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カテゴリ:チビ
2月18日の昨日はここ造4歳の誕生日。
平日ど真ん中で権造も仕事だったので、誕生日パーティは今日19日にやる事にしていた。 誕生日当日に親の勝手な都合でパーティをせずに他の日にずらすのは多いんだが、それでは当日のチビが不憫だと毎回先生がバースデーハットを作ってチビに1日中かぶせてくれる。 このまま過ごすので学校中の上級生やら先生やらがすれ違うたびに必ずハッピーバースデーの言葉をかけてくれてコレだけでチビは天にも昇る思いをするらしい。 仕事の空き時間があれば一旦帰宅してパーティ準備をしようと甘い考えだったのだが、もちろんそんな都合のいい話があるわけも無く。 なので昨夜は恒例の母さんが夜なべをしてグディーバッグの袋詰め作業に没頭。 本日は朝からぶっ飛ばしの1日であった。 チビを学校に落とした時にここ造パーティ用グッズを全部教室に放り込み、一旦家に戻りコーヒーがぶ飲みしてケーキを取りに行く。 ここ造が熱望していたケーキはスポンジボブ。よってテーブルクロスからグディーバッグの中身まで全部スポンジボブ。リクエストされたのは平らな1段ケーキではなくかなり高さのあるもの。 あれだけ!!運びやすいように小さい箱に入れて注文時の写真では上に乗っかっていた飾りは乗せないでくれと念を押したにもかかわらず、ケーキ底面の倍の面積ほどのデカイ箱に飾りつけは完璧に配置。。。 外すとぐちゃぐちゃになりそうだったのでため息をつきながらソロソロと車に運び、前後のシートを動かしてかなり苦労してぴったりなスペースを作り走行中滑ってグチャってことにならないようにキッチリ入れて、遅すぎてポリスに停められそうな速度でトロトロ学校に到着。 コレがそのスポンジボブケーキ。 相変らずのスゴく見事な配色のケーキである。右上のパイナップル型のがスポンジボブの家。中にケーキの上に乗っかってるスポンジボブ人形を入れて遊べる。←要はコレが欲しかっただけのここ造。 テーブルクロスも皿もナプキンもスポンジボブだらけ。かなり目がチカチカする感じで。 みんなに囲まれてハッピーバースデーを歌ってもらい、意気揚々と蝋燭も吹き消し、ケーキとお菓子とジュースだけのスナックパーティだったんだが、ここ造は嬉しそうだった。途中でもも造の先生がもも造を送り込んでくれたのでもも造もしばらく一緒にパーティに参加。同じ学校内の姉妹兄弟の誕生会にはこうやって授業を抜け出させてくれるのも非常にありがたい。 チビらが顔中ケーキだらけにして没頭しているうちになんとクラスの2人の先生からこっそりプレゼント。普通、プレゼントは貰ってもあげない立場の先生達。他の子供にみつかるとダメだから、とご丁寧に包みをスーパーの袋で隠して渡してくれた。家に帰ってから見てみると両先生とも服であった。1人はここ造のフェバリットカラーのピンクにデカデカとピースマーク入りのレトロな花柄のTシャツ。おお~!!コレで黒とかだったら確実に権造も欲しい!という一品。もう1人からは黒Tに音符マーク入りと原色ストライプのスカート。コレもかなり権造のストライクゾーン。両先生とも、『違う趣味だとゴンゾウは着せてくれないだろうからゴンゾウの趣味で選んだ。』と言っていたがサンキューーーー!! 早速明日着せて行こうと思ってたんだが、もちろん帰宅後はここ造のコスプレショーとなり、貰ったTシャツとスカートを着てヤバイ人バリに喜びを表現。その後脱げ脱げというと泣いて抵抗しそのまま外でドロ遊びしてドロドロに。。。ただ今いきなり洗濯中である。 今日は他にも大きなイベントが一つ。 幼稚園年長組から2年生までのチビのフィールドデーである。コレは運動会みたいなものなのだが、競争するというよりは一緒に遊ぶという感じ。去年は見逃したのでここ造パーティ後にもも造の所へ行ってみた。 クリスチャンスクールでこれでいいのか?と思うような音楽ガンガンで、チビも偉そうにオ~イェイ~、ア~ハ~~とかいいながらすでにノリノリである。コーチ(体育の先生)の説明によると、バスケのシュート大会、袋に入ってピョンピョン競争、バトンリレー、フラフープ大会、障害物競走、遠投大会、などなど10種目くらい。 学年ごとに色が違うTシャツを着て説明を聞くチビ達。 各種目、学年対抗となっていて、個人では1位だけが後で表彰されるらしい。父兄ボランティアがまたまた一杯居て権造は手伝う事もなさそうなのでカメラマンに専念。 運動能力もチビらによってはかなり差があり、バスケのシュート大会なんかは45秒内にいくつ入るかなんだが、1投目で既にあちゃーーーってチビにはチビに気付かれないように余計に時間をあげたりしている。学年が上がっていくにつれてこういう事もキッチリ厳しくしていくそうだ。 もも造はこの手のコントロールものは苦手中の苦手なんだがな、、と思っていると案の定1分半も時間を貰ったが結局1つも入らず。が、さすが父兄ボランティア。う、、、。何処を誉めるよ?と思う権造をよそに、最後の方なんかスゴク良くなってた!足の踏ん張り方が誰よりも上手だった!ボールから目を離さないのはスゴイ!投げた後の顔が最高にカワイイ!と、絶賛の嵐。いや~即このような言葉の出てくるこの人達はスゴイ。 以前の日記に書いたように、出来ない自分に対してどよよよ~~~んと落ち込みその後ずっと引きずるもも造であるが、この誉め言葉の嵐は嬉しかったようでその後友達に1コも入らなかったじゃ~~んと言われても、でも一杯誉められたよ、と嬉しそうにしていた。 権造も是非この父兄たちに弟子入りして誉め殺しテクを学ばねばならないと思う。 そして袋ピョンピョン競争。 最初の出だしはいいのに途中でダレて、いきなりドンケツ辺りに後退。 手を抜いてるのが見え見えだったので、 『くぉらっ!!モモゾウっ!!手ぇ抜くなっ!!必死で跳んで後5人は抜けっ!!』 権造の叱咤ヤジが飛ぶ。 丁度父兄のキャーキャーワーワーの歓声の合間の静けさの中に響いてしまったこの大音響。 うわっ。。。ヤバっ。。。みなさん、鬼ママだと思ってませんか?? ビビったもも造は必死のダッシュで追い上げ、3位くらいまで浮上した。ドン引きしてたがもも造のごぼう抜きを目の当たりにした父兄の皆さん。家でもそんなに厳しいの?と権造に質問。 え?まあ、ビシっとね、ビシっと。舐められたらイカンです。適当に誤魔化す権造に、はぁ~~、素晴らしいわね、エライわね、とハァ??と思うようなリアクションが返ってきた。どうやら親というものは結局どうやって努力して子育てしようが自分の育て方について不安は絶対になくならないもののようだ。ついさっきは権造が誉め殺しテクに感嘆のため息をついたのに、今はその感嘆の対象が逆に権造にため息をついている。どっちがいいんだかという問題ではなく自分に欠けてるものは全部スゴく映るんだろう。 とにかく暑いなか、チビも父兄も汗まみれでやってたので途中のランチタイムのバーベキューが始まった時に帰る事にした。出来れば最後まで居てあげたかったが前日の夜なべ作業と早朝のドタバタでぐったりだったし雑用もたまっていたので、スマンともも造に断り帰途についた。 4歳になったここ造は相変らずのカワイイっぷりである。 今日の夕飯のときなんかは、もも造に自分の皿とスプーンを渡してはアーンと口をあけて食べさせてもらおうとする。もも造は知らんぷりなんだが、『ももちゃ~~ん。まいば~すで~。ぷり~ず。』誕生日には甘えさせて攻撃。それでも無視のもも造にたまらん位のカワイイ声で『ま~ま。まま~。』とスリスリしている。母性本能攻撃に負けたもも造はしょーがないわね、という感じでニコニコしながらここ造にご飯をあげる始末。。。。 ここ造。いくつになってもその技は忘れるな。生きていく上できっと役に立つときが来る。 言葉が他の子と比べてちょっと遅れており、先月も先生にスピーチセラピーに通わせてはどうかと言われた。 2人目の方が意外にもこの言葉の遅さというのは多いらしい。ま、考えてみればそうなんだろう。何か言いたい事も上手く言えずつっかえているうちに上の子が代わりに言ってしまう。1人目と違って親が付っきりで教えない。などなど理由はたくさん思いつく。 もうすぐ4歳検診があるので、小児科のギンズバーグに相談しようと思ってるんだが、夏休みくらいまで様子を見てもよさそうな気がする。もも造と相談して言葉がおかしかったり分かりづらかったら正しく教えてあげようと今月から始めたので、もうちょっと多目にここ造に気を配るようにしなければ。 もも造はすっかりオネエが板についてきた。 が所詮は小学1年生。疲れて帰ってきた後の宿題なんかはダラダラな時が多く相変らずギャーギャー言いながら今日もなんとか終わったのだが、今日感心した誉め殺し技も改めて見直してみることにする。 とりあえずの課題はバスケだな。隣の家がバスケのゴールを家の前に置いてもうすっかりデカくなった兄ちゃん達が遊んでるんだが今度お願いして時々使わせてもらおう。 一応、今日の日記にバスケ用感嘆誉め言葉は記録しておいたので読み返して使うと共にオリジナル誉め言葉を考えておこう。この時点で何が違ってる気がしないでもないが。。 作造にも電話で報告したんだが、走るのはソコソコ早いが後は、さてドコ誉めようかという感じのもも造の運動神経。こういうのもヨイショしたり吼えたりしながらうまく高めてあげられると本人の自信みたいなものになるんだろう。 そんな1日であった。 ここ造、ハッピーバースデー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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