「辛口カレー」他~おかあさんへの手紙・通常号第94号
◆編集後記「千鳥足」◆ 同じ学年通信に載った3編を掲載しました。父“悟風”は、書きたいことが盛りだくさんだったのかなと思います。1日で読むには、分量がおおかったので はないでしょうか。 「★新しい出発の 前―」は、毎年この時期に似たような作品を書いています。通常号第41号(03年1月10日発行、 http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.cgi?20030110 )や、翌週の第42号(03年1月17日発行 http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.cgi?20030117 )をご覧下さい。 「★年賀状」で、父が書いていることは、私も同意します。印刷会社が出したそのままのような年賀状は、もらっても、うれしさ今一つです。いっぱい書い てくれている人の方が、好きです。自分自身の賀状もそうです。ただ、毎年反省しているのは、どうしても文字が多くなること。短い言葉で、スパッと書きた いのですが、なかなか出来ません。 「★辛口カレー」は、何となく家族の、ある日曜日の様子が浮かんでくるような気がしました。私は、実家から約60キロ北にある旭川市内の学校に通って いました。日曜日もあまり帰宅しなかったので、この時のことは知りません。ただ、気が向いて、カレーライスを作った父の様子、カレーが出来たのを見て、 感動しただろう母の様子、それを文句を言いながら食べていた妹の様子――を想像していました。 年末、実は、久し振りにカレーを作ったせいでしょうか。こんな情景が妙に強く、鮮明に、感じるのです。 (発行者・山口一朗) ===================================★【発行者より】本文は、メールマガジン「おかあさんへの手紙」通常号の講読申し込み窓口http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.html で、講読をお申し込みになり、お読み下さい。登録、講読とも無料です。バックナンバーは、http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/ で読めます。