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9月前半には次男の通っている高校で文化祭と体育祭という
二大行事があります。さらに今年は10月に行われる同じ市内 の高校との交流会でもてなす学校の順番になっている、それら の準備や後片付けやらで役員にとっては忙しさとストレスマッ クスの2週間でした。慣れない役員の仕事というのは、特別に 何か大変なことをしたとか毎日学校に行っているというわけでは ないのに疲れがどっとたまるものです。 ただ慣れないことで疲れたりストレスがたまるというのはそんな に悪いことではないと思います。特に役員の仕事は1年、長くても 3年という期間限定でずっと続くわけではない、ほとんどの人は 1年で入れ変わるわけだから「どうぞ、不満があったらどんどん 言ってさっぱりした気持で卒業してください」と思ってます。今 の時代必要以上に傷つくことを怖れて人となるべくかかわらないよ うにしたりひきこもったりということも聞くけど、人間は生きてい く上でどうしても傷ついたりいやなことを経験しなければならない、 そこをうまく通り抜け自分は傷つかないようにということばかり考 えると逆に人を傷つけるようにも思えます。 今スペイン語である人物の伝記を読んでいます。スペインは特に 複雑な歴史があって元々別の国で民族や言語が違う地方も1つの 国となっているので、そうした地方の人が同じ地方出身の偉人に 対する思い入れはかなり熱いです。そして不幸な死に方をしたから こそ歴史に埋もれずにその著書や思想が数百年の時を経て今日まで 残ることもある、生涯の不幸はそれほど恐れなくてもよいのでは と思うようになりました。 人が争い傷つけあう根本原因は怖れからです。役員の手際が悪いと 仕事が増え、また仕事を休んで学校に来なければならなくなると心配 になり、せっかく準備したものが無駄になってしまえばプライドが 傷つくから「何やっているのよ!」と文句も出ます。この相手を生か しておいたらいずれその考えに従う人が多くなって自分達が追い出さ れ迫害されるかもしれないと怖れるから無理やり異端者にして殺して しまう、そんなことが数千年続いてきました。でも今はそれではやって いけない時代になっていると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年09月17日 17時20分19秒
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