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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:洋画篇
昨日の日記で少しアカデミー賞について触れたが、話はその前日にさかのぼる。この日には、こちらも毎年恒例となった、最もひどい映画や俳優・女優に贈られる、<ゴールデン・ラズベリー賞>の発表が行われる。これは映画関係者や批評家など600人の投票で決まる由緒ある(?)賞で、最悪賞とは言えども、受賞できるということは、逆に考えれば、やはりそれだけ注目されているということになる。そして、今年その最悪賞である<ゴールデン・ラズベリー賞>の主演女優賞を見事獲得したのが、今ではすっかり歌手業の方が成功している、ジェニファー・ロペス!! 昨年はベン・アフレック(こちらも同賞主演男優賞受賞、ちなみに2人が共演した映画<ジーリ(原題)>は作品賞など6部門で受賞している!)とのスキャンダラス報道が、マスコミをにぎわせた。しかし、その裏で、彼女の出演作は<メイド・イン・マンハッタン>が全米1位になるなど、ある程度ヒットしている。だからこの賞を受賞しても、決して女優としての素質がないということではないと思うが・・・。
そんな彼女の受賞を記念して(?)今日は彼女の主演作<イナフ>を見た。これは最愛の夫と結婚し、幸せな家庭を送るはずだった、ジェニファー演じる主人公。しかし、幸せな結婚生活も束の間、夫が浮気や暴力を繰り返す、最低男に成り下がって、その夫との戦いと、最後には夫に復習を果すヒロインを、ジェにファーが演じる。娘を守りながら、夫の執拗な追跡を逃れながら生きる・・・というサスペンスの要素が強い作品。この夫が本当に最低な救いようがない奴で、人間ここまで最悪になれるものかと感心させられたが、よく考えたら、それもジェ二ファー演じる主人公を美化し、感情移入させるための布石であった。しかし、見事その策にハマってしまい、いつのまにかジェニファーを応援している自分の姿があった。娘を守る健気な母親という設定にも泣かされる・・・。 ただ、やはりジェニファー主演ということで、自分の中では「ジェニファー・ロペス主演作=最悪作」というイメージがあるので、それも影響してか、この作品も好きになれなかった。 しかし、使われている音楽はよかった。この作品のサントラはチェックしていないが、SHERYL CROWやJEWELなど女性アーティストの曲ばかりが効果的に使われていた。そして、エンドロールで流れる、ジェニファーが歌う主題化の<ALIVE>という曲。これは幸せな内容の歌詞が映画とはあってない気がするが(自分ならCHRISTINA AGUILERAの<FIGHTER>なんかがピッタリだと思った)これは名曲!最近リリースされたジェニファーのCD+DVD<REEL ME>にも収録されているので、是非チェックしてみて欲しい! 【この作品の自己満足度】★★★★★☆☆☆☆☆/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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