文鳥の腫瘍の話
こんばんは、YSです。ここ数日、急に冷え込んできました。みなさんはお風邪などひかれていませんか さて、今日はESがお花の展覧会の準備のために不在なので、いつものブログの内容とはちょっと違って、文鳥の病気についてのお話を勝手にしちゃいます。(帰ってきたらES怒るかな、まいっか) 飼育動物の医療措置については、それぞれの飼い主さんによって大きく考え方が異なりますので、こんな報告をして・・・とも思いましたが、今回我が家のトッチが病気になって、その病気についての知識や治療法といった専門的なこと、それから飼い主さん達の経験談などを調べようとしたとき、あまりにも情報量が少なかったので、少し書き記しておくことにしました。鳥好きでない方、また病気の話が苦手な方、ゴメンなさいっ トッチは6歳半の文鳥の女の子です。6歳半といえば、文鳥界では老齢期に入ったところでしょうか。8月の終りに、お尻の皮膚の変異に気づき、その日のうちにかかりつけの小鳥の専門病院を受診しました。(手のひらで寝ている写真です、ご安心を。)先生の診断は「腫瘍」。細かいところまではわかりませんでした。腫瘍の出来た場所が、肛門部のすぐ際だったので、その段階では手術は出来ないとのことでした。治療は、まずは腫瘍部を小さくするためにステロイド剤の内服をすることになりました。その日から、大好きな小松菜や水浴びをやめて、必要な水分は薬水からだけ取るようにさせました。住まいは今までどおりのケージです。2週間で腫瘍部は少し小さくなりましたが、その後1ヶ月ステロイドの内服は続けたものの、大きさに変化なし。むしろ大きくなるような感じもあったので、10月の中旬に手術で、肛門から後ろの部分を切除することになりました。先生から、処置についてはもちろん、体重25g程度の文鳥への麻酔の危険性等、手術についての丁寧な説明がありました。一時間程度の手術で、無事に終了しました。でも、やはり麻酔との相性が良くなかったらしく、途中心停止状態になりましたと、先生から術後にお話がありました。一週間は面会謝絶で入院しました。手術の次の日には、食欲・排泄、どちらも通常どおりに戻ったようです。一週間で退院。(尾羽がなくなりました。見慣れるのにちょっと時間が・・)組織検査の結果、腫瘍は良性の脂肪腫でした。帰宅後10日は、お薬を飲みながらプラケースでの生活、順調に患部も治ってきたので、その後はケージに移りました。もうしばらく、お薬は飲む必要がありそうです。 文鳥のような小さな動物への手術は、麻酔等の危険度も高いので随分迷いましたが、脂肪腫が出来た場所が肛門の近くだったので、後々排泄障害なども起こってきたでしょうから、やって良かったと今は思っています。 今回の費用 ステロイド治療1,5ヶ月 11,970円 手術・麻酔代 30,000円 1週間入院代(深夜管理込) 22,500円 入院中内服薬 2,000円 病理検査 8,000円 10日後の診察 3,020円 ではでは 次回はちゃんとゴブラン屋さんとしてブログを書きますねではでは業者様専用はこちらです