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2021.02.15
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カテゴリ:ちょっと思うこと
私は、今回のコロナ禍では感染しないことが最良の対策という見地から物を言ってきました。

しかし、コロナウイルス(COVID-19)に感染したかもしれない症状がある時や、病院へ行くしかない様々な状況になっても、家に籠って重症化しないように幸運を祈り続けるべきとはさすがに思わない。

コロナウイルス(COVID-19)が日本に上陸して約1年が経ちましたが、一般開業医や民間の病院の医師を束ねる日本医師会の代表者たちは、医療崩壊寸前であると言い、庶民に一層の自粛を求めるばかりであり、政府もそれに異論を唱えることも無い。

今更ですが、実際問題としては医療が逼迫しているのは国立などの公的な病院のことであり、一部の病院を除く殆どの民間病院は新型コロナ感染患者を受け入れて居ないという事なのです。

厚生労働省の調べによると、全国にある病院は約8900か所。(ここでいう病院とは医療法で、病床数20床以上の入院施設を持つ医療機関を指します。)
そのうち公的病院は19.8% 民間病院は80.2%。
つまり全国にある病院の約8割が民間病院ということになりますから・・・全国の医療機関の8割近くがコロナ患者を受け入れず、言うなれば「知らんぷりを決め込んでいる」という事になりますよね。(民間病院は全てコロナを受け入れていないという事では無いが、決して多くは無いのは事実)

世界的な流行で、ヨーロッパ諸国やアメリカでの患者数の1/10~1/100程度の患者しか出ていない上に十分とも言える受け入れベッド数を誇る日本で、日本医師会を代表する人が何故日本の医療は崩壊寸前と言うのか?その意味が解りました。

多くの民間の病院はCOVID-19患者をほぼ受け入れずにいるからで、それをさも当然のことのように言い、それを前提に逼迫していると言う訳です。悪く言えば、COVID-19患者について民間病院は知らんぷりでも良くて、公的病院が崩壊寸前であることを、あたかも日本中の病院のことのようにインタビューで答える日本医師会の代弁者が居るという事なんです。

多分ですが、こんな国世界では日本だけじゃないでしょうか?確かに公的な病院だけでこのコロナ禍を切り抜けられれば、それはそれとして凄い事ではありますが、公的な病院に勤める医師や看護師には計り知れない負荷がのしかかっていても、民間病院の医師も看護師も他人事という事なのでしょうね?

もしそうだとしたら、「それは可笑しい」と言いたくなります。

そもそも、感染症を理由に病院は患者を拒否できるのですか?という疑問も当然湧いて来ます・・・。

「医の倫理綱領」の前文には

「医学および医療は、病める人の治療はもとより、人びとの健康の維持 もしくは増進を図るもので、医師は責任の重大性を認識し、人類愛を基にすべての人に奉仕するものである」と書かれているし、

6項目の第4には「医師は医療関係者と協力して医療に尽くす」、

第6には「医師は医業にあたって営利を目的としない」と書かれている。

これを見る限り「医は仁術なり」と今も宣言しているが・・・。

つまり日本医師会が率先して民間病院でもコロナ患者を受け入れるために努力して、方策を練り、一般のコロナ以外の患者のリスクを増やさないやり方を検討しなくてはならなかったのではないかと思うわけですよ。

8割近い病院が「COVID-19に感染した患者は他の病院へ行ってください」と言えば、さすがにCOVID-19患者を受け入れている病院は逼迫して崩壊寸前になるでしょうよ。

大阪市では十三市民病院をコロナ専用にしたら10人の医師が〝敵前逃亡″して辞めてしまったらしいし、全国の病院の看護師の離職が15%、重傷患者指定病院での離職は21%に上るという。

自分が「感染するのが怖い」という事と、以前には経験しなかった過重勤務に嫌気がさしての離職だという。

また、日本では、COVID-19対応に従事する現場のお医者さんに1時間1万5000円、8時間なら日当12万円つけるそうだが、ある開業医がTVで『そんな金額では行けない』とコメントしていたそうだ・・・。

「医師は医業にあたって営利を目的としない」というのは「医の倫理綱領」に明文化されていることではなかったのでしょうか?敵前逃亡する医師も、ギャランティーによって態度を変える医師も、医師免許剥奪で良いと思いますが、どう思いますか?医師になるという事の大前提であると私は今も考えています。

そんな国日本以外には無いのじゃないかと思うんですよ?どうした日本?何してるの日本の医者?可笑しいよ日本医師会!!

日当12万円でもCOVID-19から逃げるなら、20万にしてでも引き留めるべきでしょうか?「医師は医業にあたって営利を目的としない」という「医の倫理綱領」を読み上げて差し上げましょうよね・・・。

私はこの現代にあっても「医は仁術なり」と考える人だけが医師になる資格があると考えます。

日本の医師の数は27万人前後でありますが、そのうちCOVID-19などの感染症と対峙することになる医師の数は内科、呼吸器科、循環器科等の9万人程度で、そのうち20床以上の入院病床のある病院に勤務する勤務医は約5.5万人程で、残りの3.5万人程は診療所等の開業医という事になります。

つまり、日本では約5万人前後の勤務医がCOVID-19などの感染症などの病気に対応しますが、そのうちの20%が公的な病院勤務者という計算になり、その数はわずかに1.2~1.5万人程です。(COVID-19患者を受け入れている病院内では専門以外の医師も応援勤務していると想像されます。)

日本に27万人以上いる医師の中のたったの1万人前後の医師がコロナウイルスと実際に対峙していることになりますが、病院の数1762に対したったの1.5万人ですから公的病院一ヶ所に対し僅7~8人で、突発的に増えたCOVID-19感染症の病人も診ていることになります・・・。その方たちの過重勤務状態を考えると、本当に頭が下がります。

内科の開業医を含めれば日本にはまだ他に6万人以上の感染症と戦える力を持った医師が居るはずです。【病人を救うのは感染症と戦える力を持った者(医師免許を持つ者)の使命だ!と言ってはいけませんか?】

そういう人たちの力を借りるような医師会の知恵が望まれるし、活躍していただける野戦病院のような臨時の特設病院が全国に展開されるべきでは無いでしょうか?

日本のCOVID-19に対する医療は何かおかしいと感じます。





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最終更新日  2021.02.15 19:47:19
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