くるみのブログ

2005/07/30(土)22:04

迷子のスー。

今日は週末土曜日! オモニ達も来られない、全くフリーな週末なのに、パパは仕事に行っちゃった。 元気の有余ってるスーと二人家に取り残されたので、お取り寄せを頼んでいた物が届いたと言うデパートからの電話もあった事だし、バスでデパートまでお出かけしてみた。 でも、ちょっと寂しいね~。 周りはみんな家族連れ。 ママとスーは寂しく2人でデパートを駆け回る。(?) スーは、とにかく人が多い所が好きなので上機嫌。 風船を持った小学生1年生くらいの男の子に駆け寄り、一生懸命話している。 困った顔で男の子が 何を言ってるの? ってママに聞いてくるんだけれど、ママにも分からないよ~! まっ、多分、 その風船、私に頂戴! とかその程度の事なんだろうけれど。。。 あまりにも真剣に話しかけてくるスーに恐れをなしてその男の子、逃げ出した。 そしてスーは猛ダッシュで男の子を追いかける。 ますます怖くなって早足で逃げる男の子。(男の子の親は、時計を見てたので男の子が逃げるのは、その時計のガラスケースの回りをぐるぐると回るだけ。) スーも追いかける、追いかける。。。(回る、回る。。。) で、男の子は、途中で止まって親の後ろに隠れてみた。それに気づかずに通り過ぎるスー。 ようやく、男の子の姿が見えない事に気づいたスーは一旦止まり、ちょっと前かがみになり、片手を腰に、もう片手を顔の上方に置いて、まるで遠くを見るかのような体勢で男の子を探している。 良く、演劇なんかで、人を探したりする時にやるポーズ。実生活ではほとんどしないあのポーズ。 一部始終を見てたママはすごく可笑しくて笑っちゃった。 男の子も、実は追いかけられるのが嬉しいらしくて、ス-があきらめかけると、わざと目の前に出てきて、追いかけられるのを待っている。 そのくせ、追いかけられると、 わ~、助けて~! なんて言って、まるで、僕って赤ちゃんに好かれちゃうんだよね~。とでも言ってる様な困った顔をして逃げ回っている。 それを見てるのも、また可笑しかった。 あまりにも男の子が掴まらないので、スーは諦めて、ママに抱っこをせがんできた。 なので、また違う売り場に向かってゴ~!お次は、食品売り場。 今度は、4歳ぐらいの男の子がスーに興味を持ったらしくて、スーの周りをうろうろうろ。 でも、スーは好みのタイプじゃなかったのか完全無視。 なのに、いきなりその男の子がスーの顔に自分の顔を近づけてきて唇にブチュ~!とした! 今まで追いかけてばかりだったスー、いきなりこんなに大胆にアプローチされて呆然としてるのか、一歩も動けない。 そしたら、またその子がほっぺにブチュ~! でも、やっぱり好みのタイプじゃないのか、スーはいやいやしながらママの所に逃げてきた。 こんなに小さいのに、好みにはうるさいらしいわ。 ちょっと疲れたので、デパートの端の方にあるイスで休憩していたら、イスの前に200ウォンを入れるとおもちゃが出てくるガチャガチャがあった。 男の子たちが入れ替わり立ち代り来ては、おもちゃを買って行く。 それをじーっと見ていたスー。 案の定、自分もやると言い出した。 でも悲しいかな、ママのお財布には、コインが一つも無かった。 だから、無理矢理スーを抱っこして違う売り場に逃げた。 しばらく歩いてからスーを降ろして、かばんなどを見て歩いていた。 で、ハッと気づくと、つい30秒前まで横にいたスーが見えない。 またいつもの事だろうと、周りをざっと見渡したけれど、スーの姿は見えない。 今度は、ママもちょっと慌てて、売り場のお姉さんに、 赤ちゃんを見ませんでしたか? って聞いてみた。 そしたら、 あっちの方に行きましたよ! と右の方を指差すので、急いでその方向に走って行ったけれど、スーはいない。 その先にはエスカレーターがあったので、エスカレーター好きのスーの事、まさか上の階まで行った?と思い、一つ上まで行ってみた。 エスカレーターを降りると、その前には、制服を着た若い男の子が立っていたので、 赤ちゃんが1人で上って来ませんでしたか? とすでに半泣き状態で聞いてみる。 すると、見なかったとの答え。。。 この時点で、ママの心臓はかなりどきどき。目はうるうる。 韓国の街には誘拐されていなくなった子供達の写真が溢れている。 ママの頭の中で、悪い想像が大きく膨らんできた。 一旦、元の階に戻り、くまなく探してみたけれど、スーはいない。 それを見ていた売り子さんが放送しましょうと言ってくれたので、放送を頼む。 すぐに放送してくれたけれど、もう、気が気じゃなくて、待っていられず、ママはあちこち走り回る。 で、ふと、この売り場に来る前に座っていた、一番端っこの奥にある、ガチャガチャ売り場(正確には、通路でつながっている隣のビル)にいるのではないかという気がして、走って行ってみた。 すると、そこには、アジョシに抱かれて大泣きしているスーの姿が! アジョシも、困った顔で、 お母さんはどこ? って聞いている。 その姿を見たとたん、ママもじわ~って涙が出そうになったけれど我慢してスーの名前を呼んだ。 ママの声に気づいたスーは、大泣きしながらアジョシの腕から降りてママの方に駆け寄ってきた。 アジョシにお礼を言ってスーを抱きしめながらその場を去ったけれど、スーが戻ってきた後も心臓はばくばく。 放送のお姉さんの所に見つかったと報告しに行ってからもまだどきどき。 それはスーも同じ事なのか、ママの腕の中で放心状態。 もう、家に帰ろうと思い、お取り寄せを頼んでいた化粧品カウンターまで行く。 そこのお姉さんたちは、みんなスーを可愛がってくれるので、今回もスーが行くと、抱っこしようと来てくれるんだけれど、スーはなかなかママから離れない。 まだ、怖いのかな? なんて思っていると、かなりくさい匂いが漂ってきた。 スーってば、安心したのか、うんちをしたみたい。 朝も一回大きいのをしたのに。 あまりにも臭いので、化粧品を買うのは後にして一回トイレに行ってオムツを取り替えた所、今まで、外ではうんちをほとんどした事が無いスーなのに、超巨大うんちをしていた。 かなり、ママを見て安心したんだわ。 オムツを取り替えてすっきりとしたスーを連れて化粧品のカウンターに戻ると、今度はお姉さんたちといつものように遊びだした。 お姉さんたちは、スーに新色の口紅を塗って遊んでいた。 用事が済んで、ママもスーも疲れたので家に帰る事にしてバスに乗ると、すぐに眠りだしたスー。 寝顔を見てると、スーがすぐに見つかって本当に良かったと感謝をせずにはいられなかったわ。 でも、朝11時に家を出て、帰ってきたのは6時だよ。 なんか、パパがいないのに、充実(?)の土曜日だったわ。 パパの会社に電話をしてみると、今日はかなり遅くなるみたい。 おまけに明日も出勤だって。声が泣いてたよ。 そんな仕事のストレスが多いパパのために、アヴェダで、良い香りのボディシャンプーも買ったしね。 まずは、ママが今日のストレスを脱ぎ去るために先に使わせてもらいましょう。。。 さて、明日はどこに行こうかな~?

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