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「その街の今は」 柴崎友香
これで柴崎さんの書籍化された作品は一通り読んだことになるのかな? 芥川賞の候補にもなった作品らしい。難しいことはよくわからないけど。 28歳の、カフェでアルバイトしてる女の子の一ヶ月。 合コンに行って収穫がなかったり、いい感じの年下の男の子ができたり、 好きだったけどビミョーな関係だった男の人と再会したり。 古い大阪の写真を集めてるという変わった趣味は持ってるし、 それに対してはこだわりを見せるし、いろんな考えも持ってるけど、 劇的な展開があるわけでなく、いつもの柴崎さんの、ゆる~い、女子の日常生活。 ゆる~い感じで仕事も恋愛もゆれてる気持ちがよくわかる。。。 始まりを感じさせるラストでよかった。 大阪、特にミナミの街の描写、その場所の使われ方も、すごく好き。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.04 21:09:32
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