ホビットの家

今年の年末は３日間屋外販売をしていました。普段店の
中で売っている商品の中、この日には絶対これが売れる
というものを選んで駅前など人通りの多いところでテー
ブルなどを並べて売るというわけです。

年末の寒い中屋外販売なんて、「マッチ売りの少女」み
たい（笑）というイメージを持っていたのですが、これ
が思いのほか楽しかったです。寒さは昨日３０日など特
に寒かったのですが、あらかじめしっかり着こんでいた
し、カイロもいっぱいもらってベタベタ貼っていたので
ものすごく寒くて大変だったということはなかったです。
普段店内では足を広げてボケッと立っていたり、店員同士
でしゃべっているとすぐチェックが入るのですが、そうで
なくても忙しい年末に屋外までまわってわざわざチェック
などしないし、他にもいろいろな店が出ていてそれぞれ
大声で叫んでいるので、ちょっとやそっと違ったこと言っ
ても全然大丈夫、ストレス発散できました。それに今日
３１日はそれなりに人通りも多いし、置いてあった商品が
全部売れて店長にもほめられ（もちろん私１人ではなく同
じ場所に入った人がベテランでうまかったからだけど）
とてもいい気持ちで仕事を終えることができました。

今年１年を振り返ると、特に後半はいやな公共機関と関わら
ざるをえない状況になったり、お局様にイヤミを言われたり
と大変なことが多かったけど、最後に無事仕事が決まりしか
もとてもいい雰囲気で終わることができてよかったです。

今年見た映画は「パーシージャクソン」と「カラヴァッジョ」
くらいでしたが、「カラヴァッジョ」には大きな影響を受け、
美術展にはわりとよく行きました。

読んだ本も「女教皇ヨハンナ」「風の影」「君のためなら千回
でも」など前に読んだ本をもう１度読み返すということが多か
ったです。「カラヴァッジョ」と「チェーザレ」の影響でルネ
サンス期の歴史や美術、哲学に関する本を何冊も読みましたが
難しくてなかなか理解できない、来年以降の課題です。

漫画は「チェーザレ」関係で「バビロンまで何マイル？」と
「カンタレラ」を読みました。いろいろ読んで、チェーザレは
どの作者もだいたい同じイメージなのですが、ミケロット、
ミゲルは描く人によって見た目も性格もまったく違う人物に
なっているのに驚きました。

この１年は本当に大変だったけど、プログで知り合った方の
コメントに随分励まされました。本当にありがとうございました。