秋の彦根
もう紅葉も終わりかけですがまだ紅葉が始まっていない2週間前に地区の研修旅行で彦根城に行ってきました。研修旅行といえばバスに乗った瞬間からビールを1杯が定番なのですが今回はめずらしく酒は無し。 その理由はあとになってわかりました。 バスに乗って2時間で彦根城に到着。外国人観光客もたくさんいましたが、紅葉の季節にはまだ早かったのでちょうどいいぐらいの人出でした。彦根城についてボランティアのガイドさんが解説してくれたのですが、このガイドさんが凄い知識量。で堀の周りに植えてある松の木、石碑、堀の構造など様々な事を詳しく解説してくれます。でも丁寧すぎて100m進むのに20分!いつになったら天守閣までたどり着くのやら~(笑)中間の茶店でちょっと休憩。この茶店は元々は鐘を突く人が住んでいた場所だったそうです。 さすがベテランガイドさん勉強になりますね~。木の橋と石垣がいい雰囲気を出しています。この石垣の右側は越前衆の仕事だと解説してくれました。ここでも歴史秘話。この石垣を作らせた越前藩主、結城秀康は完成の祝いの宴に参加した時に毒を盛られて体調を崩し、越前に戻ってから急死した。暗殺の首謀者は徳川秀忠であるとの説があるそうです。嘘か真実かはわかりませんが秀忠が目の上のたんこぶを暗殺なんて説得力あります。天守閣を目前にして、ゆるキャラブームの火付け役、ひこにゃん登場~イベントの時間帯が合わないので見られないと思っていましたがイベント終了後、城門の上の廊下を歩いて戻っていくタイミングに間に合いました。一時期のブームは去りましたが、さすが元チャンピオン今でも人気がありますね驚いたのがひこにゃんには付き添う人がいなくて一人で狭くて天井の低い階段をカブトの長いツノをぶつけながら戻っていきました(笑)階段を登るときも観客の子供から「ひこにゃん、危ない!~気を付けて」と言われていました。 確かに危なっかったです(笑)駐車場から1時間かけて、やっと天守閣に到着しました。バスの中でお酒を飲んでいたらここにたどり着くまでに半数以上脱落していたと思います(笑)ここでも彦根城にかんする情報。 彦根城は豊臣との戦に備えて急遽建てる必要があったため大津城から天守など近隣の様々な城から移築したり材料をリサイクルして建てられたそうです。長浜城や安土城の材料も使われていて今でも現存しているそうです。この石垣にも信長、秀吉の居城の材料が使われているのかと思うと感慨深いです。天守閣は正面から見るより斜めの方向から見るのがおすすめです。と言われて撮った1枚です。 確かにこの角度が一番です!天守閣からみた琵琶湖湖畔の風景です。写真中央の白い鉛筆みたいなホテルの近辺が、毎年行われる鳥人間コンテストの会場になるそうです。今年もテレビで見ましたが熱い戦いで感動しましたね。暴れん坊将軍でも使われたという庭、そういえばなんとなく覚えているような気がします。お庭板の忍者が出てきそう。この庭の建物はホテルになっていて一般人も宿泊もできるそうです。さすがに古くてあまり快適ではないとの事です。他にもいろいろな細かい情報を教えてもらいましたが、とても覚えきれません~。でも、ガイドさんがいなかったら30分ぐらいでささっと見て終わりで何にも記憶に残らなかったと思います。 ありがとうございました。お土産です。ひこにゃんのぬいぐるみと、なにかと噂のサラダパン(笑)コッペパンにマヨネーズと「たくあん」がはさんであるのですがどんな味なのか楽しみで買ってきましたが・・・期待を上回ることも下回ることもない想像通りの味でした(笑)