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テーマ:ポルトガル見聞録(286)
カテゴリ:diario~日記~
ポルトガルの冬は雨季ということは、しつこい位、日記に愚痴っている私です(苦笑) それ位、冬が嫌いなのですが、雨が降っても、寒くても、しなくてはいけないのがお洗濯です。 夏は、1時間もすれば、カラカラに乾燥してくれるものも、冬は、そう簡単に乾きません。 乾燥機があるお家が羨ましいとも思いますが、やはりお洗濯は、太陽の日差しを浴びて、自然に乾かしたいと思っています。(←乾燥機ないから、負け惜しみみたいですね・・・) 夏は、お洗濯も楽しいですが、冬は憂鬱。部屋に干すと、乾かないので、何日かすると、臭ってくるし、そうなると洗い直しする羽目に・・・(涙)
冬の朝、まず起きて見るのは、外のお天気。 ・・・でも、クセモノなのがポルトガルの冬の空。 大体の冬の天気予報は、「曇り時々雨」、とか「雨」、とか「雨時々曇り」。 「晴れ」や「曇り」の予報でも、雨になることもしばしば・・・。 自分の目と勘で判断するしかないのです。 お洗濯も、その日のお天気を見て・・・。朝から雨だと、諦めもつくのですが、こんな日は最悪。
これは同じ日の同じ時間の空模様。刻一刻と変わるお天気。 雨の予報でも、一日中シトシトと降り続くというよりも、にわか雨が断続的に続く感じ。 にわか雨のことを、AGUACEIRO(アグアセイロ)といいます。 いいお天気!!と思って青い空に騙されて、何度洗濯をしたことか・・・。 お洗濯の最中に、雨が降り出すことは、しょっちゅうです。 朝起きて、空と睨めっこ、そして、洗濯をするべきか、明日に回すべきかの葛藤。 更には、一度干してしまった物を、雨雲が近づくたびに中に取り込み、また青い空が顔を出すと外に干し直すといった、はたから見るとかなりの愚行(?)をくりかえす冬の日々。 ポルトガルの人は、雨が降ってもあまり洗濯物を慌てて取り込んだりしていません。 下手すると、ビチャビチャな洗濯物が、無残にずーっと外に干してあったりします。 洗い直しとか、しているのか、自然に乾くのを気長に待っているのかは、未だに謎・・・。 曇り空でも、風のある日は雨が降らない限り、外に出した方が、乾くし、その日のうちに大体の湿気を取れれば、あとは部屋干しで、翌日には大体乾いてしまいます。 お天気との格闘の末、その日のうちにお洗濯が上手に乾いた日は、かなりの満足感。 私のマニアックなひそかな冬のお楽しみでもあるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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