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2007.02.17
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 ３度目の帝王切開を経て ３男を無事に出産する事ができました！ 写真左が生後まもなく 右は生後５日目の写真です。 次男同様、どうやらパパにそっくり 3330g 51cm 母子ともに健康です。 手術の前の晩は私不在中の準備に大忙し。 家の中の掃除から始まって 夫への指示書やら長男の先生への手紙など 体調が悪いせいでつい腰が重く ギリギリまでやらなかった自分自身に 悪態をつきながら結局朝３時頃 すべて片付いた始末。 ホッとしたら今度は急に手術への恐怖が すごくこみ上げて来て眠れない...... で、結局一睡もしないまま起床時間の５時 いつもどおりに長男のお弁当を作り、 子供と主人をを起こし 朝食を食べさせ支度をしてベースに向かう 長男を幼稚園に送った後 次男を友人宅に預け なんとか指示された朝８時に病院入りできた。 しかし受け付けに行くと朝一で緊急の手術があった為 私の前で7時から手術予定の方もまだ手術前で いつ手術が開始になるか分からないと言われる。 根性なしの私は、この場に至っても手術が怖いので、 ちょっとホッとした、のもつかの間 ナースに呼ばれベッドに連れて行かれ、着替えをさせられ、 何時に手術か分からない、割には どんどん準備が進んで行く。 満面笑顔の主人、苦笑いの私 麻酔医やら手術室のナースやら たくさんの人が次々やって来て同じ質問を繰り返す 私のアレルギーや病歴やらそんな質問 10：30そんな中自分の中でパツンという感覚 えっ うそ？？破水？？ 主人に大急ぎでナースを呼んでもらう 予想通り破水それでもってその後は当然陣痛！！！ 思わずキャーーーーと叫ぶほどの激痛！ 今まで何度お腹が張ってEmergencyに行っただろう その度に帰されて、本当に辛い中ここまで耐えて やっと手術の日に、しかも手術の30分前になって 破水と陣痛かよーーーーー？！ うぁーーーーい？？（WHy）と叫ぶ私 慌てたナースと麻酔医が慌ただしく動いている 丁度陣痛が５回目くらいの陣痛の時 私の前の人の手術が終了したとの知らせ そして11時を回った頃行こうか？ 麻酔で陣痛もなくなるからね、と麻酔医が微笑む 早くして～、と私 手術室に入るとすぐに脊髄の麻酔を打つ 実は今回の出産でこれが一番キツかった なんせ陣痛が来てる中 エビみたいに大きなお腹を抱えて丸まって しかも麻酔を打つ時の痛みがすごかった 何回か麻酔を打ってる時に 左のももの付け根に激痛が走って叫んだ でも麻酔を打って間もなく 陣痛も足の感覚も全てなくなった 麻酔医が頭のそばに立って声をかけてくれる 「大丈夫だよ、よく頑張ったね、もうすぐBabyに会えるよ」 日本の病院での手術では 麻酔が効いていく過程で寒気や吐き気がして 私の手術への恐怖もそれが原因だったんだけど 今回はそういう現象は全くなし が、なぜかすごく眠くなって口がきけない ろれつが回らない 部分麻酔なのに.... なんで？？ 怖い！！ 立ち会う予定の主人がなかなか現れない 麻酔医に「主人は？主人はどこ？」 とうわごとのように繰り返す私 実は大柄な主人、手術室に入る為に着るエプロンが 入らず入るサイズのエプロンを必死で探してたらしい（笑） 不安絶頂の中 主人が登場 皆暗いグリーンを着てる中 蛍光イエローのエプロンで登場した主人を見て爆笑 緊張がとける 主人は必死に色んな話をしてくる 手を握っていたのに気づいたらなぜか私の耳を揉んでいる 動揺して早口にもなってる その内下腹部を引っ張られる感覚で 今までの経験からお腹を切られてると分かって 急にまた怖くなって涙がポロポロ出てしまった。 主人は必死に私を励ますけど 私が泣くとこなんて見た事ないから更に動揺してる しかもあれだけ見るな！ってお願いしたのに 主人の目線が完全に手術を見てる よく見れるよ あんなグロイのーと妙に感心 そして ついに「オギャアーーーー！！」 目の前に３男が現れる これまた毎度の事だけど 帝王切開とはいえ我が子との初対面は大泣きの私 指は？足は？と主人に確認しまくる そして何度も担当医に「ありがとう！」と叫ぶ私 あれだけ私のそばで励ましていた主人は Babyが誕生するとともにBabyのもとへ へっ？？ちょっとどこ行くのさ？？ まあいいか、あとは全部閉じるだけだし... 麻酔医はとてもいい人で 最後まで私の枕元で励ましてくれた 処置が終わって担当医から全てがうまくいった と説明を受け、リカバリールームへ 意識は相変わらずもうろうとしているが、 痛みは全くない 後陣痛も全くない うつらうつら眠りそうになるが 担当のナースからの質問の嵐で眠れず ゆっくり休んでね、と言いつつ、 話好きな彼女フロリダから横須賀に 先月来た経緯を聞くハメに... 主人は一旦長男を幼稚園に そして次男を友人宅に迎えにいく為に部屋を出る ３時頃 長男、次男、主人が到着 リカバリールームから個人部屋に移してもらう 日本だったら普通、大部屋で６人同室とかだけど ここはとっても広くて バスルームもTVもある個室だから 子供が来ても気にならないしとってもいい感じ 子供達は生まれたての３男を見て大感激 かわいい、を繰り返し抱っこを要求するけど さすがに生後１日目だし、触るのはダメ出しする 驚く事に術後３時間でも まだ全く痛みはないので 坊主２人をベッドに座らせて 両脇に抱きしめながらTVを見る 昨夜の夜８時から夜勤の為 ２時間しか寝てない主人は椅子に座って爆睡 驚く事に夕飯も普通食が運ばれて来たけど さすがに食欲がないので子供達に食べさせる 次の日長男は学校なので 主人と子供が６時半に帰る やっと３男と私だけの時間が訪れる 日本では帝王切開だと子供を抱けるのは 術後３日後くらい しかも上２人を産んだ病院は母子別室だった ３人目にして初めて 生まれたての我が子を抱きしめる 同じ部屋で世話をする 正直産むまでは帝王切開なのに いきなり母子同室なんて、と思ってたけど これがまた なんて可愛いの？？ 愛おしくて抱っこをやめれない これも痛みが全くないおかげなんだけどね 深夜ナースに尿管を抜いてみようと提案される 自力で尿が出ればもう尿管はつけなくていからだ こちらも問題なく尿はすんなり出た 寝付けないので病院の廊下を歩いてみる これまた問題なし 簡単な給湯室みたいなところには コーヒーや紅茶があって自由に飲めるようになってたので 自分でミルクティーを作って飲んだりもした。 母乳はまだ出ないので ３男には病院で支給されたミルクを飲ませる。 特にぐずる事もなく夜を超した。 入院２日目も快調 家では見れないOprahをはじめとする番組を 楽しみながら過ごす シャワーの許可も出たのでシャワーも浴びた お昼前から次々と友人達がお見舞いに来てくれた 日本じゃ考えられない 大体子供はダメとか色々うるさいけど ここじゃ皆に生まれたての我が子を見てもらえる。 皆新生児は久しぶりだから、 本当にこわごわ抱っこしながら感動してる お古から新品から使える物をたくさんただいたし 私の好きなお菓子やローションなんかももらった ３男に会いに来てくれるだけでも嬉しいのに 本当に感謝！！ その日のディナーは日本で言う「祝い膳」 ロブスターとステーキだったので主人にあげて、 私と子供はフライドチキン 子供達に３男を抱っこさせてあげるが 結局抱っこだけでは足りず、キスの嵐 そんな子供達を怒る気にもなれず つい微笑んでしまう お見舞い最後の友人が帰ったのが夜９時 そういえば手術の際の麻酔と痛み止めは 24時間で切れるので２日目の12時以降 痛みが増すはずだったんだけど....... 相変わらず痛くないなので ２日目も深夜病院の廊下を５分程度歩いた そうこうしているうちに入院３日目 子供の検診と割礼（circumcision）も 問題なく終わり 私の検診も問題なし 担当医から退院の許可が出る そして退院 あっという間の出産、入院だった 色んな不安はあったものの このアメリカの病院での出産 私的には大満足でした そして何より
無事この小さな命を授かった奇跡に 心から感謝しています。 さてさてこれで私の愛する男は４人になりました おいしいご飯をたくさんつくって 家を皆にとってどこよりも心地よい場所にして 何よりいつも笑顔が眩しい母さんでいるぞーー！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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