ヤラレル前に手を打て!

2008/07/02(水)18:20

お粗末

直してもらったが、どうも調子が悪いので 見に来て欲しいと、私の母校(中学校)の先生。 体育館の入口のドアである。 築まだ5年だし、強化ガラスが入れてあるので これまで修理に行ったのは数えるほど。 しかし、先日行った時に、驚いた。 改めて見ると、あまりにもお粗末なサッシだったのである。 築年数がまだ浅いのに、ドア本体がガタガタ。 型材が変形している。 これからまだ数十年使わなければならないのに、 今この状態なら、あと数年の運命か? よくもまあ、こんなクソボロサッシを持って来たものだ。 予算が厳しかったらしいが、限度がある。 要するに、その時だけ済めばいいという仕事。 引き渡してしまえば、もうそれで良い、のだ。 新築時、安くあげても 結局あとで修理にカネがかかるので、同じことなのだ。 いやむしろ、その方が高くつく。 こういう現場を見ていると、 作った会社も、採用した会社も、OKを出した市の建築課も、 全部ここに連れて来て、「これ見てみろ!」と言いたくなる。 で結局、修理になるとウチ。 やりますよ、やってやる。 でも、その時になって、修理代がないとは言わせない。 とりあえずは、ごまかしごまかしで、使って下さいと言ったが、 いずれ近い将来ダメになるのは目に見えている。 「安物買いの銭失い」の典型である。 しかも、公共施設でこのザマである。 ま、こんな例はここに限ったことではないが、こういう場合、 携わった人間を連れて来て、「お前らが直せ!」と言ってやりたいものだ。 結局すべては、 「どうせ人のカネ」という考えしかないからこうなるのだ。 あーあ、お粗末。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る