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ねこばかごまとろのばかぶろぐ♪

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ノミ!!!

[ノミ発生!]

<きっかけ?>
王子初のノミ体験は2003年の夏。

家猫である王子は自由に外を出歩けない為、襷掛けベルトの購入を機にそれを着けてたまにベランダに出して、
日向ぼっこさせていました。
隣家と繋がっているので、ウチのベランダは自由にうろうろ出来る長さにしてました。

未だに未確認の情報なのですが、真上の住人は猫飼いとの事。
アメショ2頭と暮らしているらしい。
別にこれは良いんです。
思い起こせば、上からよくばっさばっさ、がさがさ音がしてるなとは思ってました。
昼間が多く、たまに夜中にしてました。
これが、王子にノミが発生する直接の原因だったと思うのです。

さすがに覗き込むわけにはいかないので耳を澄ましていると、ばさばさ音はどうやらラグのような敷物系、またはお布団系の音。
がさがさ音はたまに缶の音なども混ざってたので、ゴミをそこに出していたと思われます。
聞いたところ、にゃんこトイレの処理物もベランダに置いていたらしい。
現在の家に越してきてから何度か夏を過ごした王子ですが、ベランダに出すようになるまでノミなんてまったく出なかったのです。
ノミ対策といえば、子供の頃に予防としてフロントラインのスポットを1度やっただけ。
ずっと、問題なく過ごしてきたのにベランダに出すようになったらすぐ!ほんとすぐでした。
ほんとに、本当に憶測なのですが、これしか原因が考えられません。。


<発生>
数日後、自宅のあちこちに黒くて細かい、ゴミのようなものが落ちているのに気付きました。
てっきり埃の大きな物だとタカを括り、見つけるたびにっちゃちゃっと掃除してました。
それがどんどん増えてきたんです。
たくさん落ちているところは、王子が好んで居座る場所。
そのうちに王子も痒がり出し、酷い時には血が出るほど瞼や耳を掻くようになってしまいました。
寝ていても突然びくっと起き出し、色んなところをがしがししばらく掻いてから寝る、の繰り返し。
嫌~な予感がしてブラッシングしたところ、しゃかしゃかと毛の奥に潜り込んで行く何かが!
予想はついてましたが確認の為、その黒い物体を水に落としてみたところ・・・・・

「オオアタリ。」でした。

体験された方はもうお解かりかと思いますが、ノミの糞だったのです。
ノミの糞は水に落とすと赤いものが滲み出してくるのです。
彼らはにゃんこの血を吸って生きているから。
赤いものは王子の血です。

私に見つけられたのがきっかけかどうかは解りませんが、その日から気付くと家中を「びよ~ん」と間延びして飛ぶノミ軍団が大発生!!
ちょっと気を抜くと私まで刺される。
王子も私も、落ち着いて寝ることが出来ません。
あの何とも言えない不快さは、体験した人間にしか解らないかも知れません。
何気に刺されると痛いし、蚊同様、よその生き物の血を吸って生きるというのが私はどうも気に入らない!
一気に頭に血が上りました。

「ノミーーーー!!ふざけんなっ。誰の許可を得て王子と私の血を吸ってんだ!!絶対に息の根とめてやるかんねっ」

この世でカエルの他に虫が何よりも大嫌いな私は、徹底的に駆除してやると決意しました。


<駆除>
病院に行くことが出来ない間の繋ぎとして、ペットショップで買う事が出来るスポットタイプ駆除剤をまず試しました。
オイルベースらしく、付けてすぐ布団に乗ってきた王子はそこら中に油染みを残してくれました。
そして結果は惨敗。
液を付けたすぐ横を悠々と歩いていく敵(=ノミ)。
なんて憎らしいんでしょう。

ノミ駆除用の首輪。
王子のお肌に合わず使用中止。

ノミ摂りブラシ。
確かに捕獲出来る。でも全身をやるのは気が遠くなる。。。
しかもノミは逃げ足が速い。

気になるところに撒く、スプレータイプの駆除剤。
あまりにも強烈で独特な匂いに、我々がダウン。
能書には
「ペットと人に優しい、フローラルの香り」。
うーーーーん。
他、考えられることは全て試しました。


やっと取れた休みの日。
出掛ける前に、部屋にはすかさずバルサン/ノミ専用を焚いてからいざ病院へ。
先生にこれまでの攻防を話すと大笑いされてしまいました。

ここ最近のノミはゴキブリ同様パワーアップしていて、市販の駆除剤では痛くも痒くもなくなってしまったそうだ。
病院で処方されるものでないと完全駆除は難しく、ヘタすると今使っているものも、耐性が出来てしまう可能性がある為
随時改良していく必要があるとの事。
何とも恐ろしい・・・・。
更に、断定は出来ないが上の住猫から貰った可能性はあると思うと。

家猫にノミが発生する要因は、
1)ベランダや庭などに放しておいて貰ってしまう(王子がこのケース)
2)その家の住人が野良猫などに触れたりした後持ち込んでしまう
3)風を媒介して、窓から入り込む

が可能性として考えられるそうです。


先生はフロントライン↓
フロントライン・プラス 【ネコ用】 3本入動物用医薬品 猫用ノミ駆除・寄生予防剤フロントライン・プラス 【ネコ用】 3本入動物用医薬品 猫用ノミ駆除・寄生予防剤

を強力推薦。
先生曰く「プラスの方が進化してるから、こっちね」

それよりも熱心に勧めてくれたのが、スプレー。↓
フロントライン・スプレー 【イヌ・ネコ用】動物用医薬品 250ml犬猫用ノミ・マダニ駆除剤フロントライン・スプレー 【イヌ・ネコ用】動物用医薬品 250ml犬猫用ノミ・マダニ駆除剤

スプレーは子猫から使えて、安全性が高いとの事。

「あ、でも私はメーカーの回し者じゃありませんよ。これが一番駆除率が高いんですよ。ウチの実績で、これ」

疑いのまなざしを見抜かれてしまったようです。
以前ピペットを試した時、毛を掻き分けて滴下したつもりがしっかり皮膚まで到達しなかった失敗を踏まえ、今後のことも考えてスプレーにした。


<勝利宣言>
帰宅してすぐに、王子の肩甲骨の間にしゅかしゅかとスプレー。
初めて使うので、能書に従い適量を全体に満遍なく。
凄いアルコール臭。
安全性が高いと言う先生の言葉を信じて、その日は休みました。

翌朝。
・・・・・・・・・・・・・・・い、居ない!!
たった一晩なのに、ノミはしっかり姿を消していました。
やっぱり、医薬品は凄かったんだ!
ハラショー、フロントライン!!
バルサンもしたので、部屋からはノミの姿は一切消えました。
心なしか空気も爽やかな気が。

大喜びで部屋中掃除機をかけました。
屍骸がいつまでも部屋に居るのは鳥肌が立つくらいに嫌だったので、徹底的に。

ああ、すっきり。
救われたような気分でした。


<その後>
あれ以来、王子は一切ベランダに出していません。
ノミも、一切姿を見せません。
疑いたくは無いですが、原因はやっぱり・・・と考えてしまいます。

駆除剤は予防も兼ねて、定期的にスプレーしています。
私が持ち込んでしまう可能性もあるので。
もうあんな思いは2度と御免です。
私自身が身体中刺されたところは、皮膚科で観てもらい塗り薬で治療しましたが、未だに後が消えません。
ノミの噛み痕は消えにくいそうです。。。

******************
・・・・・・・・・・・・どうでしたか?
怖いですよね、ノミ。
にゃんこにとっても、肉体的・精神的に悪影響を与えるノミ。
ノミ駆除なんて1度もやったこと無いし、必要ないやと思ったそこのあなた!
自分も今までそう言う一人でした。
今回でかーなーり、懲りました。
予防でも、やっておいて間違いは無いと思いますよ。
強力にオススメします!!!!



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