タイの看板・・・本物寿司
エカマイを歩いていて、こんな看板に出くわした。ほっ・・・本物すし!さらに略したトレードマークは「H」か…かーっこいい(爆笑)!土地柄、駐在の方や、在住の皆さんはこの看板を何度も見かけたにちがいありません!お盆には絶対やる、心霊写真のあのナレーション口調で、いってみよう・・・。「もう一度ご覧いただこう・・・お気づきだろうか?」薄ら笑いの2人の板前の後ろに、まるで火の玉のような炎・・・本気だ。タイ人でしょうか、日本人でしょうか。・・・日本のすし屋で修行したおふたりなんでしょうか・・・まさかカッパ寿司でとかいわしまへんで。そしてディスプレイされた鮮魚の数々・・・。なんか妙にぐろい。日本のすし屋のディスプレイってこういうセンスに行かない気がする・・・でもタイ人にうけるディスプレイなのかな?おまけにおいしければおいしいほど、「本物」なんてネーミング、まずしない。そんなことを考えていたら帰国後、この店、日本のテレビでレポされていました。やはり「本物すし」と言うネーミングには、スタジオの芸能人も少々失笑。やはり日本の感覚だと変なんだよね。でも…提供されている高額なお寿司は日本の築地からその日のうちに輸入される新鮮なネタ!日本人から見ると笑っちゃう屋号だけど、在住者によれば、「本物すし」のネーミングはだてではないそうだ。でももっと笑っちゃうのはそのお値段!日本のめちゃいい寿司屋でトロ頼むよりもっともっとうーんと高い。そりゃそうだ。「本物すし」で食べるトロは、飛行機代が入っているんやで!ぎゃー、そんないやだ。日本で食べたい!そういったところで、きっと、なかなか日本に行けない超金持ちタイ人や、なかなか日本に帰れないタイ在住の駐在員、もしくは、自営のお金持ちがいくんだろうか。でも、タイ人の友人曰く…「タイ人しかみたことがない」とのこと。いや、いいんすけど・・・本物すし、のいいたいところはすんごいわかるけど、なんか日本のわびさびみたいな屋号じゃなくて「本物」と言い切っているところが、イマイチ本物の寿司屋に感じないのは、本物の日本人だからなのか・・・(笑)。日本にあったらぜったいに「ない」センスの看板のひとつだわー(笑)。そうそう。タイでおいしい日本のお魚を出すお寿司屋さんなどでは、日本人の仕入れの人を雇い、市場で仕入れさせたりしているそう。一度、その仕入れの人に密着をする番組があったんだけど、飛行機でお魚を運び、1回で4,5万の報酬を得てるんだそうで、1月に10回くらい飛んでいる人もいるそう!マイレージをためたりしていたらものすんごいたまりそうだし、飛行機好きにはいい仕事におもえそうだけどなんせ魚を運ぶからトランクから汁が出たり、少しでも多くの魚を運ぼうと、それなりの体力を使うから年齢と共にきびしくなってきたりもするそーで・・・いろんな仕事があるんだなあと感心。それはさておき、本物すし、だれかいったことがある人おしえてくれー!日本人からすると、どんな店なんだー!? 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。