プーケットタウン大好き♪かわいい激安靴ゲーット!
話を普通のタイ話に戻します・・・。 古い町並みが大好きなよっしー。まむあんさんとプーケットタウンの穴場で飲んだくれるっていう楽しみもありつつ、プーケットタウンを1人でお散歩するという楽しみを持ちつつでわくわくのタウン滞在。本日は買い物を楽しみつつ、素敵なカフェでランチなんかもいいわねー、なんて。で、タイに来ると楽しみにしているのが激安靴を買うこと。冬用には寒々しくてちゃっちいんだけど、夏に素足で履く気軽なサンダルやミュール、パンプスには十分通用するタイの靴。もちろん、買うときに選ばないと色落ちしたり、ヒールからもげたりして・・・そうそう。5年前にバンコクで199バーツ(500円台)で購入した足首にベルトがあるオリエント調のミュールがあったんだけど、これがGパンにはくとまたかわいくてねえ、2ヶ月くらいへヴィーローテーションで履いていたんだけど、最初からなんとなくヒールに違和感を感じてたのね。そしたら、ある日、ぐにゅっとした感覚がして、足のバランスが崩れたのよ。なんと・・・ヒールがぐにゅんとまがって、取れたの(涙)。会社からの帰りだったあたしが取った行動は、つま先立ちして「エアーヒール」よ。「エアーヒール」世界選手権があったら金メダル確実の名演技で家まで帰ったけど、真夜中にふくらはぎがつって飛び起きました。そんなことがあってからかなり気をつけて買っているおかげで、「ま、靴は消耗品だから」とタイに行くたびに安い靴が増えまして。今じゃ冬の靴以外、うちの大半の靴が500円台だから、「靴だけはいいものを履け!」「足元を見られる」とか言う世の中から見たら、なんてかわいそうな女なんでしょう。いいんです。かわいい靴を沢山持ってるんだから!「250バーツでかわいい靴が売ってる店があるよ」と、まむあんさんがオススメの靴屋を地図にマーキングしてくれたので、なけなしのバーツ札を握り締めて、ホテルを後にした瞬間・・・土砂降りー!慌ててその靴屋まで走り、店に入った途端、土砂降りどころか嵐みたいなことになった。店のねーさんは、とっても無愛想で、その代わり・・・雨宿りだと思っても放っておいてくれるタイの懐深さをもっている。・・・のか?ないのか?あのう、買う気まんまんなんですが・・・無視ですか・・・。しょーがないので色々手にとって見る。まむあんさんの言うとおり250バーツの靴もあるけど、1,000バーツ越えの、こんなのぱーちーにしかはかないんじゃねっていう15センチヒールとかワニ・蛇型押しで「スネイクアイ」あたりのニコラス・ケイジにナンパされちゃいそうなヒールの靴も売っている。そのうち、店の奥から男の子が出てきた。で、無愛想なねーちゃんと世間話をしながら「これ、新しいデザインの靴~」とねーさんに言いつつ、箱から白、茶の靴を出し始めた。ねーちゃんはともかく、このにーちゃんにいたっては、客がいることすら気がついていないようで、あたしが靴をためし履きして、がさっと音を立てたら「うおぉーい、とっくじゃーい!(うえー!びっくりしたぁああ)」と本気で泣きそうになった。君たち!客・商・売!ねーちゃんは、にーちゃんが出してきた新しいデザインの白い靴をいたくお気に召したようで、商品とは思えぬ勢いでためし履きしている・・・が、あたしもそのデザイン気に入った!が・・・白と茶じゃなあ。このねぇーさん、無愛想ながら、客を観察する第3の目が後頭部にでも仕込んであるようで、あたしが黒い靴ばかり試し履きしているのを無言で見ていたようだ。「ピー!ニー、ロンタオ、シーダム、ミーカ(ねーさん!この靴、黒色ありますでげす)」と、同じデザインの黒を箱から出してきた。やわらかなエナメルにビョウが打ってある、会社にもプライベートにも、さらにワンピでも、カジュアルでも履けるオールマイティーなデザインながら、少々ロックテイストなデザインで、なかなかよろしい。しかも歩きやすいウエッジソールはあたしの大のお気に入り。これで600円台かぁー。履いてみるとこれまた、とんでもなく歩きやすいし、痛い場所がない。エナメルの靴を素足で履くと靴ずれすることも多いけど、これはオッケーだわ。足ふみしながら「サバイサバーイ。アオ、アンニー(気持ちいい!これちょうだい)。」と、その靴の購入を決めると、ねーさんは更にうれしいことを言ってくる。 「2足買うと400Bでげす」 ・・・え?だって1足250バーツ・・・。「2足はそういうサービスでげす」はっ!店を入って試し履きした靴が気になっておって。足首にベルトがついた、フォーマルやお出かけ、ワンピに似合う、素敵な靴!「これも?」 「大丈夫でげす。全部で400Bでげす」 わーい!2足で100バーツもお得じゃないか!これがまたはきやすいの!ねーさんってば、ベルトの穴も足首にあわせて調整をしてくれて、こうやって履くのよと無表情だけど丁寧に教えてくれる。ごめんね、ねーさん。単に無表情なだけで、実はきちんと商売しているねーさんだったんだね。うれしくて「友達がこの店かわいい靴が沢山あるって教えてくれたの」と言うと、やはり微笑みはいっさいなく「こっぷんかー」と言ってくれた。 プーケットタウンは歩けるくらい小さな町なので、汗だくになりつつ、寄って来る陽気なモタサイズを避けつつ歩く・・・歩く。こちらもまむあんさんが「エキスポっていうショッピングできる場所があるわよ~」と地図にマーキングしてくれたので、こちらにも向かう。エキスポって言うくらいだからフランス館とかアフリカ館とかパビリオンがずらっと並んでさぞやでかくて行列してるんだろうなー・・・ってどーん!どう、このパビリオン!どう見ても屋台の集合体だぜ! しかも恐ろしく広くてでかくて、内部の構造が同じなので「どこを通ったのか?」忘れる。バンコクのチャトチャックを小さくしたような感じ?いや、大げさか。手芸に使うのかな?アクセサリーっつぽい小物が並ぶ店やら、水商売の人しか着れないでしょ?っていう蛍光ピンクや黄色のワンピースのお店・・・あとは、すごく不思議なんだけど、みやげ物ではない普通のお店・・・オンリーワンなTシャツショップやパンキッシュなオリジナルの店を展開している以外は(特にバックや、靴、服)なぜか同じ品揃えで、同じ値段。え?え?え?良心的って言うか、ある程度売れるパターンが決まっているのかな?もちろん地元の人用ってのもあるし、観光客用っていうのもあるし、それを見越すとこのラインナップなのかな?うーん・・・でも、うふふ。いい感じ。あとタイ人ってさ、どんなに売りつけようとしてもサイズが合わないとすすめないよね(自爆)。この時まだ今より10キロ太ってましたんで、サイズがあわないけど和柄のかわいいチュニックが伸びるんじゃないかなーって手にとって見つめていたわけですよ。その時のおばさんの行動がさ、奥から全然好みじゃないワンピース持ってきて、ゴムを思い切り引っ張って「びよーん・・・ほらこんなに伸びるから、あんたこれ買いなさい」・・・ふふ・・・いらないよ、チミ。さようなら。 ってわけで泣く泣く服は諦めて、この日はエキスポのあと、ロビンソンや、ロビンソン近くのショッピングセンターも含めて靴だけに絞って巡り巡った・・・タウンの199バーツの靴はバンコクよりは種類が少なく、デザインもちょっとなあというのが多かった。しかしながら250バーツ台の靴はむしろバンコクより豊富で、デザインは上品で履きやすい。バンコクの250バーツ台より丈夫そうだった。一長一短だなあ。思うに、大学が多いバンコク。学生さんがたくさん買うことを見越してるのかも知れん。しかしやっぱり一軒目の店の品揃えが一番多く、かわいかった上に、2足で400バーツ・・・一番安くて良かったです!ぐぅです。ほらあ、キュート!とても2足で1,100円程度なんて思えない。 この2足は、昨年間違って入社したブラック企業への通勤、取材時に大活躍。足が痛くなることもなく、今年も活躍してくれそうだ! ってか今年はブラック企業では働かんぞ! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.