カテゴリ:私たちの暮らし
今月の町の広報を見て軽いショックを受けました。
町では毎月町内の30カ所の地点で空間線量を測定しているのですが、我が家から最も近い測定ポイントの値を見ましたら0.15になっていたのです。 先月は0.33でしたから、どうしたのかと思ったのです。 でも、測定日を見てすぐに納得しました。 2月20日だったのです。 あの大雪が降った日から4日ほど後なのです。 その頃では道路以外の場所はどこもかしこも雪におおわれていました。 だから雪の遮蔽効果が大きく働いているのです。 そう言えば、大雪が降った後では那須町の駐車場にあるモニタリングポストの値が通常の0.14から下がって0.06になったというのです。 あの原発事故から3年になろうとしています。 たしかに空間線量はほぼ半減しているようです。 これは除染による効果などではまったくなくて、セシウム134と137が自然崩壊した結果なのです。 それはセシウム134の半減期が2年で大きく減ったからです。 けれども、それではこれから3年もたてば空間線量がさらに半減するなどと期待すると大間違いなのです。 134の半減期は2年ですが137の半減期は30年だからです。 134の影響は間もなく無くなるのでしょうが、137の影響はずっと続くからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.03.07 23:39:31
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