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カテゴリ:ちょっと思うこと
数日前、私が良く訪れる増井俊之氏の「界面潮流」というblogに「自己正当化の圧力」と言う記事が載っていた。
以下のリンクをクリックして、時間があればぜひ一読願いたい。その上で読んでいただかないと私の言いたいことは充分伝わらないかもしれません。 http://wiredvision.jp/blog/masui/201102/201102101330.html 私にとってこの記事の内容は一般論として正しいものと感じられるが、同時に自分が目指す人格とは、このような、意識的、或いは無意識での自己正当化を容易に行わない人格にあることに気付く。 つまり、利己的でなく公平さや誠実さを美徳とし、且つ普遍的真実を尊ぶ者にとって、本能的とも言える自己正当化の圧力と欲求に屈しないことは必須と言うことになる。 一般的には、増井俊之氏のBlog「界面潮流」に書かれているように、自分の判断が誤りであったと結論したり、本当に失敗したと言うことを認めることは不快であり、自己のプライドや心の安定を損なうことに繋がることが多いため、選びにくい結論なのだろうと理解できるが、自分の行った判断が誤りであるかどうか?常に振り返り、極力利己的でなく客観的に見て公平であろうとする人格を自己の理想の位置に置いて、「自分が誤った判断をした」と言う結論も、それが真実であるなら受け入れて、常に反省し柔軟に自分を変えて行く生き方を自己の理想とすれば、ストレスが少ないものだと確信するのです。 人格は完成することは無いと認識し、自己に対して硬直した一貫性を求めず、「人とは学習によって変化し、成長して行くことが最も重要である」ということを一貫した自分のアイデンティティーとして「生涯未熟者」で居ることが最も賢く幸せな過ごし方と言えるのかもしれない・・・・。(この、私の結論こそ、自己正当化ではないかと言われそうでは在りますが・・・・・笑。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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