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カテゴリ:日記
力学ページをまとめている際、非常に苦しめられたのがモーメントの概念。
力のモーメントはてこの原理から簡単に示されるけど、てこの原理って本当に原理(公理)?というところから悩み始めました。 力学の公理をニュートンの運動の三法則として、力のモーメントを導出する今のところの私の決着は次のストーリーになってます。 ありがちなのは運動方程式にいきなり位置ベクトルの外積を左から掛ける、というものですが、数学的な処理のみであって、そこに本質的な意味を感じとることができないため、この方法はNGとしました。 そこで時間の一様性に基づいて、運動方程式からエネルギー保存則を導きだし、そこから仕事の概念を定義してから棒の回転に加えた力の仕事を求め、方位角で微分する、という方法をとりました。これだと物理的な意味を失わず、外積の概念も抽出できるのでいいかな?と思っています。 一応、この方法ならてこの原理を使わず、ニュートンの運動の三法則のみによってモーメントの概念を定義できるので、てこの原理≠公理として話を進められ、力学としてはすっきりするのかな?と思っています(公理は少なければ少ないほどよいはず)。 具体的な内容は、サイト改修が終わったら見てもらえれば、と思います。はたしてわかりやすいのだろうか?あるいは考えもれしてないだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.04 01:35:17
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