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2008.11.04
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カテゴリ:車・バイク
10月の25日に納車になって、中央高速道で、西沢渓谷と、東北自動車道で裏磐梯へと2回ドライブをしたが、過去2回の日記にも書いたが、21km/Lと23.5km/Lで、非常に燃費は良い。

P1130785.jpg

だが、この私の記録はWebを調べてみると、やや良すぎる様なのだ。

私はセンティア3.0エクスクルーシブという割と大きな重い車で長野県の駒ヶ根辺りまでよく仕事で通っていた時に13.8km/Lと言う記録を出したことが有り、どういう運転をすれば燃費が良くなるかを良く心得ているから、新車を下したてで、未だ一度もオイル交換さえしていない車でも23.5km/Lなんという、カタログデータより良い記録が軽く出てしまうのだろうか?車の性能も勿論重要だが、走行条件や運転の仕方でかなり結果は異なるから、車の性能以外の部分で、私のドライビングに起因するところも多いのかも知れず、その辺にすこし触れておきたい。

実際問題前々回の日記にも書いたが、省燃費で有名なプリウスでも高速道路を淡々と走る限りはただの低燃費なガソリン車に過ぎないのです。
トヨタのハイブリッドカーもホンダのハイブリッドカーもブレーキングするときに発電機を回すことで電気としてせっかく加速した運動エネルギーの何割かを回収して、バッテリーに蓄え、次に加速する時に、その溜めた電気でモーターを回して加速し、ガソリンの一番消耗するケースをエンジンでなくモーターに仕事をさせて省燃費にしていると言うわけです。

しかし、片道300kmものドライブでその殆どを高速道路で移動した時は如何でしょうか?
ブレーキを殆ど使わないから、発電は殆どしないし、停まることも殆ど無いから、電気モーターでアシストされることも殆ど無いわけです。
(しかし、こうした条件のときでもハイブリッドカーが僅かにアドバンテージがあるのは、ブレーキングで運動エネルギーを熱交換で捨てずに発電をし、容量の大きなバッテリーを搭載して電力を蓄えていることで、普通の走行時にはオルタネーターで発電しなくても良いことから、その分のエネルギーロスが起きないことで少しだけ燃費が良くなるからだろう。)

それでも、そんな高速道路でのクルージングといった条件では基本的なガソリンエンジンとしての燃焼効率が最も問われることになります。それ以外の要素としては転がり抵抗が如何であるか、そして空気抵抗の大小がかなり物を言って来るわけです。

転がり抵抗はタイヤの空気圧でかなり変わりますから、一番避けなくてはならないのは低い空気圧で走ることです。メーカーの指定する空気圧は乗り心地も考慮し、タイヤにとって危険で無い圧力を設定しているので、やや、柔らかく走行抵抗が多いものです。
私の経験で言えば、一般のラジアルタイアでレースコースなどを走るときは、コーナリング時のタイヤの変形でサイドウオールを削ってしまわないように3.5kg/cm2まで空気圧を高めて走ります。そのくらい空気圧を高めても特に危険は無いと言えますから、乗り心地を有る程度犠牲にする覚悟があれば、3kg/cm2程度まで入れて見ると良いでしょう、そうすれば燃費は確実に良くなります。(今回のタイヤ空気圧は前後ともに2.5kg/cm2で、3kg/cm2はこの次に試して見ます)

空気抵抗という部分では、私達ドライバーに出来ることは殆ど無く、車のボディー設計に依存すると思われがちなのですが、実は此処がポイントで、空気抵抗の値は速度の二乗に比例して増えると言うことを知っている人は案外少なかったりします。

転がり抵抗はほぼ一定ですが、空気抵抗は速度の二乗に比例して増えるので、60km/hで走るのと120km/hで走るのでは120km/hの方が4倍の空気抵抗を受けているのです。その4倍の空気抵抗に負けないようにエンジンが頑張って速度を維持していると言うことになりますから、120km/hで走り続ければ燃費は必然的に悪くなってしまいます。(因みに100km/hの時は60km/hの2.8倍、80km/hでも1.8倍の空気抵抗になります)
つまり自分の車の最も減速比が小さくなるところ(トップギア)で走り、且つ最も遅い速度で走ることが省燃費運転の大原則であると言うことを覚えておくことが必要です。

そこで私はエコランをすると決めた時はなるべく他の車の流れの邪魔にならない時間帯を使って、80km/h以上速度を出さないようにしますが、高速道路の最低制限速度は60km/hですからそれを下回れば違反行為になってしまうし、他車との速度差が大きいほど危険ですから、交通量の多いときは決して無理をせず流れに乗って走ります。
そうしないと、傍迷惑なだけでなく、他の人にも、自分自身にとってもかなり危険なので自分本位なマイペース運転をすることは決して薦められません。

今回の裏磐梯行きは、80km/hでも他車に迷惑の殆どかからない深夜に走り、ETCの深夜割引の利用でほぼ半額の高速道路料金になった他、燃費も23.5km/Lと今までの半分ほどで済んだので、交通費はこれまでの半分で済んでいるわけです。(純粋に燃費だけを良くしたければ、ヘッドライトを使わないことでオルタネータの負荷がより少ない日中を選びたいところですが、ETCの深夜割引が大きいことと、80km/h以下の走行速度で迷惑をかけにくい深夜走行を選択しています)

高速道路の緩やかな上り坂では回転計を見ながら、速度を維持する為にアクセルを踏み込まず、危険な運転にならない範囲で徐々に速度が落ちることも我慢して、とにかくアクセルをなるべく踏み込まないで、エンジンの回転を可能な限り低く保つように心がけました。それでも70km/h以下にはしていないし、空いている深夜走行で他車の走行の邪魔になると言うケースは無かったはずです。

まあ、そんな訳で、「デミオ13C-Vに乗れば誰でも23.5km/Lの燃費が出るわけでは無いでしょう」と一言、言っておいたほうが誤解が無くて良いかなと思ってこれを書きました。

私の出している燃費記録は真実ですが、走る時間帯の選択を含め、ドライバーもそれなりに努力していると言うことです。





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最終更新日  2008.11.12 02:08:58
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