[世界一周チュニジア]の記事一覧 | ゴー!ゴー!世界一周ブログ♪

■チュニジア人のホスピタリティ

そうして、マトマタはシディ・ドリスのチュニジア人に頭に来てしまいましたが、そんな私の心を和らげてくれたのもまた、チュニジア人でした。マトマタからバスでガベスに到着。ガベスで、首都チュニス行きのバスを待っていた時のこと。待合所で隣の席に座っていた１０才くらいの女の子が、自分の歯のレントゲン写真を持っていました。歯医者からの帰りなのかな？！でも、自分でレントゲン写真持ってるのもスゴイ全然フランス語分からないのですが、なんとか”ほぼジェスチャー”で話しかけてみました。すると嬉しそうに彼女は、いろんな事を話してきました。でもゴメン、やっぱり分かりません分かったのは、日本人？住んでるの？どこ行くの？って訊かれた事くらい。そのうちに、彼女のお母さんが「バスが来たよ～」って呼びに来たので、バイバイして、私はバスターミナルのトイレに入りました。すると、「ナオコー！ナオコー！」と、女の子の呼ぶ声がトイレに響きわり・・「ん？！それは私の事かしら？？」日本人は他に見当たりませんから（っていうか、チュニジアで見かけてませんから）１００％私の事に違いないでしょう。トイレから出ると、やっぱり女の子が立っていました。どうやら、彼女のお母さんも、私を家に招待したいと言っているらしく、これから一緒にバスで来ないかって話だったようです。ものすごく嬉しかったけれど、チュニスに行かなければいけないので断りました。そして、日本から持ってきていた小さなメモ帳を彼女にあげると、とても嬉しそうにお礼を言ってくれました。そうして、女の子とお母さんを見送って、私のバスも来たのでチュニスに向かいました。・・・いつの間にか、さっきまで怒っていた私の心が、おだ～やか～になり、温かい気持ちになっていました彼女のおかげですはっきり言って、イタリアからチュニジアに向かうフェリーの中でも、チュニジアに入ってからも、各地でチュニジア人は本当に親切でしたある時は、乗り合いタクシーで、最初に降りた人が自分が降りる時に、知らない間に私の分まで支払ってくれていたり・・・。（これはまるで、食事に行って知らない間に支払いを済ませてた・・・みたいな？！）ある時は、食事の出来るお店を探していたたら、連れて行ってくれた上に、ご馳走してくれちゃったり・・・。いろんな話をしたチュニジアの人々　　　　　　　　なぜか厨房で食事を摂らせてもらったお店意外と日本のことをよ～～く知っていて、なんと、皇室の後継ぎ問題まで「どう感じてる？」なんて訊かれた日にゃ・・・それにこの日、ガベスから首都チュニスに戻るバスの中では、２０代前半の女性１人、男性２人と４人で、ずっと楽しい時間を過ごせたんです彼らはそれぞれも知らない人同士、女性はチュニスよりも北の方に住んでいて、もう結婚していました。男性２人は、洋服屋でチュニスに仕入れに行く人と、もう１人は、医学生でした。席が隣、前で、何だか長いバスの中、自然に仲良くなっていきました休憩でバスを降りると、私の分のお水まで買ってきてくれたり言葉は片言くらいしか通じませんでしたが、なぜか、終始お腹がよじれるくらい大笑いし、本当に楽しかったのです！！首都チュニスでも、最後の夜に、インターネットカフェなるものを見つけ、行ってみた時のこと。３時間もやっていたので、そろそろ引き上げるか・・・と思ってお会計をお願いしたら、そこに来ていた、近くの新聞社に勤めている方が既に、支払いをしてくれてました。「ええ～っ！！困ります。払いますから。」・・・と言っても、「遠い国から来てくれたのですから」と、ひと言。私がどれだけ感動しちゃったか・・・マトマタのシディ・ドリスは例外。本当に素晴らしいホスピタリティを持ったチュニジア人なのですチュニス、メディナのフランス門　　　　　　　　　　　メディナの土産屋　

■(怒)埋めてしまいたいマトマタの宿！！

私はこれまで、いろんな宿に泊まってきました。一般的に言う安宿は勿論ですが、キレイとか汚いとか、人がいいとか良くないとか、それはいろいろ。「何この宿？」って所は、結構笑い話になったりもするしいつか宿をやりたい私にとっては、全てが勉強に、糧になってきたというわけです！！だけど、だけど、ここだけは許せな～～っい！！！！！その名は、マトマタにある、ＨＯＴＥＬＳＩＤＩＤＲＩＳＳ（オテル・シディ・ドリス）マトマタまで乗り継いだルアージュ　　　　　　　　マトマタの風景なぜ、そんなホテルに泊まりたかったかって・・・？？ここも　『スターウォーズ』のロケ地なんです。バカみたいですが、チュニジアの旅のテーマを ”スターウォーズのロケ地を巡る”って心の中で勝手に決めちゃっていたので、最後のしめくくりとして、ココを選んだってわけなのですこのホテルのバーが映画で使用され、別名”スターウォーズ・バー”と言うらしいです。マトマタに到着。ちょうど同じルアージュに、ここの夜勤スタッフが乗っていたので、スムーズにホテルまで行けチェックイン。レセプションには、撮影シーンの写真が飾られていました。「ああ～♪本当にここで撮ったんだ～～」ここは、クレーターのように地面から掘られて造られた洞穴住居を、ホテルに使用しているところ。横につながった、まるで蟻の巣のようです。上から見たところ　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな扉、宿泊部屋になってますレストランやカフェのスペースになっているところ　　撮影の名残り早速、夜勤スタッフのアリに、「スターウォーズ・バーに入りたいのだけれど・・・」　と言ってみると、「バーは閉まっているよ。明日朝にならないと開かないんだ」　とのこと。へっ　一応こんなところでも、ホテルのバーでしょ？！だけど、鍵がかかっていて、夜間は開かないようになっているとの一点張り。なんの為に泊まりに来たのか・・・。『地球の歩き方』や『ロンプラ』でも紹介されているのに。”ここのバーは、映画『スターウォーズ』で使用された事で有名です。　ただし、泊まってもバーはやってないので、あしからず　”くらいの注意書きが欲しかった！！（・・・投稿しておかないと！ですね）わざわざこんなスターウォーズ価格（１泊１５００円くらいですが、ここでは高い！）になってる宿に泊まりに来たのに・・・まあ、仕方ないので明朝まで待つ事に。ちなみにこちらが泊まった部屋ところが、恐ろしい事（？！）に気づきました。宿泊客がいないのです夕食はどうする？って訊かれ、周りに何もないのが分かっていたのでお願いしました。すると、「コックを呼んで作るから、時間かかるけど」との事。宿泊客は私しかいないの～～～？？？チュニジアでは、結構なお値段の夕食（８００円くらい）。出てきたのは、ブリックにサラダが添えられたものとクスクスのみ。クスクスは、結構な量だけど大した具もない。サラダは、「これって前の日に使った残り？」と思える鮮度近くに住むベルベル人で非番だけど遊びに来ているファデルという男が、星を見に行こうと言ってきました。本当にスタッフかよ？！って感じで怪しいです。きっちり断ると、部屋はどこかと訊いてきました。勿論、教えるはずもありません。ですが写真で分かるように、上からどの部屋に明かりがついているか一目瞭然だし、ホテル内、勝手に入っているわけですからね～～救いだったのが、、イギリス人のカップルが到着したという事が分かりました。自分以外にも宿泊者がいると分かって、少し安心。期待していたバーには入れないし、料理は不味いし、スタッフは適当だし。まあ、明日になれば！と、部屋に戻ろうと通路を歩いていたら・・・ぎゃ～～～！！シャワーやトイレの前は、でっかいゴキブリだらけ！！！！あんなゴキブリの量、初めて見ましたっ！！！！シャワーの扉１つの前に、５～６匹カサカサ固まっていて、その塊が、あっちにもこっちにも！！一体ここには、何十匹のゴキブリがいるの～～～？？宿にゴキブリなんて、珍しい事ではないでしょうが、あの量はないっ！！！慌てて部屋に戻り、シャワーから一番近い部屋だったので、ゴキブリが入ってこないように、扉の下の隙間にマットを挟んでおきました深夜・・・私の部屋をドンドン！とノックする音。すぐにファデルだと分かりましたが、勿論無視。ただ、この扉、隙間があり棒で外から簡単に開けられます。若い娘じゃないとはいえ、信用の出来ないスタッフしかいないホテル・・・恐ろしくって、扉が開かないように、内側から力いっぱい押し付けましたゴキブリの大群と奴のせいで、部屋から一歩も出られませんシャワーは浴びなくても平気ですが、朝までガマンしたトイレは辛かったです。翌朝、バーを見て早々に立ち去りたい私はアリにお願いしました。すると「朝食後、８時なら見れるよ」との事。ところが朝食後、アリの姿が見えなくなりました。その辺にいたスタッフに訪ねると・・・なんと、夜勤明けで帰ったというではありませんか頭に来て、そのスタッフに一部始終を話しました。「アリがそんな事言ったんだ。申し訳ないけど、昼前にならないと開かないよ」ガ～～～～ン！！！だんだん、待つ価値あるか？って気がしてきましたはっきり言って他にも怪しいスタッフがいるんです。ここ。ようやくここのホテルは宿泊施設としては稼動していない事が分かりました。地中海沿岸部からのツアー客が、”スターウォーズバー”のあるホテルでランチをとるだけ。その人数は、日に２００人！！だからそれだけで儲かるようです。宿泊部門なんてどうでもいいのです。夜勤スタッフも、その辺のお兄ちゃん雇えばいいだろうし。バーも、ランチ契約しているツアー客にだけ見せればいいのです。知らなかったとは言え、バカバカしく思えてきました。「もういい。帰ります」こんな適当な宿、どこにでもあるでしょうし、こんな適当な人たち、どこの国にもいます。まだかわいいもんです。大した事じゃないですが、期待が大きかったばかりに、ショックでした。実際に、何かされたわけでも、被害を受けたわけでもありません。『スター・ウォーズ』が好きでここまで来た、だけど見れなかった。でもその怒りはほんの少し。スタッフの態度、適当さ、朝までトイレもガマンしたのが辛かったんだと思います。それに、これまでのチュニジア人が、素晴らしく親切だったので、彼らから受けた親切までもが、谷底に突き落とされた気分でしたこんな私でも、一応女性の一人旅ですから、緊張感たっぷりの時も正直あります。何にもならないかもしれませんが、防犯ブザーに手をかけて（いつでも鳴らせるように）寝た事も何度かあります。（おかげで、実は今でも人差し指の関節がおかしくなっちゃいましたが・・・）煮えくりかえったハラワタをおさめられず、「観光案内所にでも報告してみるか。鼻でせせら笑いされるくらいかな～」同じマトマタのホテル側の擁護しかしないでしょうけど、人に道を訊き訊き行ってみました。観光案内所は、坂道を上ったところにありました。中に入ると誰もいません。外出中なのかな？？坂の下の方で、さっき道を教えてくれたおじさんが何か叫んでいます。おじさんの近くには、自転車を押しながら坂道を上がってこっちに向かっている人が。どうやら、「この人がそうだよ～」みたいな事を言っているようです。自転車を押してくる人が近づいてきました。「何の用ですか？！」へっ？？子供じゃないの？！？！？！自転車を押しながら、坂道を上がってきたのは、まだ１２、３才くらいの子供でした。多分、お父さんがやっているのでしょうね。「あ、あの～・・・、えっと、バス停ってどこですか？！」・・・私がその子に対して言えたのは、それが精一杯でした（^^;）ちなみにこれが、入れなかったスターウォーズバーの扉中を見たら、絶対ガッカリするくらいセコイでしょうね～

■スターウォーズロケ地、クサール・ハッダダへ

ここタタウィンの周辺には、たくさんのクサールがあり、宿泊出来ちゃったりするところもあるようで、なかなか見所満載のようですが、なんせ、自力で行くのが大変なのですチュニジアに足を一歩踏み入れる前は、何人かでジープをチャーターして、ツアーを組んで・・・と一番良い方法しか考えておりませんでしたが、実際来てみると、南部の一人旅と言ったら、ローカルバスを乗り継いで・・・それくらいしか方法が見つかりませんでしたしかも、想像がつく通り、バスの本数もありませんっ！いろんなクサールを周ってみたいと思っておりましたが、ここは一つに絞り、映画『スターウォーズ・エピソード１』で、アナキン少年（後のダース・ベイダー）のミディ・クロリアン数値（フォースを生み出す数値）が、史上最高値だと分かったシーンの撮影が行なわれた、”ＫｓａｒＨａｄａｄａ（クサール・ハッダダ）”にだけ行く事にしましたああ、長い説明でスミマセンでした～～まずは昨日教えてもらったバスの時間に近くのバスステーションに行き、ローカルバスに揺られ、ゴムラッセンという小さな町？に向かいました。バスステーションに表記されている時刻表は、勿論アラビア語。昔の日本みたいに右から左に書かれているんですよね～見慣れてはしまいましたが、全く一文字たりとも読めませんっ！いつも人に訊いていますゴムラッセンは、とっても小さな町でした。ここからはタクシーをつかまえて行きなさいと言われましたが、タクシーというものを見つけるもの大変でした３０分が過ぎ、ようやくタクシーに乗ることが出来てハッダダ目指しました♪ゴムラッセンからは、５分ちょいです。入り口には、大きな看板。ホテルにもなっていたようですが、この時は営業してませんでした。ジョージ・ルーカスが『スターウォーズ・ファントムメナス（エピソード１）』を撮影したところだとしっかり記してありました～残念なことに、壁とかに土産物が飾られたりして・・・雰囲気ぶち壊しでした後日、チュニジア人がここの写真を見せてくれましたが、私が行った時のような、土産物なんか壁には掛かっていないクサールばかり。すると彼は、「今は、”ニュー・ハッダダ”になっちゃったからね～」と。ふぅ～ん、そんな時のクサールを見たかったのになぁ。。。ゴムラッセンから、再びローカルバスでタタウィンに戻り、これまでの私の旅人生の中で最悪となったマトマタに向かいます！！

■チュニジアでインテリスタに出会う・・・の巻き

先日は、イタリアのナポリでミラニスタ（ＡＣミランのファン）に会いましたが、ここチュニジアのジェルバ島では、インテリスタ（インテルのファン）に遭遇しました！！イタリアの都市ミラノには、サッカーイタリアリーグセリエＡの２大チームがあるのです。それが、ＡＣミランとインテル。勿論、ミラノ・ダービーになったら大変なのです！！（いつかは観戦してみたいですが～）そんな敵対する２大チームのファンが出会ってしまったら・・・　　　　　　　　　　私ミラニスタ　　　「そう！あの試合、サン・シーロで観ていたんだよ！！」インテリスタ　　　「ちょっと待って！　　　　　　　　　　　あそこは ”サン・シーロ” じゃなくて、 ”ジュゼッペ・メアッツァ” だよっ！！　　　　　　　　　　　ジュゼッペ・メアッツァの名前がついているんだから」私ミラニスタ　　　「はぁ？？？！　それは分かっているけれど、　　　　　　　　　　　あそこは”サン・シーロ”でしょうが（笑）」と、こんな押し問答が続きます実はこの２大チーム、ミラノにある同じスタジアムを本拠地としているのです。ＡＣミランのホームとして使われる時は、”サン・シーロ”インテルのホームとして使われる時は、”ジュゼッペ・メアッツァ”と、なんとややこしい事に、２つの名称を有するのです。ただし、この両チームに所属したジュゼッペ・メアッツァという選手が亡くなった際に、彼の名前を正式名称としたようですが・・・あまり納得いってません！！私にとって、あのスタジアムは、サン・シーロでしかないのです！！そして延々とサッカー話に花を咲かせた後、彼が言ったひと言は・・・インテリスタ　　　「アンタ、ＤＮＡは男だろ？！」「なんだと～？！」とか、そんな事じゃなく、生まれて初めて言われた”言葉”として、私の心に焼き付けておく事に決めました（^^;）さて、ジェルバ島を出て、クサールを見に内陸部のタタウィンという町に向かいました♪やはりここもジェルバ島から直接は行けず、途中のメドニンという町で路線バスに乗り換え。>>地図でルートを確認するメドニンのバスステーション　　　　　　　　　　　　　　　タタウィンのホテルからの眺め暑い中、歩き回ってようやくホテルを決め、食事をしに出かけました。歩いていると、１軒の食堂の中からニッコリ可愛い笑顔で挨拶してくれる女の子♪こういうお店だと、女一人でも入りやすいってもんです！！しかも、珍しいことに、女性一人で食事している人がいました。彼女は学校の先生で、一緒のテーブルにおいでと誘ってくれました。おかげで、タタウィン到着早々、楽しい時間を過ごす事ができました～！！

■ジェルバ島散策＆チュニジア料理

チュニジアには、子供の頃から大好きだった『スターウォーズ』のロケ地を見に来たのですが、トズール周辺同様、南部は一人で周るのが大変難しく（勿論たくさんお金払えば行けますが）３～４人でジープをチャーターして、３～４日のツアーを組むのが、一番安く＆楽チンなようです。チュニジアの東内陸部には、クサールという、独特な形をした伝統的村落が、あちこちに点在しているのです。このクサールは、『スターウォーズエピソード１』などでもアナキンが住んでいた奴隷住居として使われ、有名な観光名所になっているものもあります。ジープをチャーターして周れない場合、地中海沿岸の観光エリアから多種多様なツアーが出ていると聞いたので、ジェルバ島にやってきました。確かにツアーは出ているのですが、私の行きたいところは、来週の水曜日催行と言われ・・・仕方なく、クサールを見に行くのは自力で・・・という事に腹を決め、ジェルバ島滞在を楽しむことにしました♪同じユースホステルに泊まっていた、アルジェリア人のリエスと観光？に・・・こちらがジェルバ島の地中海沿岸部。海岸は藻がはっていて、足を入れると気持ち悪かったです地中海沿岸なら、ジェルバ島よりも、もっと北上した町の方がキレイでした！！宿泊しているユースホステル周辺と、土産物屋（買わないのかよ？店の主人が鏡に映ってます）きっとモロッコとかもそうなのでしょうが（行った事ないですが・・・）カワイイ靴がたくさん売っています♪荷物になるのでとても買えやしませんが・・・曜日によっては、いろんな市が立ちます。この日は、かなり大きなマーケットが！！香辛料に、生活雑貨に、何と言っても古着の量がものすごかったです。ちなみにこちらが、よく注文していたチュニジア料理です♪写真左は、注文しなくても最初に出てくるハリッサとか言うものです。オリーブオイルと唐辛子のベチョベチョ系で、パンにつけて食べるようです。写真右は、ブリックという、卵やツナなどをクレープみたいな薄皮ではさみ、油であげたもの。これ、美味しいです～中身はいろいろなので、必ず注文しています。そしてオジャ。野菜やシーフードなどをトマトソースで煮込み卵をおとしたもの。これもかなりイケル最後にチャイ（ミントティ）♪お店によって、松の実が入っていたり、ミントの葉が浮いていたり様々！！チュニジア料理、美味しかったと聞いて行きましたが、確かに美味しかったです

■ジェルバ島のフームスークへ

***************************************************************クロアチア以降、アップ出来なかった日記を順々に上げていきたいと思います♪（クロアチア→イタリア→チュニジア→ヨルダン→モーリシャス→アフリカ大陸）ホームページの更新も手付かずでしたが、宿情報・移動情報などこの期に少しずつアップしていきたいと思ってます！！***************************************************************さて、イタリアはシチリア島におりましたが、カターニア、タオルミーナの後はパレルモへ・・・そしてパレルモからフェリーで地中海を渡り、チュニジアへ・・・チュニジアでは、首都のチュニスからトズールへ。『スターウォーズ』ロケ地のオング・エル・ジュメルに行きました。そこまでのブログは、カテゴリの「世界一周旅行記・チュニジア」を見てください！！日記が前後して申し訳ありませんが、オング・エル・ジュメル以降、チュニジアのつづきです♪映画『スターウォーズ』ロケ地の、オング・エル・ジュメルに行くために滞在していたトズールを発ち、バスで地中海に浮かぶジェルバ島に向かいました。チュニジアを西から東に横切る形です。>>ルートを地図で確認ガベスのバスターミナルを出発し、町を抜けると・・・一本道の両側には、ショット・エル・ジェリドという塩湖が広がっています！！ここも『スターウォーズ』のロケ地が行なわれたところなんです西のトズールから、東の地中海に浮かぶジェルバ島まで一気にバスでは行けず、途中のトズールという町で乗り換えです。ガベスには、このエリアでは一番大きなバスターミナルがあり、えらく混み合ったルアージュステーションが隣合っています。ルアージュステーションルアージュというのは、乗り合いワゴンの事で、いろんな都市間を結んでいます。勿論、ここからジェルバ島へも出ておりますが、座席が埋まらないと出発しないので人がすぐ集まればいいのですが、結構待つ事もあるというわけです。トズールからガベスまでが４時間弱、ガベスからジェルバ島のフームスークまでが２時間強。ジェルバ島は大陸から見える程度の距離ですが、フェリーで渡ります。フェリーは１０分程度のものですが、外に出ていられるので気持ちいいです～♪ジェルバ島には、豪華なリゾートエリアもあるようですが・・・（ちなみに豪華かどうかは本当のところ知りませんが）私はバスターミナルから歩いて８分程のところに見つけたユースホステルに滞在する事にしました。何ともカワイらしい造りで、白壁に青い扉や手すりがいい感じです。恐らく１人の料金でしょうが、ツインルームを独り占めして１泊６ディナール（５７０円）です♪室内には、寝床と棚くらいしかありませんが、朝食（かなり簡素）もついてます♪ただ、コンセントの差込口がなかったのが残念！夜もライトアップ？されていて何だか素敵♪　　　部屋はこ～んな感じです♪宿の周りはスークになっているので、迷路のようで最初は迷っちゃったり・・・「え～と、ユースホステルまで帰りたいんだけど～・・・」「分かった！うちの息子に案内させるよ」やさしいです、チュニジア人観光客向けの土産物屋がた～～くさん並んでいるエリアもあれば、その裏の方のエリアは、地元の人御用達のお店が並んでいて、なかなか面白い。それに、なんとここは観光地なので「ビール飲めるよ～♪」と店の人に言われおお～暑いし、久々に飲みたいな！！・・・と注文してウキウキしながら待っていたのですが・・・超マズイ、ノンアルコールビールでした～～炭酸が全て抜けきった、飲み残しのビールという感じでした。日本で飲んだことあるノンアルコールビールは、意外と美味しかったのになぁ～・・・でも久々のビール、文句は言えない（笑）！！

■スターウォーズのロケ地へ！！

チュニスに戻り、ようやく自分のＰＣをネットに繋げることが出来ました！！”パブリネット”というのがあるのですが、タタウィンではうまく接続出来ませんでした。速度は速いとは言えませんが（^^;）まずまずです。リアルタイム旅行記目指していたのですが・・・アップしたい日記がたまっているのですが、クロアチア～イタリアは後日アップするということで、チュニジアからアップさせていただきました！！ちなみに、クロアチアまでの宿情報も遅くなりましたがアップ♪→クリックチュニスからバスで７時間・・・のはずだったのですが、途中でバスが故障し、代わりのバスを待ち、８時間半で南部のトズールという町に到着しました。チュニスのバスターミナル　　　　　　　　　　　　　　　トズールのバスターミナルチュニスのバスターミナルで一緒になった、トズールに住む大学生の女の子と、バスも隣に座り、チュニジアのいろんな事を教えてくれたので、移動の時間はあっという間でした。トズールから行く観光スポットの中に、映画『スターウォーズ』のロケ地があります♪私がチュニジアに来たかった理由はコレ！！サハラ砂漠でも、地中海沿岸部のリゾートでもなく、とにかく『スターウォーズ』が子供の頃から好きなので、見たくてたまらなかったんです！！だけどやっぱり、南部の個人旅行は大変です～～３人４人集まれば、４ＷＤをチャーターし、色んなツアーを組めますが、１人の私にとってはかなり厳しい・・・。勿論、多額の代金（３人分４人分）支払えば可能なんですけどネ。トズールにある旅行会社は全て回ってのでは？？と思うほど、今日も朝から１軒１軒訪ねて訊いてみました。私に提示してくれる金額は、７０～１２０ディナールと開きがありましたが、やっぱり相手を見つけないと１人で支払うことになるわけです。カレーシュに乗ってみた　　　　　　　　　　　　　　　トズールの土産物屋街バスターミナルにいたヨーロッパ人にも声をかけてみましたが、別な場所に行くところだったり、もう行ってしまったり・・・（ちょっとだけ、ラサでネパール行きのメンバーを探し回った日々を思い出しました・笑）私の妹も義弟も大のスターウォーズファン。いつものように一緒に旅していたらなぁ～と、心底思ってしまったわけでした。チュニジア南部は、サハラ砂漠を含めて、個人で回るのはちょっと困難なのです。ツアーに参加するか、車をチャーターして行くのが一般的。これは、これから行く、マトマタやタタウィンなんかも勿論のこと。でも、せっかくなので、７０ディナール（６７００円）と一番低価格だった所にお願いして、行ってきました！！スターウォーズロケ地、オング・エル・ジュメルへ！！！一人でデッカイ４ＷＤをチャーター！！ああ、なんて贅沢なのでしょう～～（笑）♪砂漠の中を思いっきり突っ走る爽快感！！小高い丘に登り、ジェットコースターばりに落ちてみる。岩壁に４ＷＤが横になって走っていたり・・・と、まあ、サービス満点なんです（笑）♪ 映画『イングリッシュ・ペイシェント』のロケ地も見て、そうしてついに到着！！『スターウォーズ』のロケ地、タトゥウィン星のセットが残っているんです！！やっぱり来て良かった～～～！！！それからネフタという、砂漠のオアシスの町などを周ってトズールに戻りました。

■悲壮感漂った？！安宿・・・

チュニスに到着して、宿を決めてなかった私は、船内で一緒だったアメリカ人の女の子が予約した宿に１泊！だけど１８ディナール（１７００円）は、ちょっと高い気がして、翌日別の宿に移ったのでした。どうせ次の日の早朝のバスで、南部に向かってしまうのだし、寝れればいいやってなくらいで、１０ディナール（９６０円）。なんか、これで千円近く？？と思うと、かなり高い気が。だけどここがまた・・・宿の人の感じが良かったのだけれど・・・夕方からは、オーナーのおじいさんが来て、またまた感じが良かったのだけれど・・・「暗くなってからメディナに入ってはダメだよ」とか、「あそこのクスクスが美味しいよ」とか、チュニジア全体の見所まで、丁寧に教えてくれたのですが。部屋は見てから決めたのだけれど、まず、高い位置にある窓が閉まらない。１Ｆから吹き抜けになっているのか、造り上の問題なのか、階下や隣室の音がめちゃめちゃ聞こえる～～！！デッカイおならとか、ゲップとか、すごいのなんの（苦笑）シャワーを浴びたいとオーナーに行ったら、案内されたのが１Ｆの奥の方・・・何だかまだ工事が済んでいないような場所で、「まず、ここの扉は閉まらない」「次の扉も、閉まらないよ」「だけど、誰も来ないから安心してシャワーを浴びなさい」・・・　・・・　えええええ～～～！！！部屋に戻ってよく考えました。見られても減るもんじゃないし、若い娘でもないし、だけどだけど！やっぱりシャワーは浴びられませんでした～～～！！！かろうじて付いていた部屋の小さな洗面台で、水しか出なかったけれど、髪も洗えたのでサッパリサッパリ♪電気の暗い部屋、廊下もトイレも真っ暗・・・アジアの安宿より、断然高いお値段なのだけれど、何だかこうしてる自分が笑えました。窓が閉まらないので、蚊が入ってきます。パーカーを頭からかぶって、手足に虫除けスプレーして寝ている私。チベットのシェーカルで、あまりの寒さに着れる物を着こんで、ダウンジャケットを一番上に着て、マフラーして手袋して・・・置いてあった洗面器の水が、前の人のたくさんの髪の毛と共に凍っていたあの日のことを思い出してしまいました（苦笑）。翌朝、６時半！！「ナオカ～！ナオカ～！（名前まで変わっている）シャワー浴びなさ～い！」と、下で大声で叫んでいるオーナー。チュニジア南部を周って、チュニスに戻ってきたら、また来なさいと言うけれど、今度はメディナの方に移りたいと思います（苦笑）。シャワーさえちゃんとしてれば問題ないんですけどね～・・・

■パレルモからフェリーでチュニジア入り♪

パレルモ、別に見たいところがあるってわけじゃなかったけれど、知り合った子が、いろいろと案内してくれました。どうやら、山や海など、少し郊外に足を伸ばした方がいいみたいです♪街中の教会で、結婚式がありました♪ 実はこの後も、夕方のちょっとの間に、もう２組の結婚式に遭遇！！１組は、ご年配の新郎新婦、海辺での撮影はとても素敵でした♪早速教えてもらった、イタリア語での祝福を伝えてみると、嬉しそうにＧｒａｚｉｅと返してくれました♪結局この日は、フェリー会社が閉まっていたのでチケットが買えず・・・出港の３時間前に行って、窓口で購入しました。・・・が、ネットで買った方が安かったかも？？？さすが、パレルモ！！私がこれまで見た船の中で、一番大きな船！！こ～んなデッカイのが次々と入ってきます♪ちなみにこちらが私の乗る船。デイトリップなのでデッキ席のみ。ソファー確保できてホッ♪ 船内で一緒だった、アメリカ人の女の子ハナと私くらいが外国人旅行客。あとは、チュニジアに帰るチュニジア人、そしてチュニジアに旅行に出かけるイタリア人くらいなものです。ハナはフランス語が出来るので、チュニジア人ファミリーといろんな話をしました。っていうか、通訳してくれます（苦笑）１０時出港が、何かの理由で１２時出港・・・と、２時間遅れはしたけれど、チュニスに到着したのは、予定より１時間だけ遅い夜の９時半でした。チュニスの灯りが見えてきました♪船内でも思いましたが、船を下りてからも、いろんなチュニジア人が声をかけてくれます。街中までの行き方や、地方を周る時のことなど・・・。チュニジア人のホスピタリティに感激♪チュニジア、どんな国なんだろう？！