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今年の合格ライン予想ですが、TAC、LEC、辰巳法律の3社デ ータを精査した結果、速報値ながら過去データとの比較によ り、択一式は◎本命45点、上ブレで◯46点の可能性が高いと 思われます。45点は本命というより「大本命」に近い感じ。 合格点が「46点」になるには、昨年の択一式平均点から1.5点 以上アップする必要がありますが、現時点ではそこまでの水準 にはありません。ですから、今年の択一ボーダーのMAXは46 点と考えてよさそうです。もちろん、昨年のように合格発表当 日に出題ミスを認め、複数正解や全員正解の発表があればボー ダーは予想より1点または2点上がる可能性があります。 さて、次に 8月30日現在では出題ミスや疑義問はありませんが、ひとつ 気になるのは、択一・労災の問1です。御存知の通り、この問 題には「訂正箇所 」があり、【誤】「出来事が複数生じてい る場合」→【正】「複数の出来事が関連なく生じている場合、 」というのですが、これを試験時間内に、かつ、口頭のみで 伝えた会場があったというのですから、もう言葉を失います。 さらに、この訂正箇所の肢が「正解肢」なんです ね。それも正解率の低い難問。 私が今年の受験生なら断固として抗議します。 試験開始後に、それも、口頭のみで・・・、許せないですね。 これを瞬時に書き取って、内容を把握し、冷静に問題に取り 組める受験生はどれくらいいるのでしょうか。 訂正内容を「文字」で読むとすんなり入るのですが、あの試験 会場で、それも難問の択一・労災の試験で、口頭伝達は論外。 一年間の努力を無駄にしないためにも、そして後悔しないため にも、パニックになる前に、私なら 「今の説明では全く訂正内容が理解できません。私は目が悪く、 耳が遠いので、訂正箇所を文字で確認したい」と申し出ます。 おそらくこの箇所については、多くの苦情が入っているでしょ うから、何らかの対応があるかもしれません。 ただし、この労災の問1が「全員正解」になってしまうと、正 解率次第ではボーダーに多大な影響を及ぼします。45か46か ではなく、46か47かになってしまうからです。 また、択一の健康保険法でも、問3で【誤】「標準報酬額」→ 【正】「標準報酬月額」の訂正があったので、その関連はどう するのか。完全スルーで済ませる気か。 対応があるなら今週中に。昨年のように合格発表時に「出題 ミス」を発表されても受験生は困惑するだけですから。 追記 試験問題の訂正に関しては、試験センターや連合会に苦情を 入れても無駄です。事の重大性を認識させるためには、監督 官庁である厚生労働省の担当課に伝えるのが一番。 正解肢を含む、重要な訂正を全国の試験会場で一律対応でき なかったのですから大問題。受験生はブチギレて当然。それ も、試験開始後に訂正って、国家試験の制限時間を何だと思 ってるの?監督官庁の担当課が知ったら、大事ですよ。 しかし、「そうですか、それでは公正性を欠きますね、全国 の試験会場でそのような事態であれば、訂正内容が十分に伝 わっていない可能性があるということですね。→(そして後 日)該当問題の採点にあたっては受験生の不利にならないよ うに全員正解といたします。」 となる場合もあります。もし、労災の問1、健保の問3がとも に全員正解となればボーダーの2点アップは避けられません。 現時点の択一本命が45点ですので、一気に47~48点まであが る可能性が大です。慎重な対応をお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年08月31日 16時13分54秒
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