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前世療法を受けると時々というかほぼ毎回、びっくりする
ようなひどい人が出てきます。政略結婚で正妻は人質扱い で情が移らないようにとあまり顔も見ず側室をたくさん持 っていたくせに妻がキリスト教宣教師に憧れているらしいと 聞いて嫉妬に狂い、禁止令が出たのをいいことに領内で激し い弾圧を行う殿さま、自分を批判した学者を徹底的に追い詰 め、異端者として処刑する宗教改革の指導者などです。 正直、前世療法というやり方で過去世が正確に出てくるとは 信じていません。自分が前に見た映画やドラマ、小説などで インパクトの強いものを集めて無意識に1つの人生にしている ところが大きいと思います。何をインパクトが強いものとして 記憶するのか、もしかしたら本当の過去世に似ているからその 話がひっかかってくるのかもしれませんが・・・どちらにしろ トラウマになるようなインパクトの強い話が出てくるわけで、 周りに祝福されて相思相愛で結婚し幸せに暮らしましたという 過去世は少ないというか私自身はまだ1度も見ていません。登場 人物は一癖二癖もある人ばかりです。 暴力的な権力者は必ずと言っていいほど、自分を正統化してい ます。後の時代の人から見ればあきらかに酷過ぎるということ でも、自分は殿さまだから、神の声を聞いた預言者だからと信 じて疑わず、反対する者に対しては限りなく残酷になっています。 ここまで酷くない普通の暴力夫、DVに走る人も結局は同じよう に自分を正統化するか、逆に劣等感や恐怖心で止められなくなる のかなとも思います。 そういう暴力的な人と結婚することになった過去世の私は、現実 逃避の方法として不倫や宗教に走る、あるいは無気力になると いうことを選んでいました。無気力になって心を動かさない、人 となるべく関わらない、人の目を見て話さない、思っていること を言わない、何も期待しない・・・こういう生き方は決められた 結婚から逃れられない時代なら仕方がないことなのかもしれませ ん。でも今の自由にいろいろな生き方が選べる時代に傷つくこと を怖れて無気力に生きるのは幸せなことなのか、と考えてしまい ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年01月20日 10時50分00秒
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