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ねこにまたたび

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げじねこ

げじねこ

August 23, 2009
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カテゴリ:舞台&役者

それまでずっと疎まれつづけて生きてきたエルファバにとって、生まれて初めてその存在を、そして才能を認められた喜びはいかほどだったのか。
爆発する歓喜と希望に満ちた歌声がものすごく伸びやかに心地よく響く。
けれどよく聴いてみれば内容はものすごく切なくもあり。そう。ただひたすら愛を求めているのだから。
しかも緑色の肌を魔法で「普通」にしてもらうことを望んでもいる。
輝かしい未来を夢見るけれど、そこに潜む「みんなといっしょがいい」という気持ちがちょっと痛い。


さて。ネッサと別々の部屋になることになったエルファバだが、誰一人として同室になろうとするものはいない。
そこへどうしても魔法を学びたいグリンダがモリブルに声をかけたことで勘違いされ同室になることになった二人。
けれど最初からどうしてもお互いを受け入れることが出来ず嫌悪感しか感じない。
それをそれぞれ手紙で親に訴えるのだが、その文面が個性が現れていて面白いの。
グリンダは言葉を重ねて不満を訴えるのに、エルファバは一言「おバカ」でバッサリなんだもん(大笑)。
嘆くグリンダを学生たちが慰めるけれど、それでもイライラしてムカムカする気持ちが治まらないのね。ふたりともホント正直だこと。

 

大学でのディラモンド教授の授業。
オズは言葉を話す動物と人間が共存する世界であり教授は実は山羊だった。
厳しくも愛情を持って学生らと接する教授。
そこでレポートの採点が思ったような高評価でないと不満タラタラなグリンダが妙にかわいい(笑)。
ってか、グリンダって歌うときはステキなソプラノなんだけれど、セリフだと思いっきりブリッコなんだよねー。それがおかしくて、でもいいのよぉ♪
表情もクルクル変わって目が離せないの。うん。人気者なのが素直にわかるわー。
人間世界では存在そのものが少数派の教授はエルファバのよき理解者。
その教授が最近気になることがあるという。
同じように言葉を話す動物の仲間が言葉を奪われてしまったというのだ。
誰の陰謀だろうか?オズの国の誰かが動物から言葉を奪いさり、自分もいつかは・・・と不安が隠しきれない。
エルファバはオズの陛下に頼めば、きっと魔法で何とかしてくれるというが、教授も言葉を奪われそうになる。


街に一人の若者がやってくる。ものすごーーーく横柄で軽そうな態度(馬車に半分寝そべってサングラスをかけ、いかにもチャラ男・爆)。
ハンサムで調子よくて人気もあるその人はウィンキー国王子。ジズ大学に入学してきたのだ。
早速彼に目をつけたグリンダ。彼を誘いたいが、彼女を崇拝するボックがつきまとうため、親切心に付け込んでネッサをダンスに誘うよう仕向ける。
そんなちゃっかりしたグリンダを似た物同士と認め、ダンスパーティーに誘うフィエロだった。

もうねーーーー待ってました!!!!!!!!!
やっとフィエロ登場なんだもんっ。
でも・・・なに~あの登場の仕方ーーーー(大笑)。
や。友から1幕はチャラ男として登場とは聞いていたのよ。でもそれが徐々に変わって言って2幕では一転『熱情』がとってもステキだと。
だからわかっていたはず、というかある程度予想していたんだけれど。
予想以上でした!
もう笑っちゃってさぁ。なにアレ。あの姿。まさにチャラ男としかいいようのない、いかにもエルファバがキライそうなタイプ。
馬車がぶつかってきてもろくに誤らないデカイ態度もそりゃいかんでしょう。
でも身軽なのよねー。軽やかに動き回ってさぁ、ダンサーの本領発揮で無駄に魅力振りまくのー。
そりゃ観てるこっちもついキャピキャピ反応しちゃうって(爆)。
わかっていても振り回されたくなる魅力がいっぱいの李フィエロ(*^^*)。
学校けとばしたいーーーいっしょに踊り明かしたいーーー(←おバカ)。
いやでも。うん。グリンダが惹かれるのわかるわよ。
しかし、自分を崇拝して側を離れないボックを持て余していたのを、その気持ちをちゃっかり利用してネッサをダンスに誘うやさしい人がいたらなぁって・・・。
めっちゃ策士。しかもそういえば確実にボックがいいところをみせようとネッサを誘うことは目に見えていたのね。
そんなグリンダの様子を<やるなぁ>って笑いながら観てるフィエロ。
<なんのこと?>と気にも留めないグリンダ。
似た物同士を自覚し、無事デートの約束を取り付ける二人だった。

一方ネッサ。
グリンダのおかげで生まれて初めてのデートに舞い上がる姿がすごくいじらしい。
そんな妹の姿がうれしくて、大嫌いなグリンダではあるが、いいところもないわけではないのねとしぶしぶながらも同意。
お礼をいおうとすると、逆にグリンダから思わぬプレゼントをもらう。「あなたに黒は似合うし、仲良しのしるし」だといって。
それは黒いとがった三角帽子。グリンダが祖母(だったとおもう。たぶん^^;)からもらったものだったが、デザインが古臭くて気に入らなかったものだった。
それを調子よくプレゼントして、しかも恩を売ったというわけだ。ここらがけっこうしたたかさをのぞかせるんだけれどね。しかもうまくいったと友人らと笑っていたし。
けれど、それを唐突に貰ったエルファバは・・・なかば呆然。
思うに、「仲良しのしるしのプレゼント」って、きっと生まれて初めて貰ったと思うのね。
たとえそれまで気が合わないと、大嫌いと思っていた人であっても、妹のことがあって、次にコレ。
その間の気持ちの揺らぎはあえて舞台の上ではなかったけれど、きっとものすごくものすごーーーく嬉しかったよね。
う。いかん・・・想像するだけで泣きそうだ。
やっぱ舞台後遺症はかなり重症らしいなぁ(苦笑)。

そして待望のダンスパーティに颯爽と現れるフィエロとグリンダ。
まさにお似合いの華やかな二人のダンスシーンはまさにうっとりー。
赤のスーツがお似合いよフィエロ~~~(*^^*)←ここは他に目線を向けることがどうしてもできなかった(笑)
そこへネッサの車椅子を押してボックも登場(舞台上手)
盛り上がる会場のなか、たとえ踊れなくてもうれしそうなネッサ。
ボックは部屋の片隅(舞台下手)でイチャイチャしてるグリンダの様子が気になって気になって仕方がない。
なかばヤケクソ気味になったのか!?ネッサは憐みで誘われたとしてもうれしいという言葉に、「キミは素敵」と。
あこがれが、本当の恋に落ちた瞬間なんだろうなぁ。ネッサの表情がキラキラしてた。
ボックはネッサに「踊ろう!」と車椅子をホールの真ん中に押して行きネッサとダンスを踊る。
けれどそんなネッサをよそに、ボックはそんな自分の姿をグリンダに気がついて欲しいと思っているのが見え見え。だって目線がグリンダの方に何度も向くんだもん。
そしてボックの思いを全く気がつかないグリンダは相変わらずやっぱりフィエロとイチャイチャ。
あのね。あのねあのね。
本当にもうそこまでベタベタしなくってもいいじゃんかぁぁぁぁぁ(><)っていいたくなるくらいいちゃついてたよ。
・・・・・・・・・・・替われるものなら私があのシーンだけでも・・・・・・・・・以下略(爆)←おおバカ

盛り上がる会場がしかし一転、凍りついたかのように静まり返る。
エルファバが登場したのだ。黒いドレスに、プレゼントされた黒いとんがり帽子。髪は三つ編みのなんともダサイ格好。
どう考えても場違いでしかないエルファバ。
しかし、そんな空気をわかった上で。それでも意を決したようにひとり踊りだすエルファバ。
しかもめちゃめちゃダサダサな踊り←あえていうならモンキーダンス風とでもいおうか、なんとも古臭いカンジ
しらけかけた空気のなか、もくもくと踊り続けるエルファバを失笑するみな。しかしグリンダはどうにも落ち着かない。
自分のちょっとしたイタズラが引き起こした事態だからだ。
しかも、その前になんとモリブル学長がいうには、グリンダもいっしょでなければ魔法の授業をうけないといいだしたといい、ぷんぷんしながらグリンダに魔法の杖を渡したのだ。
思わぬエルファバからのプレゼントに半ば呆然とするグリンダ。
さすがに見逃すことが出来なかったのか、良心が傷んだのか、意を決してエルファバに近寄りいっしょにその妙なダンスを踊りだす。
ただね、その前にフィエロにちゃぁんと「ちょっと待っててね」とお願いしてる辺りがちゃっかりしてるというかなんというか(笑)。
そしてダンスホールの空気が段々ほどけ始め、フィエロもいっしょに踊りはじめる。
んで、フィエロが踊るとカッコイイダンスになるのはなぜ?なぜなぜぇ?愛は盲目っていうけど、でもこれはそのフィルターなしでもかっこよかったのよホント♪
ついにはみんなもいっしょに盛り上がって全員でエルファバ風ダンス・ダンス・ダンス♪♪♪
なんつーか、いっしょに顔がほころんでよかったなぁって心から思ったわ。
そしてグリンダの株もちょっぴり上がったしね。
だって、あの時エルファバといっしょに、最初にいっしょに踊るのってものすごく勇気がいったと思うもの。
それでもほおっておけないっていう、しかたないじゃんもうこまるんだからホント、って心の声がきっちり聞こえてくる姿がかわいくって。
計算高いかと思えば、それだけじゃないちゃんとした「良心」を持ち合わせていることがここでわかるからいいんだよねー。


部屋に戻った二人。
興奮して眠れそうにない様子が微笑ましい。
けれどここからが実はグリンダの「天然」魅力の本領発揮だったの(*^・^*)。
どの曲も粒そろいで好きなんだけれど、この曲はある意味最高なの。ふふふ。
勝手に「エルフィー」って呼び始めるし、でも自分のことは「グリンダ」と呼んで、ってまんまやん!
女の子ならではの「お互いの秘密の告白」ごっこ(笑)。
グリンダは「フィエロと婚約」だって。ま、ムコウはそれをまだ知らないらしいけど(大笑)。
なのにエルファバは秘密がないというから盛り上がらないことこの上ない。

すると今度はエルファバをイメージチェンジしてあげるという。
エルファバの髪を解き、勝手に盛り上がって得意満面なんだなぁ。しかも自分で「気にしないで。私って善い人だから」って普通自分で言うか?(爆)
とっておきとばかりに極意を教えてくれる。それが【ポピュラー♪】ってこと。
金髪美人ならではの論理だけれど、それでもそれがイヤミっぽくならないのは本気でそれを信じて実践してるし、実績もあるし自身たっぷりなんだけれど、
どこかおバカっぽい雰囲気があるからかな。
特に☆キラキラ~~~☆の実践講座(注:ロングヘアに思わせぶりに手をもっていきなびかせる仕草)は最高!
めっちゃ真剣だから、ありえないしばからしいと思いつつ、でももしかしたら本当に効果的?なんて思い始めたんじゃないかという風に見えるエルファバもかわいいんだこれが。


だから、翌日の授業の前、今日実の片隅で一生懸命☆キラキラ~キラキラ~☆を不器用に実践するエルファバがとにかく愛しいの(笑)。
しかもそれをフィエロの目の前でするんだよなぁ。もうもうもう。
けどフィエロってば一言でバッサリ「グリンダみたい」(爆爆)。わかってるねぇ。うはは。






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最終更新日  August 27, 2009 08:41:33 PM
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