンビン。
そして罪びとを裁くその眼光と落ち着き払ったその声。
ほぁぁぁぁぁなんていいお声。
取り立てて大声を出すでなく、むしろゆったりと、あえて淡々としたセリフなんだけれど、不思議とズン、っと胸に届く。
そして表情ひとつかえるでなく、月生石を盗んだ男の首を刎ねる。
確かにその瞬間、宮殿内の空気が畏怖と恐怖で凍りついたよね。

『人は皆愚かだ。己の心の弱さ故、過ちをおかす。だからお前たちは迷うな。
 裁きは全てこの俺がする。罪は全てこのクガイがになう。
 お前達タタラの民は、ただ生きるがよい』

この言葉に最初は恐ろしいまでの自負とともに傲慢さも感じていたけれど、ひっかかるところもあったのね。

<罪は全て己が償う>ってさぁ、何様?
そもそも<何も考えるな>ってこといってるわけでしょう?人をかなりなめた発言だと思うけれどどんな意味が???

最後にこの言葉の本当の重さがわかるのだけれど、このへんの伏線の張り方のうまさは中島脚本だよなぁ。

さて、そこへやってきたのは捕らえられた五右衛門&左門字。
彼らの姿に驚くお竜だが知らん振りしようとするも、五右衛門に気づかれてしまう。
『お竜じゃねぇか』と声をかけられ、あわてふためき変顔のお竜(笑)。
このお竜がね、目の前だったのですよ。
五右衛門曰く『なんかたくらんでいるときはギバちゃん(柳葉敏郎)顔になるんだよ』の顔が、ですうっしっし
はい・・・片頬をぷくっと膨らませて、「アタシャ無関係よ~ん」なすっとぼけた顔でござんす(爆)。
お竜が助けてくれる!と思ったのが甘かった泣き笑い
そう、不二子ちゃんならぬお竜でござんすよ。
権力者(もちろんクガイ王)を前に嘘八百並べて仲間を裏切るなんざ、まさにお約束。
しかもあろうことか自分をスペイン商人に奴隷として売ろうとしていた輩と、
そして自分はよく知らないがなにやらこの国のお宝を狙っているとまでいいはなつ。

あきれ果てた五右衛門らだが、あっさり処刑台送りに。
せっかく生きのびたのにここであっけなくやられちゃぁ物語は続かない。
もちろん生きるための嗅覚が並みでない。遠くで聞こえていた砲弾爆弾が近くなっていることに気づいていた。
タタラ国と敵対するバラバ国の戦闘開始だ。
どさくさにまぎれて縄抜けし、刀を奪って逃げ出す。

クガイが彼方を見つめつぶやく

『まだあきらめきれぬか。カルマよ。』

闇に消えるクガイ。
そして今度は闇から浮かび上がる一人のオトコ。カルマ王子だ。

白を基調にした衣装に銀色の甲冑、赤をポイントにして仕上げは真っ白になびくマント!
やーーんもう、私のツボ(翻るマントフェチです緑ハート)つきまくりではないですかぁ。
すらりとした立ち姿の美しいことといったら目がハート
しかも舞台化粧もばっちり!りりしくってまさに王子!ピンクハート
あ、でも内心ミキティ(スケートの安藤美姫)に似てるなぁって思ったけれど。へへ。
そしてスロ~ミディアムテンポの曲がすごく切ない。
軽ーく踊りながら歌うから気持ちは盛り上がるけれど切ないの。
ボノー将軍@じゅんさんとシュザク夫人@マリさん夫婦が途中から加わってパワーUPしてるけど哀しい曲よね。

途中の歌詞がまたいいのねー。
 
 <・・・誰かが太陽を殺したような真っ赤な海に・・・> (作詞:森雪之丞)

うわぁぁぁですよ!
なにこの≪絵≫!!! (注:実際はそんな絵はありません)
流される血の多さ、体だけでなく心にも負った傷の深さがこのフレーズだけでわかるよね。

でも。
でもでもでもそんなムードをなにげに壊すのは・・・。
ここでやっと登場したじゅんさんがいけないのよーーーーー!
だって、なんでかわかんないけどもうじゅんさんは登場するだけでおかしいんだもん大笑い
まぁもともと出オチとかも多い人だけれど(笑)、今回も特に何もしてなくても、
あのうさんくさい風貌を見た途端こみ上げる笑いをどうしてくれよう←かなり毒されてるあっかんべー
切ない気持ちなのに笑えてもクルのよー。忙しいったらありゃしない(爆)。

同時に登場したシュザク夫人が予想通りカワユイのもGOOD!
最初からお手手つないで(肩をだいてだったかも?)仲良しこよしダブルハートなのもすぐわかる。
なのに更にそれを強調するLOVELOVEっぷりをこれでもかと見せ付ける。
なぜか関西弁な夫人のセリフがめっちゃキュートで、肩に入った力もストンとすぐに抜けそうだわ(笑)。
自分たちだけの世界に入り込んだふたりにツッコム王子もGJグッド

そして今度の戦の心配をする王子に強力な援軍を紹介する。
難破したところを助けられたペドロ&アビラが大砲を彼らに売ったのだ!
超長距離砲を手にして強気なボノー将軍だ。
夫人にも『月生石』をプレゼントして、石の独占をたくらむクガイ王を打倒しようとそそのかす。
そうそう。
無視された王子が、俺もいるぞっ!とつっこんだとき、
「この小姑のような人は?」といわれてたのがいいなぁ(笑)。
何気にねちっこい性格なのを一言で言い当てていた!?(爆)

混乱する事態にいいのか?と問うアビラにペドロは「俺たちは死の商人だろ」とにやり。
『ボッタクリ賛歌』、もとい『世界はお金で回ってる』。
ペドロは得意のTAPで更に盛り上げる♪
と、面白そうだなとカルマ王子。やってみたらイケるじゃんとTAP合戦。
挑発されてはりきりすぎたペドロが軽く捻挫の仕草は、王子に華をもたせたってところねウィンク
あとでTAP振付確認。ひょっとして慈英さんご本人?かと思ったら本間憲一さん。さすがの人選オーケー
でもここも、実は半分しか足元見えなかったのだ泣き笑い
TAPはメインが足元なのにねぇ。くすん。
その分、音、は楽しんだけどさ。

いよいよ砲撃だ!
超長距離砲は確実にクガイの宮殿までとどいていると大喜びに面々。
意気もあがったバラバ軍兵士たちとともに将軍と王子も島へ乗り込んでいく。

ここで五右衛門らが宮殿で聞いた砲撃と時空間がつながるのね。

王子はクガイと一気にケリをつけるべく、バラバ軍兵士らと王宮奥へ向かう。
ボノー将軍を迎え撃つはタタラ軍ガモー将軍@粟根さん。
そう、久々にじゅんさんVS粟根さんの図式ハートなのですよ!!!!!←興奮の度合いがかなりとわかる
特に粟根さんはどちらかというと知将とかの役割が多くて戦闘(殺陣)シーンでがっつりからむのは最近少なくなっていたからねぇ。
だから殺陣が多い粟根さん、ってだけでもうれしいのに対極にじゅんさんと来た日にゃ涙がちょちょぎれる(死語)ってなもんですよ。
ま、もちろん頭悪そうなタイプの役柄のじゅんさんのポジションだけは不動(爆)で、
粟根さんとの会話シーンではあっさりいなされてるのもお約束とはいえにんまりうっしっし
更に子分頭にそれぞれ河原さんと前田さんだから、殺陣がそりゃもう締まって、でも華麗で見栄えのすることといったらぽっ

一方どさくさまぎれで逃げる五右衛門は記憶にひっかかっていた何かを思い出す。
クガイは過去に因縁のあるアノ男だったのだ。
左門字にタタラとバラバの兵を押し付けさっさとトンズラ。
残された左門字、無関係を両兵士に説くも効く耳持たずで戦いに巻き込まれ、無念ながらも五右衛門逮捕を新たに誓う。
このあたりもまさにアニメのルパンと銭形の関係そのもの。
もう何度にやりとしたことか。

そのころカルマはクガイの元にたどりつく。
母の仇と剣を向けるがクガイは「殺したのはオマエの母ではなく俺の妻だ」と聞く耳をもたずの風情。
その言葉で更に憎しみを煽りたてるカルマ。
クガイの側に控えていたお竜は親子であることに驚きを隠しきれない。
いきり立つカルマがクガイに切りつけるも、一太刀でカルマは腕に傷を負う。
幸い急所ははずれていたようだが、容赦なくとどめをさそうとするところへ乳母のバーヤが駆け込み慈悲を請う。
しかし実はボノー将軍に操られ月生石のとりこになってクガイの命を狙っていたのだった。
寸前見抜いてバーヤはくガイの剣に倒れ、その隙にカルマは逃げ出す。

「わずかな欲で身を滅ぼすか。だから自分で考えるなといっているのだ」

つぶやくクガイの背負った、何とは知れぬ重荷に思いを馳せたのは私だけではないよね。
同時にそれだけのものを背負う器量も感じられて、立ち去る背中の大きさと孤独がたまらんかったわー。

激しさを増すばかりの戦闘はバラバ軍が段々優勢となる。
ここもねー立ち回りがかっこいいんだなー。
特にアクションクラブの川原さんと前田さん、剣のスピードがハンパじゃないからね。
つい姿を探しちゃうダブルハート
ま、探すまでもなく充分目だってもいたけれど(惚)。
ボノーとガモー、再度対峙するが手負いでも気迫の衰えないタタラ軍。
背中の傷は逃げようとした証として戻っても死罪にされる恐怖もあって死に物狂いなのだ。
形勢不利を悟ったボノーは捨て台詞を残し行方不明のカルマ王子を残したまま撤退。

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・・・まだ1幕終わんないよ!?






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最終更新日  August 20, 2008 10:02:32 PM
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