【4色ボールペン】
2月13日(木) T子の日々の作業に欠かせない用具と言えば、「グリップ付き4色ボールペン」「HBの芯の入った消しゴム付き(消しゴム部分がクルクル回るヤツ)のシャープペンシル」「毛抜き」「カギ針」「メジャー」「糸切り鋏」「カッター」「ものさし」etc・・・。特に、最初の2点に関しては、異常な執着心をみせる。まず、朝一番、T子は出勤と同時に、自分のPCをON!そして、まず、4色ボールペンとシャーペンが所定の位置にあるかチェック! ない場合は、ペン立て(3人の共用部分)を、チェック!そこにない場合は、N美の机をチェック!・・・でも、そこにもない場合が問題。「全員に告ぐ、全員に告ぐ、4色ボールペンを直ちに出すように!」と、業務連絡を発する(=T子が叫ぶ)と、もぞもぞと、ポケットやバッグを探り出すN美。アレ・・・?しばらく姿を見なかった先代4色ボールペンまでが現役と一緒に、ペン立てに並んでいる。な~んて事が、日常茶飯事。たまに、どこにも見当たらない場合は、N美が自分が使っているものを差し出してくれる。そう、T子は、4色ボールペンがないと、すこぶるご機嫌が悪くなる。というのも、クロ・ブルー・グリーン・アカを使いわけ、人から見れば、イタズラ書きにしか見えないメモも、T子によれば、色で、仕事の過程がわかるようになっているらしい。今では、命の次に大事なものと言い切るT子の、自宅のペン立てにも、もちろん同じモノが配置されている。 「何で、必要な時に必要なモンがないの?!」は、T子の口癖。 「業務を速やかに行う為には、使った人はその手で元の場所に返す事!!」と業務連絡をするT子。「T子、ジャケットの胸ポケットから見えてるモノは・・・?」「業務連絡、業務連絡、けっこうです。」 これもまた、日常茶飯事。