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カテゴリ:子育て
乳幼児健診の頃から、上唇小帯(じょうしんしょうたい)低位付着と言われていました。

上唇小帯・・・・上くちびる と 歯ぐきを繋いでいるスジのようなもの

これは、歯茎の上の方に付いているのが普通です。
その歯茎側のスジが下の方に付いているのが 低位付着。

ウチの子は、前歯の歯茎にぴったりついていて
笑って歯が見えれば、小帯も見えるほど低位付着でした。

乳歯の頃は、「いずれ上に上がってくるから、気にしなくていい。」と
言われ、その通り、特に気にすることもありませんでした。

上の前歯の永久歯が生えてきた頃、かかりつけの歯医者の勧めで
矯正の先生に診てもらいました。

かなり低い位置・前歯の間にハマっている

       ↓

前歯のスキッパ・歯並びへの影響・虫歯になりやすい

ということで、切除を薦められた。

簡単な手術です。10~15分位で終わります。」という医師の話は・・

メリットは、歯並びへの影響が無くなるので見た目がきれい・虫歯になりにくい。
リスクはないと言える。
昔は、切ってそのままということもあったほど。
ただ、再付着の防止と傷跡がきれいに残らないようにするには縫った方がよい。
溶けるタイプの糸を使用する。
学校を特別休んだりもしなくて済む。

かかりつけの病院では口腔外科の医師が常勤でないのと、
設備がないのでその矯正の医師のいる大学病院へ紹介になる。


迷いが無かったわけではないけれど、
後々の事を考えて切除することに決め
念のため夏休みに9時半の予約をとりました。

当日、紹介状と保険証をもって大学病院へ
初診手続きがある為、早めに行きました。
口腔外科で手続き後、15分遅れて呼ばれました。
診察室で担当医から簡単な説明を受け、私は待合室に戻りました。
10分位で処置は終わり。

その後、じわじわとした出血があったようですが、
2~3時間でなくなりました。
違和感(糸や縫ったひきつり)がありますが、
2~3日で慣れてしまうようです。
当日は多少痛みがあります。
翌日になると、笑ったりするような口の動きの時に
「イテテ。。。」となる位になり、それも2~3日でなくなりました。
処置翌日は、消毒を兼ねて、かかりつけの歯科医で診察。
化膿もなく、その一週間後に念のため再受診することに。

腫れは、本人は感じていたようですが、見た目にはわかりませんでした。。

処置後、特に顔つきに変わりもなく無事終了したようです。


が、精神的ショックは想像以上でした。
個人差があるかと思いますが、配慮すべきだったと反省。

手術前も緊張していたようですが、
あれこれお喋りし、さほど心配はないようでした。
が、呼ばれ、診察室に入ると不安でいっぱいの顔に。。。

「痛くないようにしてくれるし、目を閉じてれば終わっちゃうよ。」

なんて話していたけれど、大学病院の診察室はいつもと違う。。
沢山の診察椅子がならんでいて、広い。
大丈夫かな・・・と心配になってきました。

私は、始まる寸前まで一緒にいましたが、
処置の間は待ち合いで待っていました。
処置後、呼ばれて診察室に行くと、
子供はまだ椅子に座っていて、口を少し開いて切羽詰まった面持ち。

「とても上手にできました。ちょっと、ウルウルしちゃったけど、
 がんばりましたよ。
 こことここを縫いました。2時間位は飲食を避けて下さい。
 あと、糸が溶けてしまうタイプなので、とてもほどけやすいですから、
 舌や手で触らないようにして下さい。」

医師からの話が終わり、椅子から降りた子供は、
まだ口を少し開け元気のない顔。

「もう終わったからね。お疲れさん。」と私。

子供はにこりともせず、ふらふらして
「あうけない、あうけない(歩けない)・・・」
と言って、私に寄りかかるようにして歩いていましたが、
急にぎゅうっと手を握り、立ち止って

「きもちわるい。。。」
「え?!あ、すみません、トイレはどこで・・・」

慌てた私が看護師さんに尋ねた時はすでに遅し。。。

   げー
ショック

手で口を押さえていましたが、戻してしまいました。
その後、みるみる血の気が引いていき、
そばにある椅子を借りました。
座らせるとすぐに 「眠い。。」と言うなり
がっくり伏せてしまいました。
そばにいた看護師さんが ベッドで横になって
少し休んでいった方がいいと用意しに行ってくれた。

汚れた手や口wウエットティッシュで拭いていると、
時々、気持ち悪い と呻くので、更に心配になってきました。
口をゆすげるかどうか医師に確認を頼むと、
看護師さんは車椅子と紙コップを持ってきてくれ、
軽くゆすげると伝えてくれました。
車いす用のトイレで口をすすぐとほんの少し血が混じっていました。

「あぁ、血だぁよぅ。どうしよう、お母さん。」雫

子供の目はみるみる涙でいっぱいになり、ぽろぽろこぼれだしました。

「お父さんが奥歯を抜いた時よりちょびっとだよ!
 ほら、もう出ないよ。すぐ止まっちゃうから大丈夫だよ。」

などと話していると、だんだん落ち着いてきた様で、
顔色も良くなり、病院で休まずに家に帰りました。

でも、当日は妙におとなしく、珍しく昼寝をし
その昼寝の最中に うなされ泣きました。
赤ちゃんの頃、夜泣きもあまり多くなかったのに。。。
食事も、お腹は空くけれど、こわくて食べられない感じ。
しょんぼりした一日でした。

が、さすがに子供です。
翌日は元気になりました。
食事は恐る恐るですが、進んで食べられるようになりました。
しかし、笑わせると痛いようで 怒ってました!

何がショックだったか。。。

術後、終わったよ、と声をかけてくれた医師の手が
血だらけだった事

それは、もう、すごく恐ろしい事だったようです。

。。

猫






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Last updated  September 5, 2010 10:38:11 AM
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