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カテゴリ:ミニカー
こんにちは~(^O^) 金木犀の香りが漂い、鱗雲がお目見えし、すっかり秋ですね。 運動会、サンマ、柿、秋の名物も目白押しです。 朝晩の冷え込みもきつくなり、そろそろ暖房器具の登場。 火事にはくれぐれもお気を付け下さい。 さて、今回は、街の平和を守る車輛、消防車を取り上げます。 よろしければ、こちらもご参照ください。 では、ご登場ください! ◆Matchbox Superfast MB59(A) Fire Chief Car あれ? ハシゴやポンプは? 一体、このクルマの“装備”は何でしょうか? このミニカーが属するのは、Matchboxシリーズ。 トミカが模範にしたイギリスの老舗ブランドです。 私がこのシリーズをこよなく愛するのには、いくつか理由があります。 その中でも、ミニカーに社会性を反映させていることが挙げられます。 自動車それぞれの存在意義を、子供たちに容易に理解させているように感じることです。 例えば、今回のFire Chief Car 、消防指揮車の存在意義は何でしょうか。 それは、運転席に答えがあります。 Matchboxミニカーもシリーズ合計では、数百種類に及びます。 運転手が乗っているのはほんの少しです。 つまり、運転席にいる人、これがこの消防車の“装備”なのです。 人=頭脳。 この“頭脳”が、他の消防車の装備「ハシゴやポンプや救急器具」に相当します。 ひとたび火事が起こるとします。 ハシゴ車やポンプ車、救急車の素晴らしい活躍は皆さんご存知の通りです。 しかし、火事が大規模であったり、複雑な地形・構造物が対象であったら? 情報を収集し、分析し、行動計画を立て、各車両(部署)に指示する。 しかも早急にです。 この役割がまずは第一になります。 ◆みんなで力を合わせ、難関を乗り越えよう! それは、マッチボックスの故郷イギリスのある特撮ドラマでも見受けられます。 人形劇と特撮が見事にマッチした傑作「サンダーバードThunderbirds」です。 救助信号が宇宙ステーションである5号に入ります。 5号のジョンは、本部のお父さん(トレーシー氏)に伝達。 お父さんは、5人の兄弟に的確に指示を出します。 最初に発進するのが、ロケットである1号。 長男のスコットが乗り込みます。 彼が、まずは現地に赴き、状況を把握。 それから、数々の特殊車両をコンテナに積んだ2号に出動要請します。 モグラが良いのか、潜水艇(4号)が良いのか、現地を観て判断します。 時折、救助が難航することがあります。 そんな時でも、2号(バージル)やアラン、ゴードンの兄弟たちには、ルールがあります。 彼らは、現場の指揮官であるスコットと密接にコミュニケーションを取り続けます。 自己判断をせず、チームで協力しながら難関を乗り越えていきます。 日本では「汗をかく」という言葉が好まれます。 現場で、体を動かして、というのが好きな民族で、私も否定しません。 ところで、良い汗をかくためには、 自分の所属している組織や部署の存在意義が何で、 その中での自分の地位や役割が何で、 自分は、どんな目的に向かって、 自分は、今は何を優先に、 自分は、どんな手段でやれば一番効率的か、などなどが、 チームメンバーに共有されていることが前提ですよね。 特に工場などで各自がバラバラに活動することは、事故につながります。 ハシゴ車が勝手にハシゴをかけたり、 ポンプ車が勝手に化学薬品を放出したり、 救急車が優先度を間違えてけが人を搬送したり、 そんなことになると、現場は大混乱です。 それをうまくまとめるのが、消防指揮車です。 それをミニカー化する。 そんな姿勢に、私はMatchbox(レズニー社)を尊敬するのです。 “そういう役割が社会では大切なのですよ”と、子供は遊びながら知ることが出来ます。 ◆マッチボックス 歴代の消防指揮車 ミニカーは、実車をスケールダウンしたものです。 縮小する過程で、残すべきもの、削除すべきものが出てきます。 それに対して、明確な判断基準を持っている。 哲学を持っている。 それが、Matchboxが根強い人気を誇る理由の一つだと思っています。 ではまた~(^.^)/~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.04 22:58:36
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