エドワード・バッチ著作集
【送料無料】エドワード・バッチ著作集 [ エドワード・バッチ ]価格:2,625円(税込、送料込)「エドワード・バッチ著作集」という本を読みました。正直言って私はお花を浮かべた水であるフラワーエッセンスが病気を治し、運命を変えるとは思っていません。人によってはなんらかの不調を癒し、考えをあらためるきっかけになるだろうくらいの信じ方です。でもこの本にはとても感動しました。この本は晩年の著作や講演での記録が先、若い頃の論文が後という順番で編集されているので、後の方になるほど医学的な腸内細菌についての話が多くなって難しくなります。そうした論文はざっと読んだだけでよく理解してないのですが、博士が実際長年細菌についての研究を行い、患者を診ていた人であって、思いつきや直感で簡単にぱっとフラワーエッセンスを開発したのではないということがよくわかりました。巻末の年表を見ると若い頃からけっこう体調不良で仕事先を変えて挫折も経験し、癌で余命宣告されたこともある、天才のひらめきで成功したのではなく、自分自身の体や目の前にいる患者の苦しみを取り除きたいという現実的な目的のもとに研究を進めたということがよくわかって共感できました。博士の考えの根本にあるのは、病気は魂が求めることを体や心が理解せず葛藤を起こすから生じ、病気は悪ではなく間違いを正すために必要なものだということです。現代に生きる私達はもちろん大きな病気の時は病院に行くのが一番いいのでしょうけど、魂と心の葛藤からくる体調不良、なんとなく調子が悪いやる気がでない、というような状態の時はこうしたエッセンスは役に立つかもしれないと思いました。また、人間は自分の魂が望む仕事をしてこそ幸福で健康でいられ、魂が望むことや必要な学びは人によってそれぞれ違うのだから、人を支配したり押し付けてはいけないという考えはすごく感動しました。私自身本当にやりたいことをやっていると自信を持って言えなく、とりあえず採用されたから、仕事していないと経済的に大変だからというような理由でやっていて(それも大切なことだけど)人間関係に悩んだり腰や肩が痛いと体調不良に悩まされているなと実感しました。この本の中に、エッセンスにもなっているそれぞれの花が旅の仲間となって暗い森を抜け出るというファンタジーのような短い話も載っていました。最初はみんなそれぞれ欠点があって仲間の足を引っ張ったり仲間を傷つけたり自分勝手な行動をとったりする、でも彼らは森を抜け出るという冒険をすることで、それぞれの欠点は長所に変わりそうした長所を使って今度は仲間を助け導くことができるようになる、短い物語だけど人間関係や成長の理想的な姿があると感じました。自分の正しさを主張して相手の間違いを責め敵を抹殺していく、歴史の中ではそのような態度が圧倒的に多いので、それぞれの欠点の中に光を見つけ、長所を伸ばすことで互いに助け合うことができるという思想は今の時代にすごく必要なものだと思いました。こうして博士の思想がおぼろげながらわかってくると、今度は自分が38種類の花のどのタイプでどういうエッセンスが必要なのかがとても気になります。【総額2500円以上送料無料】エドワード・バッチ魂の植物 バッチの花療法への新しい洞察/メヒ...価格:4,200円(税込、送料込)